表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺がラスボス?  作者: いぬちく


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

47/58

44 ギルド長

カオルさんに回復魔法を使ってもらった。


結論。


うちのお姫様はやはり魔法に関しては天才だった。


〜〜〜

パァァァァ。

柔らかな風と共に身体を優しい光が包み込む。

「どうかしらこれが風の癒しよ。」

「…心地良いですね。」

「…あー。これ…。…ん?……あ。」

「ハル?どうした?」


カオルさんが風の癒しを止める。

「何か掴めたかしら?」

「…うーん。なんか出来そうな気がする。」


マジか。え?本当に?え。うちの子本当に天才?


「ユウキー。こっち来てー。」

呼ばれるままにハルの元へ近づく。

「えーと。さっきの感じだと…。こんな感じかな?…ほい!」

パァァァァ。

先程の風とは違い暖かい温度を感じて光に包まれる。

「これは…マジか。」

「1回使われただけで出来るようになるなんて…。」

トオルさん夫婦も驚いている。

「わーい!出来た!ユウキ!出来たよー!」

「…ハルすげぇな。」


〜〜〜

と簡単にできたのであった。

ん?俺?まーーったく理解出来ず使えるようにはなりませんでしたとさ。


「これでユウキに何かあっても私が助けてあげられるね!」

「そうだな。その分俺はハルが怪我しないように盾とならなきゃな。」

「むー。怪我して欲しい訳じゃないからね!」

「わかってるって。」

ハルと話をしていると。


「そうだ。ユウキ。ギルドが顔を出して欲しいと。ダンジョンの件俺から報告はしておいたが、当事者からも話を聞きたいと。それと可能なら2人の持っている魔源草の残りを少しでもいいから売ってくれないかとの事だ。あの魔石も買い取ってくれるかもだがアレはもっとでかい都市の方が高く売れるかもな。」


「ギルドか。今から行けば午前中で終わるかな。そしたらギルド終わったらどこかでお昼食べて…間違いを散策しようか。」

「そうだね!午後からデートだ!」

おーい。2人の前だから散策って言ったのに…。

まぁ恥ずかしがることでもないんだけどさぁ。

「じゃあ行ってくる。夕飯はここで食べるつもりだから。」

「おう。まぁ他のとこで食べてきてもいいんだぞ?」

「いや、トオルさんの飯が良いよ。」

「いってきまーす!」


二人でギルドへ向かった。


〜〜〜

ギルド到着するといつも通りレナさんが迎えてくれた。

「あ!お待ちしてました!こちらの部屋へどうぞ!今すぐギルド長来ますのでお待ちを!」

ギルド長か。何となくそんな予感はしてたけどやはり上の人出てくるよな。


しばらく待つと扉が開く。

「すまない。待たせてしまったな。ギルド長のジュリアだ。よろしく。」

現れたのは真っ赤な髪色の女性だった。

「…よろしくお願いします。」

「ふふ。どうした?ギルド長が女で驚いたか?」

「…正直驚きました。もっと年配の男性を想像してましたので。」

「ハハハ。正直でよろしい。だが1つ訂正だ。年配ってのは合ってるぞ。私はもう250歳を超えている。…これでわかるか?」

そう言って髪をかきあげて耳を見せてくれる。

その耳は先が尖っていた。

…これは!!

「エルフ…!!」

「そういう事だ。」

おー!ファンタジーと言えばエルフ!

居るのは調べてたので知ってたが会えるとは!

やべー。テンション上がってくる。

「何故か来訪者には人気あるんだよな。…なんでだ?」

「…いや、男の浪漫と言いますか。」

「…ゆーきー?」

「あ、いや何でもないです。」


危ねぇ。ハルの前でデレデレするとか…ん?ハルがなんで怒る…?…やっぱり?


「ハハハ。冗談は置いておこう。あまり時間を取らせるのも申し訳ないからな。でここに来てもらった件だが…」


それからダンジョンでの話をした。

トオルさんが報告した事が間違いないか。

あの扉の事、巨大スケルトンの事、魔源草の事などだ。スケルトンの話の際には魔石も見せて話をした。


「やはり間違いないのか。あのダンジョンにそんな事が起きたのは私も初めてだ。過去の記録にもない。」

「かなりの異常事態だと?」

「ああ。しばらくあのダンジョンは閉鎖して、然るべき調査が必要になるな。…そこでだ。」

「魔源草ですね?後3つ瓶ありますので2瓶であれば売らせてもらいますよ。」

そう言い収納から2瓶取り出す。


「…話が早すぎるだろ?それがどれだけ貴重なものかわかってるのか?」

ジュリアさんに驚かれる。でもなぁ。俺達持ってても使い道よくわからんし。念の為1瓶残せば良くないか?


「カオルさんのように必要な人に行き渡る方が良いかと。あのダンジョンを閉鎖するならなおのこと手に入りにくくなりますよね?2瓶で結構持ちますか?」


「持つも何も通常の状態の魔源草で換算したら10年は持つよ。それぐらいこの光り輝くまで魔力を溜め込んだ魔源草は貴重なんだ。」


そんなに持つのか。もっと瓶いっぱい持っていけばよかったな。


「じゃあ本当にいいんだな?この2瓶買い取らせてもらうぞ。」

「はい。大丈夫です。」

「では買取金を持ってくる。……2人は収納持ちだよな?」

なんで今そこでそれを聞く?

「…はい。それが何か?」

「…すぐにわかる。ちょっと待っててくれ。あ、ギルドカードも貸りていくな。」

そう言いジュリアさんが部屋を出ていく。



…数分後、戻ってきたジュリアさん『達』を見て俺は固まる。

「これが買取金だ。後ギルドカード。今回の依頼はギルドからでは無かったが、スケルトン討伐、魔源草の納品で評価するに値するとなったのでな。ランクアップだ。おめでとう。」


「あ…ランクアップ………え。あ、ランクアップ?」

放心状態の為話が入ってこず、呆然とカードを見る。

そこには…

「…え?Bランク?上がりすぎじゃないですか?」

「いやそのスケルトンがその先程見せてもらった魔石通りならAランク対象以上の魔物だ。下手すればSランク。それぐらい純度の高い魔石だったんだよ。それをたった二人で倒したんだ。それぐらいの評価は当然だ。むしろもっと高くてもいいと思う。この魔源草もな。この量のこの魔力量の物を集められるやつなんていないぞ。金もその為だ。」


そう。俺が放心状態になったのは…

ジュリアさん達5人がかりで持ってきた大量の金貨のせいであった…

え。これいくらあんの?

次回更新5月4日15時を予定しています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ