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俺がラスボス?  作者: いぬちく


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38 ダンジョン

タリスを出て小一時間で魔力のダンジョンへ到着した。

神殿からタリスへの道のりと比べれば散歩みたいな感じだったな。


ダンジョンの入口には特に受付も門番もおらずただ洞窟がそこにあるだけだった。


「ここか…。ハル大丈夫か?怖かったらココに残ってもいいぞ?」

「大丈夫だよ!それにここに1人の方がイヤかな。ユウキと一緒がいい!」

もう…この子は。

絶対に守るからな…。

「わかったよ。じゃあ俺が前でハルが後ろな。とりあえず今日は最深部まで行けなくてもいいと思ってるから。無理はしないで行こう。」

「はーい!」


そして2人でダンジョンの中へと進んでいく。


「なるほど洞窟の中だけど明るいんだな。松明とか必要ない理由は……これか。」

見ると壁に生えている苔が光っている。

ヒカリゴケってやつか。

「なんかジメジメはするねぇ。静かだし。1人だと怖い……かも?」

そう言いながらハルが着いてくる。

「離れないようにな。俺のスピード速すぎたら言ってくれな?」

「うん!ありがとうユウキ!」


そう話ながら進んでいく。

途中出てくる魔物は大して苦労せずに倒していった。

しばらく進むと階段を見つける。


「ここを降りると地下2階か。ここまでは余裕だったな。」

「出てくる魔物も外と変わらないもんね。しかも出てきても一体ずつ。ユウキの敵じゃないね!」

「そうだな。でも魔石はちょっと大きいな。」

そう。ダンジョンで倒した魔物の魔石は外の魔物に比べてサイズが大きかった。

「このダンジョンが魔力のって付くぐらいだからそのせいかもな。このまま地下2階も行っちゃうか。」

「うん。この調子なら余裕余裕!」

「油断はしないようにな。」

そう言って2人で階段を降りていく。

確か階段には魔物は出ないんだったな。


そして地下2階へ着く。

雰囲気は変わらないようだ。


「何か変わるのかなぁ?」

「どうだろうな。進んんてみよう。地図ではここも特に広くはないようだからな。」


地図を見てある程度頭にルートを入れて進んでいく。片手に地図持ちっぱなしって訳にもいかないしな。

地下2階も特に問題なく階段までたどり着いた。

途中の魔物は複数体で出ることもあったがハルのファイヤーアローで瞬殺だった。


「…これは地下3階も行けるか?」

「大丈夫じゃない?まだ1時間位でしょ?1フロア30分なら最後まで行っても片道3時間かからないし。」

「そんな簡単でも無いとは思うが…。ハルは疲れ大丈夫か?魔力とかも。」

「元気でーす!」

元気一杯のハル。俺が心配し過ぎ……か?

「わかった。片道で3時間超えたら戻るか決めよう。とりあえずは先に進んでみようか。」


そう言って階段を降りる。

地下3階は少し様子が変わっていた。

「お。ここから洞窟ってよりは通路みたくなってるんだな。」

壁が先程までの剥き出しの岩では無くブロックが敷き詰められた壁になった。ゲームとかで良くある感じのダンジョンだな。

「なんか雰囲気も変わった?ちょっと…重い?なんだろうこの感覚。」

ハルには何か感じるところがあるのか…?

俺にはあまりその感じがわからない。

となると魔力関係か。

「特に地下3階から何かあるってのはトオルさんも言ってなかったし、この地図とかにも記載は無いな。けどハルの感覚がそうなら気をつけて進もうか。」

「ユウキも…気をつけてね。」


そこから慎重に進んでいく。

地下3階は地図でもこれまでより狭く階段まですぐに到達してしまった。

何故か魔物は一体も現れなかった。


「10分もかからなかったねぇ。魔物も一体も現れなかったし。これってラッキー?」

「うーん。どうなんだろうな。魔物が現れないことがあるって話も聞かなかったし…。」

どうするべきか。聞いていた情報と違いがある。

でも別に悪い方向では無さそうだしなぁ。

時間も余裕がある訳だから行くべきか。

「トオルさんの奥さんの為にも今日魔何とか草手に入れちゃおうよ!」

「魔源草な。まぁ無理はしないつもりだけど、順調ならそれもありだよな。ここまで苦戦することも無いし。5階に現れるスケルトンは炎に弱いって弱点あるし。ってハルはスケルトン大丈夫か?骨だぞ?」

「理科室の骨格標本みたいな?んー。お化け屋敷とか1人でだったら怖いかもだけど…。ユウキ一緒にいてくれるでしょ?なら大丈夫!…だと思う。」


多少は怖がってはいる…ようだな。

まぁそりゃそうだろう。

「よし。じゃあ5階に行けそうなら行ってスケルトンを見るってのを目標にしようか。魔源草をその際に1つでも確保出来ればラッキーぐらいで。もちろん地下4階で何かあればすぐに戻るけども。」

「はーい!」


そうして2人で階段を降り地下4階へ。

「地下3階とあまり変わらず…か。ハル離れないようにな。」

「うん。ちゃんと一緒にいるよー。でもやっぱり重い感じはするー。」

やはり何かを感じてはいるのか。

魔源草自体が魔力感知に引っかかるって言ってたからそれの影響なのか?

感知の感覚については説明しにくいって言ってたしな。


そのまま地下4階を進むも魔物が現れず20分程で階段に辿り着くのであった。

次回更新5月2日本日15時を予定しています。

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