表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺がラスボス?  作者: いぬちく


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

33/59

30 初戦闘

ようやく30話です。

神殿の扉を開けて外に出た。

これがこの世界の初めての外だ。

…空は2回ほど見えたけど


「わぁー。外だぁー!」

「ハル!一人で先に行くなって!」

お前は散歩に行く犬か…。めっちゃ可愛いけど1人になったりするなよ?


「神殿の近くには魔物も出ませんので大丈夫ですよ。ではマリクさん後はよろしくお願い致します。」


「うむ。任されたのぅ。」


「それではユウキ様、ハル様お気をつけて。」


「あぁいってくるよ。」

「いってきまぁす!」


ルーナさんに見送られて3人で神殿から離れていく。


しばらく進んでいくと…

「ここから先が魔物が出る地点だのぅ。あまり心配はしていないが気をつけるようにのぅ。」


ここからが本番か…


「どんな魔物が出るんだ?」


「そうだのぅ。1番多いのは…。お。早速お出ましだのぅ。ブルーウルフだのぅ。」


そこに現れたのは青い毛に覆われた魔物だった。

サイズとしては小型犬ぐらいか…。

ちょっと可愛いな。…アレ倒すのかぁ。


「なんか可愛いね。ちょっと倒すの可哀想。」

ハルも同じようなこと呟いた。


「まぁ気持ちはわからんでもないが、アレも魔物なのだよ。ほれルーナから借りた武器でやってみるのだ。この最初の1戦が今後を考えると重要だからのぅ。」


「わかった。」


神殿を出る前にルーナさんから借りた剣を手に取る。

細身のショートソードと言った所か。

闘気を流しこむとショートソードがうっすらと淡い光を帯びる。


「よし…やってみるか。」

「ユウキー!頑張れー!」


ハルの応援はなんて言うか力が漲るな。


剣を持ってブルーウルフに近づいて行く。

ブルーウルフが低く唸りこちらを威嚇している。

次の瞬間地面を蹴り飛びかかってきた。

鋭い牙がこちらを狙う


「っ、このっ!」


俺は横に身を翻し噛みつきを躱し、剣を振り下ろしブルーウルフへ切りつける!

ザシュッ!

闘気で強化した事で威力が高まったのか、

大した手応えも無くブルーウルフが真っ二つになる。

そのまま空中でブルーウルフは光になって消えた。


「ふぅ。意外とあっさりだな。そして魔物は倒すと光になるのか。」


「初めてでそんなにあっさり倒すのもおかしいのだがのぅ。魔物は魔力生命体だからのぅ。倒すと魔力に戻って消えるわけだのぅ。」


なるほど。それは良かった。

血しぶきとか内蔵が飛び散るとかそういったことが無いのは正直安心だ。


「ほれ。魔石も出ておるのぅ。これが魔石だのぅ。」


そう言ってマリクさんが手渡してくる。

渡してきたのは2センチぐらいの小さなもの。


「これが魔石か。思ったより小さいんだな。」

「まぁ魔石の大きさが魔物の強さに直結してるからのぅ。」


つまり強い魔物程魔石が大きいと言うことか。


「さてこの調子で戦闘訓練と行こうかのぅ。次はハルちゃんの番かのぅ。」


「はーい!私もやるー!ユウキカッコよかったよ!でも怪我しないか心配だったよぅ。」


ハルの前でカッコつけられたのは良かった。

心配してくれるのも素直に嬉しいよな。


「ハルは無理して戦わなくてもいいんじゃないか?戦うのは俺がすれば…。」


俺は破滅させるモノだしな。そういう壊すとか倒すとか物騒な事は俺でいい。ハルが無理して戦う必要なんて無いはずだ。


「ダメ!ユウキだけ危ない目にあうとかイヤ!…私はユウキと一緒に居たいの。だから危険な事も、楽しい事も全部一緒だよ!」


「ハル…。」


この子は本当に…なんて言うか。

そんな事言われたら俺勘違いしちゃうよ?


「わかったよ。でも無理だけはしないでくれよ?俺が無傷でハルが傷つくなんて耐えられない。」


「ユウキ…。うん!傷つく時も一緒だね!!」


いやそれは一緒でなくて良いのではないか??


「お互いできるだけ傷つかないようにしような。」


「アハハ!そうだね!傷つかないのが1番だね!」


「あぁ。そしてハルが危険な目に逢いそうになったら俺が必ず守ってみせるよ。」


「ユウキ…。私もユウキのこと助けられるようにするよ…だから…だから!二人でこの先もいようね!」


ハルが照れながら俺の手をそっと取ってきた。

自然と指が絡まる感触が、胸の奥をくすぐる。

……めっちゃ嬉しいじゃないか。


「…今はワシもおるのだがのぅ。そろそろ2人だけの世界から戻ってきてくれぬかのぅ。」


あ。マリクさんのこと忘れてた。


慌てて手を離し2人とも離れる。

ハルの頬も少し赤くなっていた。



「さ、さぁ次は私だよ!!魔物さーん出ておいでー。」


照れているのを誤魔化すように元気よくハルが言う。

照れてるハル…アリだな。アリだ。

しかし魔物に出てこいとか言うと…

こういうのってフラグを立てる…だよな。


すると遠くから遠吠えが聞こえてくる。

続けてこちらに向かってくる影が複数。


…ほら見ろ。いっぱい来ちゃったじゃないか。

1…2…3…4匹か。


「ハル!大丈夫か!俺も一緒に!」


ハルを守ろうと慌てて駆け寄ろうとしたその時…


「…ファイヤーアロー!!!」

力強い言葉と共に大量の炎の矢が放たれたのであった。

30話目にしてようやく外に出て初戦闘!

戦闘の描写難しい!

引きこもり脱却です!


いつも見ていただきありがとうございます。

まだまだ拙い文章で申し訳ありません。

もし少しでも面白いかも!と思っていただけたら、

星1つでも構いませんので評価して頂けますとより一層頑張ります。何卒よろしくお願い致します。


次回更新は29日18時を予定しております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ