第24話『同系祖孫の晩酌』
個人的航海日誌、同系漂流三十八日目、同系世界五月十八日。秋庭典子三曹。
本日は私たち同系漂流者が元の世界に戻るための計画書を、同系日本に提出するため本土上陸をした。
本来下士官である私は同伴しないのだけれど、今のところ会うことのできる同系存在は私だけと言うことで、話を聞きたいと言うことで同伴することになった。
戦後日本政府によれば名簿をもとに同系親族は次々と判明しているらしいけど、親族と合わせて会えるのが私とお爺ちゃんしかいないみたい。
親や祖父が自衛隊に入隊していて、しかも自分も入隊している確率なんてかなり低いと思う。
しかも一九八七年から分岐してるから、転後と戦後で就職するところも違ってる。だから私やお爺ちゃんのケースは本当にレアだと思う。
だから厚労省の人たちも、医学的にこの世界の人と比べることはもう必要なくて、ただ話は聞きたかっただけ。
その話もほとんどが気持ちに関してのことだった。
いずれ遺伝子的には同じじゃない私が生まれるかもしれないことにどう感じるかとか。
ひょっとしたらお父さんとお母さんが結婚しないで、違うお母さんから生まれる『典子』がいるかもしれないとなったらどう思うのかとか。
すでに死んでいるおじいちゃんと会ったときに何を感じたのか。
そうした、世界線が違う中で生まれ、そして交わったからこそ抱いた感情を色々と聞かされた。
正直、あまり実感することはなかったりする。
私は私だし、ちゃんとお父さんとお母さんに育てられて、反対はされたけど最後には頑張って来いって背中を押されて計画に参加した。
この世界の人たちにとってはこの世界が唯一だから、よそから来た私たちのことを変な目線で見てしまうけど、それはこっちも同じだ。
本当のお爺ちゃんはユーストル有事で死んじゃったけど、お父さんからこんな人だったって写真やビデオと一緒に見せてもらってた。
そりゃ混同してるところはあるし、刷り込んじゃったからこの世界のお爺ちゃんのことをお爺ちゃんと呼んでるけど、別人だってのは分かってる。
だから、あっちとこっちを重ねて色々聞かれても、あまり思うところがなかった。
いや、一つだけあった。元の世界じゃ会うことのできないお爺ちゃんに会えたのはうれしい。私が生まれる何十年も前に亡くなって話したこともなかったから。
同系関係で思うところがあるとすればそれくらいかな。
あとは無事に元のフィリアか転後地球に行けるかになる。
さすがに十年後に帰るとなると地球よりはフィリアの方にしたい。だって十年後になれば三十三歳。元の計画なら三年で戻ってくるからまだいいが、三十三になると今後の人生設計に影響が出る。
結婚だってしたいし子供も欲しい。
とは言え、この世界で生きるには物足りなさもあるし、よそ者と言う前提がその考えを邪魔する。
お父さんやお母さんに永遠に会えないのも嫌だ。
そうした話は厚労省の人たちにはしてはいないけど、思いはあるからこの日誌に書く。
星と星を繋ぐ壮大な使命と覚悟を持って派遣隊を志願したけど、やっぱり元の世界には帰りたい。
そのためにも、自分と隊の存続を考えて仕事をする。
きっと、わめくより仕事をする方が時短に繋がるから。
そうそう、これを書くのを忘れてた。
時期的にユーストル有事が起きていた頃の東京を見た。私の時代では地上も空も乗り物であふれていて空が狭かったけど、レヴィロン機関の無いこの世界では空は広く見えた。
ビルが立ち並んでいて地上からだと狭いけど、それでも元の世界よりは広がった。それにテレビで見るビフォーアフターをリアルで見られるなんてすごい新鮮。
さすがに五十年ぐらいじゃ建物の特徴は変わらないけどね。でも向こうじゃ火山や地震活動がほとんどないから耐震基準は引き下げられたって聞いたことがある。
ひょっとしたら滞在中に地震を経験するかもしれない。
いや、でもないほうがいいか。
今日はこんなところかな。また明日も頑張りましょ。
それじゃ、明日の私、よろしくね。
義務ではなく推奨であるが、派遣隊の隊員は日誌を書くことになっている。
これは歴史上でも例のない恒星間移動をした、隊員自身が感情を言語化することによる心理的負担の軽減を見込んでの作業だ。
日誌と言うよりは日記で、書く書かないは各々に委ねられる。
典子は元から日記をつける生活をしていたため、その延長線上だった。
今日何が起きたのかを綴り、そのことへの気持ちを書き留め、その先に思いを寄せる。
ありふれた日記の付け方で、転移初日からNichiに書き込んではエミエストロンにアップロードしていた。
もちろんプライベート用アカウントに保存するので他者が覗き見することは出来ない。
「んー」
アップロードし終えた典子は背伸びをした。
場所は市ヶ谷会館にあるホテルの一室。時間は午後八時を回り、窓の外は夜間の市ヶ谷を映している。
地上を走る車はあれど、空を移動する明かりはない。日本の中枢ともあって帰る人もいればまだ庁舎に明かりが灯るところもある。
政策に有事に、即対応できるように休まることがないのは転後も戦後も変わらない。
むしろ、エミエストロンのような強力な支援システムが発展途上の時代では尚のことだろう。
おもむろにテレビを点けてみると、当然ながら知りもしないタレントが出演をしているバラエティ番組が放映されていた。
「……年齢的に私の世界でもいるのよね」
テレビに映るのは四十代から五十代のタレントやキャスター。一九八七年から分岐したのならば、典子の世界でも同系ではなく同一人物として生きている可能性がある。
レヴィアン問題で事件事故自殺と亡くなった人は万単位でいたから、ひょっとしたらその中にこのテレビに出演している人もいたかもしれない。
同系祖父である一輝が分かりやすい。
元の世界ではすでに亡くなっているのに、同じホテルにいる矛盾。
同じ名前で、同じ父親になるはずなのに、遺伝子的には別人である子供時代の父。
おそらく違う女性と結婚して生まれるかもしれない別の典子。
同じ日本なのに違う日本。
転移当初はそうなのか程度の認識だったが、こうして本土に上陸して、国土転移をしなかった日本を見ていると違和感を強く抱く。
うす気味悪いと表現でもすればいいのだろう。
ある意味この世界が人類史にとって正史であるべきなのだが、典子にとっては国土転移と言う超常現象が起きた世界が正史であるがため、そのギャップをなかなか受け入れられなかった。
「〝かが〟に戻りたい」
典子たちにとって、天自艦隊が唯一自分たちの世界を感じられる場所だ。
雰囲気や空気があの艦の中にはある。
しかしここはそれがない。自分がいていいのかとつい問答してしまう。
「実際体験するとこんな感じなのね」
創作物で主人公が異世界に行く話はある。さっさと受け入れることもあれば、ここに自分はいていいのかと悩むこともある。
「ちゃんと地球に行ってもこんな感じなのかな。よそ者……」
不慮の事故で戦後地球に来てしまったが、転後地球に転移してもよそ者意識を持ってしまうのだろうか。
「……お父さんお母さん、心配してるかな」
転移現象はゲートを構築しなければ一方通行だが、転後日本から転後地球に対して瞬間的な観測は出来る。典子たちが活動していることは写真のように、その瞬間の状況を転後日本から知ることが出来るから、転移失敗も知っているはずだ。
もしかしたら同系世界を見ることが出来ているのかもしれないが、それならばその旨の情報を送ってきている。それがないと言うことは向こうでもロスとしていると見ていい。
なにせ持ち込んだエミエストロンで六年も掛かる試算だ。本国が一ヶ月程度で見つかるとは思えないし、見つかればそのデータを送ってより短期で帰ることが出来る。
ないと言うことはそう言うことだ。
きっと大々的に転移失敗と報じて騒動となり、父と母をはじめとした親族は心配しているだろう。参加を反対していた父はそれ見たことかと思うかもしれない。思ってほしくはないが。
そうホームシックに近い感慨に耽っていると、ノックの音が部屋に響いた。
瞬時に典子は意識を切り替える。
自室のある宿泊艦〝みずほ〟だったら訪問客は同僚だからあまり警戒しないが、ここは同系日本の宿泊施設だ。訪れる人は限られる。
自分が特殊な立場であることを理解しているから、予定外の訪問に警戒した。
当然ながら自衛目的であっても武器の類は持ち込めず、レフォの範囲外だからNichiに搭載されているコクーンも起動できない。
それでもここは日本で東京のど真ん中だ。
いくら自分たちが特殊で稀有な存在であっても危害を加える可能性は0ではなくても限りなく低い。
そう自分に数秒で言い聞かせ、しかしすぐに後退できるよう重心を後ろに意識しながらドアへと向かい、のぞき穴を覗いた。
「……お爺ちゃん?」
のぞき穴の奥にいたのは無地のTシャツに長ズボンといった私服姿の同系祖父の秋庭一輝だった。
その右手にはビニール袋を携えている。
「……」
典子は念のため、チェーンロックをかけてドアノブを回した。
「はい」
「こんばんは。夜分にごめんね」
日中の時とは違う、家族に接するかのような優しい声色で、秋庭は手に持つビニール袋を持ち上げて典子に見せた。
「晩酌用の飲み物とかつまみとか買ってきたけど、飲む?」
「え、あ、はい。いえ、いいんですか?」
「今日はもうすることないでしょ? 今日一日気疲れしただろうからリフレッシュでもと思ってさ。ちなみに代表から許可はもらってる」
「晩酌ですか。でも、その……大丈夫ですかね。女性の部屋に男性が入るのは……誤解を招きません?」
「一応は親族なんだから手を出すほど腐っちゃいないさ。なんなら録音してればスキャンダルされても言い返せるしな」
さすがにそうした問題が起きるとは典子も思わなかった。
海上自衛隊の二佐と言う高官を務め、家庭を持って十歳の息子もいる。その中で同系孫に手を出すとあまりにも被害が大きい。
この一ヶ月で秋庭の性格は分かっているため、典子はほんの一瞬考えてドアを一度締めてチェーンロックを外した。
「どうぞ」
「ありがと。あ、ちなみに部屋見て大丈夫?」
「大丈夫です。見られて困る物は出てませんし、家族に見られるのは平気ですので」
「そっか」
秋庭を部屋に案内すると、ビニール袋を机の上に置いた。
「それで、晩酌ですけど急にどうしたんです?」
「ん? いやね、昼間の官邸のあとからなんか暗い表情してたから、気疲れしたかなと思ってさ。上陸班はみんな幹部で男性ばかりだし、同期や同性がいないと精神的に寂しいだろ? だからせめて祖父役として気を紛らわせられればと思ってね」
「私、そんな気落ちしてました?」
「和人がいたずらして怒られた時と同じ顔をしてた。遺伝子は違っても血筋は似てるってことだ。余計なお世話だろうが、まあ付き合え。どうせこの時代のテレビを見ても面白くないだろ?」
「お見通しですか。正直することはなくて寝るくらいしかすることなかったですし、色々とネガティブな考えばかりしてました」
「そういう時は酒飲んで忘れるのが一番だ。酒は飲める?」
「チューハイくらいは飲めます」
「よかった。一応買っておいたんだ」
ガサゴソとビニール袋の中に手を入れて漁ると、チューハイやビールを始めとした六本ほどの缶の酒と総菜を取り出して机に置いた。
「ありがとうございます。いただきます」
「典子ちゃん、今ここには自衛官としてじゃなくて一応の祖父としているんだ。家族と思って砕けて話していいよ」
「……分かった」
秋庭も缶ビールを手にしてプルタブを開けてプシュッと音を鳴らす。典子も受け取ったチューハイのプルタブを開けた。
「それじゃ乾杯」
「乾杯」
カン、と缶同士を当て合い、一口口に含んだ。
桃味だ。
「ふぃー、久しぶりの酒だ」
「お爺ちゃんはお酒は飲まないの? ウチの艦長も飲んでるときあるけど」
非番で、次の職務までに十分な時間があれば、許可を得て少量ならば飲むことが許されている。天上自衛隊は海上自衛隊と航空自衛隊の統合した自衛隊だが、引き継いでいるから戦後日本でも同じなはずだ。
「通常勤務時は同じでも、君たちが転移してきてからは半ば有事扱いだから、不測の事態に備えて飲まないようにしてたんだ。さすがに今日はいいだろって判断」
考えてみれば納得できる。いきなり存在しない艦隊が現れてその対応に秋庭が艦長の〝てるづき〟が出港した。何が起きるのか分からないのに、酒類なんて飲めるはずがない。
「ごめんなさい。私たちが来たばかりに」
「わざと来たわけじゃないからいいさ」
「でもそのせいでこの世界にない技術を持ち込んじゃったし」
「まあフィクション顔負けの事に当事者として関われるのは、ある意味幸運と言えるよ。まずないぜ。別世界から別の日本人が異星の技術を携えてやってくるなんて。そっちだって、異星に日本列島が丸ごと転移するなんてすごいことやってるし。どっちもどっちさ」
「お爺ちゃんは強いね。ある意味異星人を前にしてるのに」
「半異星人で孫相当って、まあなんだそりゃとはなるけど、通じない相手じゃない。それだけで十分さ。話が通じない奴の方が怖いよ」
「それは分かる。実際、私たちの方でも羽熊博士がすぐにマルターニ語を翻訳してくれたから、イルリハラン人との意思疎通がすぐにできたって話だし」
「羽熊博士か。あまりこっちでは話題にならないんだよな。年齢的に同一人物でいるはずなんだけど」
羽熊博士は国土転移した当初、早期に異星語であるマルターニ語を理解して翻訳してくれたことで、隣国であるイルリハラン王国とコミュニケーションが取れて国家存続に繋がった。
さらに有事の際には適解を導いてくれたこともあり、ある意味転後日本で一番有名な人だ。
しかし、この世界では一般人であるため、転後世界でどのような活躍をしたのかを伝えることはできても、こちら側の羽熊博士をむやみに接触させるわけにはいかなかった。
「そちらの日本政府は博士を調べてないの?」
「調べてるだろうけど民間人だから、個人情報ともあって公にできないんだろ。ネットでも騒がれてないし」
「そっか。もしかしたら助力願えたかもしれなかったけど」
「けどその羽熊博士が活躍したのは対異星政策に関してだろ? 君らと接触して何かなるのか?」
「あー、あまりないかも」
羽熊博士が活躍したのはマルターニ語を翻訳してコミュニケーションを円滑化し、異星問題に解決案を出して窮地を救った。
今回は日本人同士だから、協力を仰いでも協力できる場面がない。
「それに、向こうで活躍したからってここでも活動させるのは押し付けだから、責任問題ともなって協力を求めるのは無理だろうな」
「それじゃ若井元総理は? あの人も同一人物だし、国会議員だからいいと思うけど」
「若井元総理……父親が官房長官だった若井なら、今はもう国会議員してないんじゃなかったかな」
「え、そうなの?」
秋庭はそう言ってはスマホを取り出して調べ始めた。
若井元総理が国会議員ではない。ユーストル有事で総理代理として初の防衛出動を発令し、終結後には総理代理の任を終えた。その後、今度は正式に総理となって日本の発展に努めた、歴史に残る政治家だ。
それがこの世界ではもう議員ですらない。その事実に典子は衝撃を覚えた。
「ああやっぱり。新型感染症が原因で重度の後遺症を起こして議員辞職してる」
「……そう」
「今さっきも言ったけど、転後世界じゃ活躍してもこの世界でも活躍できるとは限らない。向こうで死んだ俺がこうして活動してるんだから、この世界の人間でやるしかないんだよ」
「そうだね」
「話が逸れたけど、価値観に違いはあっても同じ日本人同士なんだ。山ほど問題はあっても進めないわけじゃない。気楽とは言えなくても気負いすぎることはないさ。そういうのは上の仕事だ」
秋庭は缶ビールを一気に飲み干した。
「ふぅ……典子ちゃんは色々とため込むタイプと見たから、たまには発散したほうがいい。俺がいつまで天自艦隊に寄り添えるかは知らないけど、いる間は相手するからさ」
「一応してるんですけどね。宿泊艦には色々と娯楽施設があるから」
「宿泊艦行ったことないけど、やっぱりクルーズ船なの?」
「宿泊艦は護衛艦とは言えないけど自衛艦には属してる。中身は八割クルーズ船かな」
「てことは別で作ったクルーズ船を改造した?」
「ううん。新規製造。二割のために作ったの。二割が何かはお爺ちゃんでもいえないけど」
「そうか。しかし恒星間転移で十隻の自衛艦か。予算にしても兆を超えるだろうに、景気良いんだな」
「らしいね。異地特需で第二次高度経済成長期を迎えて一気に市場が活発化したらしいから」
「羨ましいな。いや、その分めちゃくちゃがんばったからだろうけど。少しは分けてほしい……って分けてもらうのか」
転後技術を受け取り、自国に取り入れれば発展は間違いない。転後日本ほどではないだろうけど、発展は期待できる。
「そこはお爺ちゃんたちががんばってね」
「がんばるよ」
「ふふ……」
「……ようやく笑ったな」
言われて気づいた。
「いやでも十年は掛かるでかい計画だから、今から気ぃ張ってないで適度に楽にやってきゃいい。そのために宿泊艦も来てるんだからさ」
「うん」
「そいじゃ一缶飲み干したし戻るとするか。チューハイは置いとくよ。問題ないときに飲みな」
「ありがと」
さすがに飲むのは一缶までだ。秋庭は袋からもう一缶のチューハイを置いて立ち上がった。
「お爺ちゃん、ありがとう。話し相手になってくれて」
「これくらいなんてことないよ。逆に明日からは他の国も動くだろうし、君のこと報道で撮られてるから何かあるかもしれない」
「私ですか? 下士官だよ?」
「だからこそ、ってのもある」
地位が低いからこそ断り切れずに対応や判断を迫られる場合がある、と言うことだろうか。
「一人になることはないだろうけど、外では気を付けるように」
「むしろ一人になれるの?」
「まあ無理だな。けどもしもの時は割り込むから安心しな。俺じゃなくても代表部や幕僚部も動くだろうし」
「その時はよろしく」
「ん。それじゃお休み。ゆっくり休みな」
「おやすみなさい」
と、秋庭は典子の頭を、子供にするかのように撫でて踵を返し、部屋を出ていった。
鍵を閉め、チェーンロックを掛けて部屋へと戻り、ベッドに腰掛けた。
「……少し楽になったかな」
ベッドに腰掛けて今の気持ちを思い返すと、秋庭が来る前と比べて楽になった気がする。
同系祖父だからかは分からないが、もし代表や幕僚部の方々と話をしても、こうは気は休まらなかっただろう。
そうした意味では秋庭だから出来たことと言えよう。
「ありがと、お爺ちゃん」
一言典子は礼を言って、少し早いが寝る準備を始めた。




