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夢幻戦隊MSガールズ  作者: 硫化鉄
第八話 「どきっ☆女だらけの水泳大会♪・後編」

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シーン6 @現世界某所

 狐仙シスターズは目的地に到着し、作戦を開始しようとしていた。

 ……そして、少し離れたところにジニーが身を隠している。


「さぁて、サルの手下はどんな奴らなんですかね……。

 アラジン様からの報告書の書式を頂いたけど……本当にこれ調べるんでしょうか……??

 ……あ、来たっ!」


 ジニーの視線の先で、狐仙シスターズは大きな給水塔の陰から姿を現した。


「さぁてお前達、始めるよ!」

「始めるよ~」


 仙狸が手を上げてはしゃいでいるのを見て、ジニーは報告用に預かったメモ帳を取り出した。


「あれがリーダー格の狐仙……。

 あれ? 結構データが書き込んである……。

 あれと比較して、後の二人を書けばいいんですね……」


 ジニーが狐仙シスターズに視線を戻すと、黄仙が狐仙に水筒を手渡していた。


「はい姐様、これにウンディーネが」

「……ん」


 ジニーはその黄仙の姿に衝撃を受け、慌ててその衝撃を書き込む。


「あれはナンバー2の黄仙……。イタチの妖怪ですね。

 狐仙より身長は高くて……。

 細っ! なのに胸でかっ!

 ……そ、相当手強そうですね……」


 その時突然、仙狸がきょろきょろとあたりを見回した。


「ねえねえキツ姐タチ姐~、さっきから何かブツブツ聞こえない~?」


 ジニーは手帳に目を落とし、仙狸の情報を書き込んでいく。


「で、あれが三人目、仙狸……タヌキの妖怪ですね。

 背が低めでぽっちゃり系……だけど……」

「はい、つーかまーえた」


 狐仙の声と共に、ジニーの身体が浮き上がった。


「あっ……! しまった!」


 後ろの襟をひょいと摘んで持ち上げ、狐仙はニヤニヤと笑う。


「おやおやこれはアラジンさんとこのガキんちょじゃないか。

 味方のくせにあたし達を偵察かい?

 どーゆうことか、きっちり説明してもらおうかねぇ……?」


 ジニーの身体を目の前に持ち上げ、その顔を間近にじろじろと眺める。お互いの鼻がぶつかりそうな至近距離だ。

 ジニーは至近距離で見る狐仙の妖艶な顔に気圧されて視線をそらす。


「そ、それは……」


 ジニーは言いよどむが、仙狸は目ざとく、ジニーがその手に持っているメモ帳を発見した。


「あーーー! この子、変なメモ帳持ってるーーー!」


 仙狸はジニーの手から、さっとメモ帳を抜き取ってしまう。

 ジニーは青ざめた。


――どうしよう……。見つかっちゃった……!――

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