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夢幻戦隊MSガールズ  作者: 硫化鉄
第八話 「どきっ☆女だらけの水泳大会♪・後編」

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シーン4 もう一度生徒指導室。

 水上は街の地図を閉じて、顔を上げた。


「問題は……水を押さえられたら我々の生活は破綻すると言うことだ。

 そして、ライフラインとして生活の隅々まで、行き渡っている水。

 敵はどこからでも攻撃を開始出来るというわけだ」


 水上の声には緊張が滲んでいる。

 智恵は真剣な表情で水上の顔を見返した。


「いつどこから来るかわからない……そう言う事ね」


「まぁ、ある程度敵の作戦を予測することは可能だがな」


 口を挟んだホーキングにカチンと来た智恵が噛みつく。


「てきとーな事言わないでよ! 敵はどこからでも自由に……」

「だからだ!」


 ホーキングは強い口調で智恵を黙らせると、その意味を説明した。


「選択肢の幅が広ければ広いほど、より効率の良い選択肢を選ぼうとするもんだ。

 幅がせまけりゃどの条件を妥協するかの選択もしなきゃなんねえが、これほど自由なら、全て妥協したくなくなるだろうからな」


「なるほど……。つまり、敵の目的を把握すれば、動きを予測することは逆に容易になる、と……」


 理に適ったホーキングの分析に、ウォルフは深くうなずいた。


「つまりは、敵の目的を正確に予測する必要がある、と言うわけか」

「そうですね、まずはそこから……」


 水上と智恵の関心が今後の推移に移っていく中、美佳はぽつりとつぶやいた。


「あかりちゃん……だいじょうぶかなぁ……」

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