表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢幻戦隊MSガールズ  作者: 硫化鉄
第八話 「どきっ☆女だらけの水泳大会♪・後編」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
75/86

シーン1 @常世の国

 神託の間は、閑散としていた。というより、がらんとしていた。正確に言えば、卑弥呼しかいなかった。

 祭壇の前でただ一人、ぽつんと立っていた。

 座ろうか立っていようか考えるくらいしか、やる事はなかった。

 今現世界へ出撃しているのは、悟空の配下の者だけのはずだ。なのにどうして……。


「誰も帰って来ぬなぁ……。

 悟空は作戦中としても……アラジンはどこにおるのだ……?

 いつも我は一人で留守番か……。ふぅ」


 小さくため息をつく。

 卑弥呼は寂しかったのかも知れない。誰もいない神託の間は広すぎた。

 壁に1メートル間隔でつけられている松明は静かに燃えている。

 卑弥呼は傍らに置いてある椅子に目を落とした。木製の小さな丸椅子。

 意を決して丸椅子に腰を下ろし、卑弥呼はぼやく。


「女だらけの水泳大会に、何故我だけ参加できぬのだ……!

 もぉ……っ!」


 そう言って卑弥呼は立ち上がった。やっぱり固い丸椅子は、お尻が痛かったのだ。

 立ち上がった卑弥呼が右手でお尻を払った時。


 ゴウン……ゴウン……ゴウン……。


 地の底から響く地鳴りのような、どこかで金属が軋むような、大瀑布から轟く瀑音のような轟音が、神託の間を満たした。

 その音を聞いた卑弥呼は雷に打たれたように硬直する。

 そして。

 卑弥呼の表情がぱっと輝いた。


「はっ……! やっぱり……この、お声は……っ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ