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異能学園  作者: 水田秋
第二章
57/66

57話気合い根性それこそ最強

学園内部、生徒会会議室。


「生徒会長!!学園島内上空に謎のワープゲート出現と共に、大量の理力消失が確認!!異能犯罪集団かと……」 


机に座り込んでいたレイシェンは立ち上がり。


「私が教員と異能部を連れ、現場に向う。君たちは生徒たちの安全を守れ!!」


と指示をだし、早足で会議室をでる。

空に1人男が立っていた。金髪に薄いブルーの瞳、年は中学生くらいだろうか?背は低く見える。


「なんだあれ?」


隣にいた仲間が自販機で買ったコーヒーをすすりながら言う。


「知らねぇ、異能の練習でもしてんじゃねぇのかな」


グレイは手を空に向ける。


「想像は、人の根源だ……、それが力として作用すれば……」


空から大きな雷が降り注ぐ。

地面が一気に焼けただれ、生徒たちが消えていく。


レイシェンが校長室のドアを蹴り飛ばすように、強い力で開ける。


「校長!!」


「分かっている、神埼、惣代、オレは戦地に向う!キュラは生徒の治療を!」


校長がレイシェンの横を通り、目の前のガラス窓を破壊してとんで行く。


「全く……校舎建てるのにどれだけ金かかるか分かってないのかな……」


惣代が気楽そうに言う。

レイシェンはハッとし、すぐに異能部へ向かっていった。


遊園地、そこには一人の少女が立っていた。

周りにはまるで生きているかのように傷がふさがった死体。


「さーて!さっき死んだこの炎野郎を兵にしてやろう!」


アバドンが触れた次の瞬間だった、顔面に両足のキックが当たる。

アバドンの顔が2回転し吹き飛ぶ。


「いってぇじゃねぇか…ガキ」


ユウトが拳を構える。

腹に空いた穴からは血も内臓も垂れていない。


「まさか…傷口焼いたの!?」


アバドンが驚きの表情で聞く。


「そのとおりだ…」


「なんで!そんなことしても生きていられるような傷じゃ―」


「気合と根性だよ……」


「は?」


次の瞬間アバドンの顔に拳が当たる。アバドン頭が灰になり消えていく。

だが肉がウネウネを動き顔が再生。


「なんで!なんでなんでなんでなんでなんで!気持ち悪いんだよ!!ぶっ殺す!!」


死体が一気に動き出した。

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