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異能学園  作者: 水田秋
第一章
39/66

39話任せた

上空からの奇襲…。

普通なら対応できないこの瞬間、一瞬でボタンは野生を切り替える。

鋭い爪が突き刺そうと前に突き出る。

だが総真が慈佐を投げ飛ばし、その手を掴み、ボタンの顔に蹴りをいれる。

ボタンが地面に落ちるが氷華の氷が襲う。

だが氷華の氷が届く前に全員が着地した。さっきの蹴りで少しひるんだボタンをイズナとキアが押し込む。

押し込んだ先はワープゲート。

(狙いはボタンと私の分断!)

「そうはさせない」

氷華が氷を出そうとするもその氷を誰かが砕く。慈佐だ…。慈佐の神鎗が氷華の氷を解除したのだ。その瞬間ボタンが氷華に向かっていう。

「氷華…頼んだよ」

氷華の目が少し震えた後コクっと頷いた。

「分断されるとは思ってなかったけど、あなたじゃ私には勝てないわ…すぐにボタンに追いつく」

「それはどうかな?こっちだって任されたんだ」

その頃イヒロと麻人が氷華に加勢に入ろうとしていたがそこに誰かがが落ちる。

クレーターが出来き土埃がはれると総真が現れた。

「先に行かせるわけねぇだろ?」

背中には2つの輪が現れる。

イズナ達の方―

(大会前に神埼先生の能力をコピーしといてよかった…。)

ワープした先は森の先にあるショッピングモール。

「ボタン昔からこのフィールド嫌いだったよなものがいっぱいあって、攻撃しづらいからさ」

「もう私はかわったんだぞイズっち」

「それは私らもだ!コピーボタン!」

「変化!蜘蛛!」

イズナが飛び出す、ボタンに蹴りを入れる。だがボタンは全く動かずそのままイズナの顔を掴み、地面に叩きつけた。

後からキアが変化したクモで攻撃するが八本手があってもまだ攻撃が足りない。

イズナが起き上がり、ボタンにタックルを加える。

そのまま下の階へ落ちるボタンにキアが糸を吐き、そこにイズナがパンチを加える。

ショッピングモールの床が壊れる。イズナが下におり少し空中に上がったボタンの体を蹴る。

(手応えはあるけど…)

散らばった商品の中から出てきたのはやはり無傷のボタン…。

(理力の壁が硬すぎる、まるでコンクリートに注射針を刺すみたいだ…。)

「イズっち!ボーッとしないで!」

ハッ!とした次の瞬間ボタンの拳がイズナの前にあった。顔に衝撃が走る。

理力でガードしても鼻から血が噴き出し、ビルを2、3個ほど壊して吹き飛んだ。

起き上がるとボタンが隣におり振り向くと同時にアッパーをくらわせる。

イズナがビルから吹き飛び空中に投げ出される。そこにさらにボタンが顔掴みビルの下まで叩き落とした。

視界がぼやけるが立ち上がる。

壊れるビルから逃げ出し走り出す。

「コピー!ブラック・S・ライジング!!」

ビルの間をクモの糸でスパイダーマンのように移動するキアにつかまり。ボタンの様子を見る。

崩れながら落ちるビルのうえにいたボタンは何かを構えていた。

「キア!!」

ドンッ!キアが理力と外骨格で防いだものは銃弾だった。

(これで防いでもまだ威力を殺しきれない…改造されてるのか!)

「あれ…狙ってなかったし…ノースコだよね?」

キアが恐る恐るイズナに聞く。

ボタンの持つピストル銃にはスコープは付いてないし、狙った素振りもない。

3発の銃声が鳴り響く。キアの左肩に一発命中他は理力ガードで壊される。

やはり狙っていない。長く狙わず、構えた瞬間撃っている。

「やっぱ化け物だ」

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