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異能学園  作者: 水田秋
第一章
38/66

38話魔王再臨

「な、何ということだ!十勝異能高等学校が!いとも容易くねじ伏せられた!圧倒的な力の暴力!北上高校の勝利だー!!」

大会のアナウンスが響く。大会の会場が熱気に包まれる。

「やっぱりボタン…上がってきたか決勝戦…」総真はモニターを確認しながら喋る。隣には空がいた。

「総真、手が震えているぞ」

空が総真の手を掴む。

「なんでだろうな楽しみにしてたのに…怖いのかもな」

総真の震える手を空が両手でつつみ込んだ。

「大丈夫だ。総真なら勝てる。私は信じているぞ」

総真の手の震えは収まっていた。

総真は頷き、イズナ達のところへ行く…。

決勝戦、最後の戦い。

ボタンが義体装置にはいる前に総真のほうへ近づく。

手を差し出す。総真はその手を握り、握手を交わす。ボタンにとって、総真は初めての好敵手(ライバルこの戦いを、ボタンも楽しみにしていたのだ。

全員が義体装置に入り。仮想現実空間へ飛ばされる。

フィールドは真ん中に大きな街が広がっており、そこはビルやショッピングモールがある。その周りに広がる広大な森、仮想現実空間内で1番広いフィールドだった。

ボタン達の転送先は森…その時フィールドにアナウンスがなる

「さて!遂に決勝戦!異能学園第一チームプレイヤー!サエナキ総真、面丸イズナ、蟲崎キア、氷室慈佐!!、北上チームプレイヤー!北見川きたみがわボタン、雪坂氷華ゆきざかひょうか水戸麻人みずとあさと野上のかみイヒロ!!それでは試合開始!!」

試合開始と同時にボタンが野生を発動させる。

これは周りに敵がいないか感知するためだ。

だがボタン探知の虚を疲れた。

上空からイズナたちが降りてくる。

決勝戦前――

「いいか?ボタンを警戒するべきは3つ、攻撃力、耐久力、そして探知だ」

「探知?」

イズナがペンを持ってスケッチブックに描きながら説明する。

「ボタンは重人種唯一2つの野生を使える、戦闘特化と探知特化…探知特化状態だとその探知範囲は約半径300メートル。」

イズナが急に人差し指を立てる。

「ただし!上空や地下の探知ができなくなる。」――

(だから!空を飛べるキアと総真で私たちを上空まで運び。)

「一気に奇襲をかける!!」

こうして魔王との戦いの火蓋が斬られた。

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