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異能学園  作者: 水田秋
第一章
36/66

36話破壊と想像

総真すらも超えうる無限の可能性を秘めた今だ謎のライトの闇の翼、不揃いな形が不気味だ。

蓮魔はその姿を遠くから見ていた。

「なんだあれ…ライト一体お前はどこまで強くなるんだ。」

強者だからといってこれ以上強くならないという保証がどこにあるだろうか?

神の都合とも取れるような急激な成長…ライトはこの大会で成長し続けていた。

負けたくないその思いが奇跡を超える。

一方蓮魔の方では、慈佐たちが地面に横たわっていた。

時は数分前に遡る。

総真がライトによって飛ばされた。

慈佐はすぐに総真を諦め、蓮魔との戦いに入ろうとする。

だが目の前にはすでに手を開き前に突き出す蓮魔の姿。

慈佐が体を反らし避ける。そのまま後から神鎗を放つ。

だが神鎗は蓮魔の飛ばした1枚の羽で壊れる。

羽を避けた慈佐はイズナたちがなぜ戦いにはいらないのか不思議に思い周りをみた。

そこには黒い闇が人の形を成し、イズナたちと戦っていた。

「今回の大会のやつらはよほどよそ見が好きなんだな」

空から降り注ぐ羽を慈佐は手で受け止めた。

だが体は壊れない。

「やっぱり…羽は破壊が起きるまでに少し間があるその間に手で触れて能力を解除すれば…破壊は消滅する。」

「なら手はどうだ!」

蓮魔の手が慈佐に迫るだが慈佐はその手を避け続ける。

慈佐は蓮魔の腕を掴み引き寄せ頭突きをくらわせる。

(いける、私もSランクに対応できるほど強くなってる)

だが次の瞬間後から黒い理力が慈佐を貫く。

横腹を少しえぐられ、血が出る。

(あれは、ライトの分身なんでこんなところに)

「相手との距離がこっちのほうが近いと判断したか」

「単純な動きしかできないってわけか」

だが次の瞬間蓮魔も上から叩きつけられる。

「チッ!単純な動きのくせにあいつ攻撃力高すぎだろ!!」

イズナが口から血を流しながら現れる。そこにはキアの姿も。

ライトの分身がイズナ達を攻撃しようとするが、慈佐が放った神鎗によってはじき飛んだ。

「さて…これで3対1だな」

「3対1でも勝つのは俺だ」

轟音があたりに響く。

周りを何がが破壊しながら近寄ってくる。

今イズナたちがいるビルを囲い、少しづつ輪を縮めながら羽が近づく。

「いつの間に!?」

「最初にバフをかけてその後地面に羽を待機させた。そしてお前らが集まるこの瞬間お前らを倒すために!」

羽が遂にビルを壊して現れた上にも大量の羽。

次の瞬間その羽根が振り注いだ。

地面に転がるのはボロボロになった慈佐達…

「ふぅ…」

蓮魔が息をついた。外ではライトが不気味な翼を広げている。

その時だった蓮魔の背中が何者かに蹴り飛ばされる。

そこに現れたのは慈佐達3人。

「私の能力はコピー幻覚能力くらいコピー済みだよ!!」

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