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異能学園  作者: 水田秋
第一章
34/67

34話準決勝

あれから1回戦は十勝異能高校とボタンが勝って終わった。

次は準決勝だ、俺達は浅草第1チームと戦うことになる。


「さぁ!準決勝!第1試合は!浅草第1チームVS異能高等学園第1チームです」


俺達が義体の機械のなかに入り、仮想現実空間へ移動する。

フィールドはビルなどが沢山ある都会だった。

俺達が転送されると同時に、試合開始の合図が鳴る。 


「周りは…ビルだらけ、見つけるのは難しそうだな」


イズナが周りを見渡しながらいう。

その時だった、後にライトが現れる。手は指鉄砲の構え。

そこから放たれるのは…。

高出力の理力のビーム。

イズナが氷華をコピーし、氷を生み出してなんとか止める。


「もうさっそくバフかけてんのか?」


俺が聞くとライトはもちろんといい、闇の理力でさらに2つ腕を生やした。

次の瞬間だった氷が砕ける。氷の前にあったのは羽。


「上か!?」


俺達が上をみあげると、そこには蓮魔が大量の羽を構えていた。

その羽根が一気に落ちてくる。

全員避けるのに必死だった。

そのせいだろう、気づけなかった。ライトが近づいていることに…。

俺はライトに掴まれ投げ飛ばされた。

ビルを何個も壊し、転げる。

立ち上がるとライトが目の前に降りてきた。


「蓮魔だけでいいのか?負けるぞ?」


「だからだよ、闇で俺をもう一人複製した。単純な動きくらいしかできないがな」


少しの沈黙の後…、2人は動き出した。


2人の拳がぶつかり合う。

拳がぶつかるだけでビルが壊れる。

上から降る瓦礫を避けながら2人は殴り合う。力は少し総真が優勢。

だがライトには闇で作った腕がある。

その腕に対応しながら総真は戦う、だが総真もさすがに大量の腕は同時にさばけない。

遂に一つの拳が総真を捕らえた。

そのまま吹き飛ぶ総真にライトは追いつき、拳で殴る地面から跳ね上がった総真を、ライトは次は空まで蹴り飛ばした。

そして空にいる総真を掴み地面にクレーターができるほどの力で叩きつけた。

崩れてくるビルをライトは避け、下がった。

瓦礫のなかで総真の理力が消滅した。


「理力が消滅した、やったのか?」


瓦礫の中から黒い稲妻が溢れる。

その次の瞬間だった。

瓦礫が吹き飛ぶ。

そこにいたのは背中に2つの黒い輪っかをつけた総真。


「あー、ここで使うつもりなかったんだけどな…この戦い一瞬で終わらせるから」

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