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異能学園  作者: 水田秋
第一章
32/66

32話第1試合終了…

ライトが空達を置いて飛び去る。

少し飛んだ先には桜たちがいた。


「よぉ、蓮魔はどうした?」


「倒したよ」


「へぇ…そっちキツそうじゃねぇの?」


「そっちもだろ、相当傷深いじゃん、それに闇で無理矢理作り上げたそれじゃあ私たちには敵わないよ」


「お前らなんかこれで十分だよ…」


一方蓮魔の方――


権能、それは蓮魔も持っていた、ライトほど強力ではなくとも、それでも脅威となる。

1日1回の蘇生。

傷を少し回復し、蓮魔は復活した。


「ふぅ、ふぅ、羽根がボロボロ、さっきの爆発で焼けたのか、でもこれだけあれば十分、さっさとライトのところ行かないと」


蓮魔は翼を広げ飛び始める。

羽を前に、柱を壊しながら一直線に…。


「気づけよお前ら、理力、一個増えてるぜ?」


ライトの助言により、ミズサと桜は極小の理力を感じ取った。


「まじか!」


次の瞬間羽根が降り注ぐ。

だがその羽は衝撃波で弾かれた。

ノアと空がその場に来たのだ。


「ははっ本当、つよいな…」


「全員一旦距離を取るぞ!」


空の言葉で全員が逃げ始める。


「逃げられちゃたね」


「なぁ蓮魔、やりたいことがある、強力してくれ」


少しあと――


「もう少し体を支えて!!」


「うるさいなぁ!これが限界だよ!!」


四人が新たに作戦を練っていた時だった。

黒い光が現れる。


「うそ…なにあれ…」


目の前にあったのは周りを破壊しながら進む、ダーク・ブラストがあった。

通常、理力を収束させることで威力をますダーク・ブラスト。だがそこに蓮魔が加わることでダーク・ブラストを範囲だけ広げ、破壊を混ぜることで広範囲の消滅攻撃が放てるのだ。


「うそ…なにあれ…無理でしょ…」


皆があきらめていた、ただ一人を抜いて。

空が刀を構える。


「何やってるの…空」


「やってみる価値はある、ここで死んでも、現実で死ぬわけではない。」 


「まさか!?」 


「もし、切れたらあとは頼むぞ!」


空が全身全霊をかけた斬撃を放つ。


理力の暴走などで放たれたその一撃は…。


       次元を切った


次元の先は無、無を破壊することは不可能、蓮魔の能力の対策としては十分だった。

ダーク・ブラストは打ち破られたのだ。

それと同時に限界を超えた空の肉体が崩壊し、塵となる。

全員がまた勝利兆しを感じ取った時だった。


「よかったよ生き残った時用に対策しといて」


ライトが指を構え持っていた。

そこからダーク・ブラストが放たれる。


「第1試合勝者、浅草チーム!!」


無情にも、第1試合、空たちは負けてしまった。

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