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異能学園  作者: 水田秋
第一章
27/66

27話悪魔

衝撃波で飛ばされた先は柱の下の荒地だった。

草木一つ生えない土地は不気味そのもの、少し周りを見渡していると二人ほどこちらに向かってきた。

空とノアだ…。


「分断して戦おうってわけか…」


ライトの目つきが変わる。


「お前ら二人倒せば終わりだな」


2人が構える次の瞬間。

ライトはすでに後ろに移動していた。

どうやって移動したかすら見えない、これが死による限界を超えたバフ効果…。

ライトは指を指鉄砲のかたちに構え、ビームを撃った。

ニコたちが驚いていた。それもそうだ、あれは総真が撃ったビームと同じもの…。


「この世に同じ能力は存在しないはず…」


空が後ろに振り向き、刀でビームを弾く。


「総真とは違う、理力の圧力が桁違いだ…」


「そりゃあそうだ、オレの能力は悪魔デビル闇を操る能力」


「闇を操る?」


「影などの闇から力を吸い取り自分のものとして活用することができる。」


空とライトが話している隙にノアは後ろに回っていた。

そのまま衝撃波がはなたれる。

ライトは足を踏ん張るが…次の瞬間、吐血。

ノアが今回使ったのは飛ばす衝撃波ではなかった、内臓に直接ダメージを与える。

ライトは理解した、先に排除しなくてはいけないのはあの空気を使う男だと。

ライトの足の周りに理力がたまり、一気に解き放たれる。

衝撃波が起き、空が少しのけぞる…。

ライトの手が闇で変化し、鋭い刃のようになる…。

空は間に合わない、絶対絶命だと思われた時…。

ノアはその攻撃を避け、ライトの腹にアッパーを叩き込む。


「アベル先輩と学んだ格闘術!ここで使わせてもらうっす!」


だがライトの手の闇が変化し、ノアの右肩を突き刺す。

ノアの顔に少し痛みが現れるが、ノアはそのまま空気を操り、衝撃波を出す。

だがそれでもライトは止まらない、闇がノアの体を突き刺し、体の中で広がる。

だが次の瞬間、後ろに現れた空の斬撃がライトを捕らえる…。

だが高密度に固められた闇で防がれる。

だが蒼炎がライトの体を襲う、ついに限界が来てライトは後ろに下がる。

また指鉄砲のかたちに指を変え、何個もの理力の弾を出す。

空とノアのほうへとんで行く。

地面に当たると理力は黒い柱となる。

空はノアを掴み、俊足の速さで逃げ始めた。、だがライトものとみているようだけではない。

次の瞬間空の横に高密度のビームが現れる。

さっきとは桁違いの速さ、突然のビームに空の反応が送れる。

そして追撃の理力の弾が当たる。

土埃がはれるとそこにはノアをかばい、ダメージを負った空がいた。

腕から血がたれ、震えている。

だがそれでも戦う意思は消えなかった。


「総真が私を助けてくれたように、今度は私が誰かを助ける番」


空が刀を構える、その刀からは静かに、理力が集まり始めていた。

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