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異能学園  作者: 水田秋
第一章
19/66

19話校長ー!?!?

目が覚めると、保健室のベットにいた。

体は少し重いが傷は全部ふさがっている。

さすがに傷跡は残った。俺は立ち上がり、キュラ先生に感謝を伝え、保健室をでた。

窓の外を見るとすでに夕日が輝いていた。

今他のみんなは部活なのだろうか…。

俺は走って部室に向かおうとした。だが誰かに俺は呼び止められたのだ。


「おーい!そこの君ー」


俺は声の方向へゆっくり振り向くと、顔に大きな傷のある男がいた。

俺は誰だか一瞬でわかった。

北上異能高等学校の校長、志都美誠也しずみまさやだ。


「済まない校長室に連れてってくれるかい?私はあいにくここの学校の構造を知らなくてね」


俺は渋々校長室に連れて行くことにした。


一方校長室のなかでは全教員が集められていた。

校長室の中は重たい雰囲気が漂っていた。

そして遂に校長の口が開かれた。


「今回といい前回といい…こちらの試験の情報が外部にバレている。」


全員が息を呑む。


「疑いたくはないんだが…、この教員の中に内通者がいると思われる」


内通者、その言葉に一同は驚きを隠せないようだった。


「まず試験がいつ行われるかなどは教員にしか基本知らされていない、それにだ…なぜ試験会場までわかる?」


「確かに…これだと内通者くらいしかありえないよな」


神埼が喋る。


全員が周りを疑うような目でみている。


「お前らに話したいのはこれだけだ、まだ内通者がいるとは限らない、極力生徒に悟られないようにしろ」


「はい」


そう全員が答え、校長をでた。

教員が校長を出て数分後、総真は校長の前までついていた。

誠也校長がありがとう、と礼をして、校長室のドアをノックした…、次の瞬間だった。


「侵入者ー!!!!!」


ものすごい速度で克也校長がドアをあけ、誠也校長をぶん殴った。

誠也校長は壁の柱にめり込んだ。


「校長ーーー!!!???」


「ん?どうした侵入者じゃないのか?」


「侵入者じゃないよ校長!!北上高校の校長だよ!!」


「これで何回目ですか私を殴るのは…」


「何回もやってんのかよ校長!!?」


「すまねぇな、男の顔と名前覚えるのは苦手なんだ。」


「じゃあせめて顔確認してか殴ってください」


「それでいいのか北上の校長!?!?」


「それよりだ克也…」


克也校長の眉がピクリと動き雰囲気が変わる。


「総真、お前はさっさと異能部行ってこい…俺はコイツと話がある。」


そういうと校長2人は校長室へと入っていった…。

俺はいきなり過ぎて戸惑いながらも異能部へと向かった。

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