18話ハゲは強し
島には2つの理力がぶつかり合っていた。
虎と龍、ぶつかり合う理力が島を揺する、2つの拳がぶつかり合うたび、空が割れ、地がひび割れる。
だが2人は急に動きを止めた。
「場所変えるぞ、島が持たねぇ。」
「そうだな」
2人が力を込め飛び上がる。
そのまま空で戦いながら移動する。
校長のパンチが我威亜に当たり、海に突撃する。
水しぶきが何メートルも上がり、校長が海の中にはいる。
2人が水のなかで殴り合うたび、衝撃波で水しぶきが起きる。
2人とも海から上がり、ある島に突撃した。
民間人の悲鳴が上がる。
2人がついた島それは………
ハワイだった
校長が服をちぎり上裸になる。
「服があると戦いにくいな、水も吸ってるし」
「俺のは防水でよかったぜ」
「お前…つよいな…やっぱ」
「あんたこそ…本当に人間か?」
「あぁ…人間さ、無能力で、生き場を一度なくした歩く屍だ」
民間人が避難を始めている。
2人は一旦戦いをやめていた。
2人とも自分の戦いに誰かを巻き込むつもりはないのだ。
「アイツラはどうだった…」
「あのガキ共か?相当つぇよ、まぁ俺等からしたらまだまだだがな。」
「ガキの成長をみるのは楽しいもんだろ」
「確かにな」
避難が終わった次の瞬間、さっきまで話し合っていたのが嘘かのように殴り合う、2人はまた殴り合い、いつの間にか異能学園のある島周辺まで戻っていた。
2人ともボロボロ、だが戦いを楽しんでいる。
だがその戦いも終わりを迎える。
我威亜の後ろに黒いドアが現れた。
そのドアが開かれると我威亜は何者かに掴まれ、ドアの中に入れられた。
「おい!!誰だか知らねぇが…」
克也がドアの中に行こうとした時だった。
「あんたは呼んでないぜ…先生」
次の瞬間、校長の肩に刀が突き刺さる。
中から現れたのは、紫の髪の和服の男。
「出馬!!!!」
校長がいかりをあらわにし、扉のほうへ向うが、見えない壁でさえぎられた。
扉の向こうには、6枚の羽根の生えた光輪のついた女性、赤く少し赤い髪の笑う男…。
刀が抜かれ、校長は海へと落ちていった。
黒い扉は締められる。
「クソが!!!!!」
校長が地面を殴っているとそこにキュラが現れた。
「校長…今のは…」
「出馬だ…それより、生徒たちの治療は?」
「もう終わりました、傷も全快、時期目を覚まし、普通に生活を送れるでしょう…」
「よくやった、それよりださっさと変えるぞ…教員を全員集めろ」
「なぜですか?」
「この学校に内通者がいる…」




