表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異能学園  作者: 水田秋
第一章
11/66

11話魔王登場

次の日になった。

土曜日…、俺達が地下室に行くとニコがいた。

ニコが指をさす方向にはベットとVRゴーグルの様なものがあった。


「すでに北上のやつらは別の部屋でゴーグルつけてる。」


ニコが素早す説明を済ませる。

俺たちがベットの上に座ったところで、イズナが喋り出した。


「いいか、仮想現実空間で戦うことになるけど、手をつないどかないと…」


ガチャッ!

総真がゴーグルを装着し、一瞬で眠りについた。


「手をつないどかないと…、仮想現実空間で離れ離れになる…」


全員が総真の方を向く、すぐに慈佐は総真の体に触れ、解除を使った。

その後すぐにイズナ達は手を繋ぎゴーグルをつけた。


仮想現実空間―


目を開けると、そこは荒野だった。

すると突然アナウンスが流れる。


「さて!今回の練習試合!国立チームプレイヤー!サエナキ総真、面丸イズナ、蟲崎キア、氷室慈佐!!、北上チームプレイヤー!北見川きたみがわボタン、雪坂氷華ゆきざかひょうか水戸麻人みずとあさと野上のかみイヒロ!!それでは試合開始」


「始まったな、私たちはできるだけ離れないように…」


そういった次の瞬間、目の前に氷塊が落ちる。


「あれ〜、外れちゃった…、久しぶりだねイズっち」


「こんな弱い威力無わけねぇだろ、もっと高出力で出せるはずだ」


「そうだよ、でもね、ボタンから言われたの、今回の私の役割は…、総真って人を助けに行かせないための足止め…だから、イズっちここで止めさせてもらう」


「ボタンが…総真のところに…」


一方総真の方では――


砂嵐が舞う荒野、草木は枯れ尽くし、日が地を照らす。


「貴方、サエナキ総真さん、ですよね。」


目の前に現れたのは、ホワイトタイガーの女獣人、黄色い鋭い目はまるで獲物をみているようだ。


「そうだけど…あんた、北見川ボタンか」


「おや?知ってるんですか?」


「イズナがよくコピーで使ってたんでね、そのくらいは」


「へぇ…なら話が速いや…、サエナキ総真、単刀直入ですが…、倒しに来ました。」


「あっそ…」

あったときからわかってた…。

多分、勝てない、強さが圧倒的すぎる。

冷や汗がたれ、鼓動が速まっている。

俺はさっそく…

『ブラック・S・ライジング』、を発動させる、体中から理力が溢れ、黒い雷が現れる。

俺は全力でボタンへ向かい、蹴りを放つ、だが体を下にされ、避けられる。

俺はそのまま地面にクレーターができるほどの強さで蹴り、閃光のような速度で間合いを詰め、拳を振るう。

拳には理力がまとわれており、普通なら一瞬で粉々だ…。

だがその拳はいとも簡単に掴まれた…。

そのまま腹に一発拳が振るわれる。

その一撃で、俺は地面にうずくまってしまった。

なんだ、理力でガードしたのにこの強さ…。


(なんだよこの強さ、以上だ、まるで攻撃がすべて…見られているような……野生か…)


「大体考えてることあってるだろうし教えてあげますよ、私が使ってるのは野生…獣人にしろだけ使える身体能力、五感の強化…です」


ボタンが今まで攻撃をみれたその理由、ソレは未来予知でもなんでもない、動体視力自体は追いついてない…、そう、圧倒的な『感』だ。

身体能力は野生なんて使わなくても、俺より高いだろう…。

俺はすぐに立ち上がり、周りを回り始める。

どんどん速度を上げ、全速力で蹴りを放つが、その足を掴まれ、投げ飛ばされる。

地面が凹み、地が砕ける。

そのまま上からボタンが追撃してくる、俺は転がりながら避ける。

そのまま連続でラッシュをくりだすがすべて拳で返される。

だが次の瞬間俺は虚をついた。

腹の前まで近寄り、最大出力のサンビ・タリアを放ったのだ。

ボタンは遥かかなたへと飛び、そこには島一つ崩壊できるほどの黒い光の柱が現れる。

土埃がはれると、そこからは…。

無傷のボタンが出て来た。


「今のは、痛かったっすよ…ちょ〜っと、ですけど」


次の瞬間ボタンが俺の前に現れる、拳が腹に当たる。

ボタンからすればジャブ感覚の拳が、まるで俺からはアリに核を使われているようなものだった。


「Zランクもこんなもんか、少しは期待してたんだけどな…、動きが単調すぎるんだよ、理力の扱いも下手…力が強くても、実力はAランクの最下層くらいだな」


俺はそこで意識が途切れた。


「サエナキ総真!脱落!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
マジカサエナキ脱落か...
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ