10話新しい部員と練習試合
俺達が学校にかよい始めて数日が経ち、異能部の雰囲気にも慣れていた頃だった。
遂に月は4月になった。
今日も教室で授業を受けている。
え?どんな授業受けてるのか?
知らねぇよ寝てたんだよこっちは。
それにここは別に勉強しなくても異能の力があれば卒業はできるのだ…それにしてももう少しで4月の試験もある。
最近慈佐は夜遅くまで残って何かを頑張っている。
そんなことを振り返りながらも俺と慈佐…、そしてなぜか、慈佐の腕に抱きつく桜と一緒に異能部の部室へ向かっていた。
部室に着くとニコが見たことない2人と話している…。
「おう!お前ら、こいつらは新しく異能部にはいる1年だ!どっちもお前らとは別クラスらしい」
そう俺と慈佐、桜とミズサはクラスが同じなのだ。
「こんにちは!!伊賀崎ノアです!異能は空気を6つの方法で操ります!」
元気な男の人だ、髪が少し茶色掛かっている。
「星崎空です。異能は身体能力強化ですよろしくお願いします」
こっちはキツネの獣人だろうか…腰には刀がある、多分祭具だろう。
「それじゃあこれからお前らに大事な話がある…」
全員が集まり、地下室に設置されたジムの機具にそれぞれ座り、ニコの言葉に耳を傾ける。
「新人戦も近いってことで…、北上異能高等学校と練習試合をすることになった。」
イズナの耳がピクリと動く…、少し顔が暗くなる。
「それじゃあ1年生は公式戦のルールとか知らないだろうから教えるぞ」
そう言ってニコは、ホワイトボードを取ってきて説明を始めた。
「まず公式戦ではブレイカーズ社が開発したこの義体と言うものにはいる。義体とは魂と肉体をきり離し、テレビの中、簡単に言えばゲームに魂を入れるためのものだ…」
ニコがホワイトボードに図を描く…、絵が下手だ、小1といい勝負だ。
「これにはいると100%同じ動き、痛み、がある、義体できる死ぬと元の体に魂が戻るぞ、これで試合を行うわけだが…、試合時間は25分、義体の使用時間が30分を超えると魂が消滅して死んでしまうからな」
「公式戦話が4対4で戦って全滅か、時間が終わったときに多く人数ののこっているところが勝ちだ」
「今回の練習試合では総真、慈佐、イズナ、キアに出てもらう」
その時慈佐が手を上げる。
「あの…、新人戦の練習試合ですよね、なんで2年が参加するんですか?」
「あぁ…そこか、異能部はなぁ、人数が一年とかが足りないことが多いから2年も参加していいことになっているんだ」
全員が納得したところでニコが喋る。
「それじゃあ…お前ら!明日の練習試合のために練習だ!」
「え?」
…と、全員がニコの方を向く。
そう…、練習試合は明日だったのだ。




