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チンピラ聖女 異世界で道を極める  作者: ザコ3改
第1章 集う仲間達
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7話 学園の謎

投稿予約と言うのをやってみました。便利な機能ですが、ちゃんと出来ているか不安です

 昼間っからロベルトさん達と共に、店屋で皆酒をかっくらう。俺もこの身体で初めて味見したのだが、どうやらこの身体は酒を受け付けないらしい。想像したとおり、まともに飲むと軽く死ねるだろう。

 だがヤニがひりてえ、マジでひりてえ。こりゃどっかで探すしかねえ。酒を少し飲んだら無性にヤニがひりたくなった。セブン☆スターの味が思い出される。



「なら俺達も暫くは王都で活動するか?」


「そうね、アリスちゃんが王都で冒険者やるならまた組めるもんね」


「と言っても私は素材回収の為に冒険者やるんですけど」


「たまには討伐も手伝ってくれるんだろ?」


「それは全然良いですけど」


「なら俺達がアリスちゃんのポーション広めてやるよ」


「よし、手伝いましょう!」


「決まりだな!」



 やはり瓶代稼ぎはしたい。まだまだふんだくった白金貨は半分以上残っているが、今後色々と使い道が出て来ると思うので、手を付けないようにしたい。

 実は服やら素材やら、魔法書等を色々と買い漁ってしまい、半分近く使い込んでしまったのだ。飯も贅沢な場所で食いまくって、めっちゃ無駄遣いしてしまっていた。気が付いた時には白金貨50枚近く、つまり500万リグを激しく無駄に使っていた。

 流石に焦り、こうやってけち臭い暮らしを続けているのだ。まあその時に買った服を着ているので、見た目は良いとこのお嬢様にしか見えない。


 途中催して来たのでトイレに行って戻って来る時に、見るからにウザイ男に声をかけられた。


「お! 可愛いお嬢ちゃんだね。どう? おじさん達と一緒に遊ばない? 美味しい物沢山奢ってあげるよ?」


 ロリコン野郎か、ったく何処にでもこう言う変態親父は居るもんだな。


「さっき食べてお腹いっぱいなの。現生くれるなら少し遊んであげても良いかな?」


「お! じゃあお小遣いあげるよ!」


「じゃあ先にちょうだい、そしたら付き合ってあげる」


「じ、じゃあ先に」


 銀貨三枚か、せこいな・・・まあいい。


 銀貨を三枚出してきた。俺はそれを受け取った。親父が肩に手を回そうとしてきたので、俺は思い切りハラパンを入れた。


「がほっ!」


「約束通り遊んでやるよ、こっちの方でな!」


 拳を握り、親父の顔面に思い切り拳を捻じ込んだ。


 親父は吹っ飛び、そのまま気絶した。ロリコンは滅びた、アーメン。



「序でにこっちも貰っておくか」


 懐に手を入れ、財布丸ごと頂いておいた。もしかしてこれが噂に聞くオヤジ狩りでは? いや、遊んでくれと言ったからちゃんと遊んでやっただけなので、これは違うだろう。多分・・・


 そしていよいよ俺達は王都に着いたのだ。



「じゃあもし採取なんかで冒険者活動するときは、必ず受付に声をかけておいてくれよ」


「解りました、その時はまたお願いします」


「私達は基本ギルドに居るからね、あとポーション宣伝しておくから」


「はい、お願いします」



 問題は何処でポーションを作るかだな。流石に一人部家って言うのは無いと思うから、部家でポーションを作る訳にはいかないだろう。


 そして学園の寮に行くと、先に相部屋の女子がいた。


「あらこんにちは、私は昨日から入ったセシリーフランソワですわ」


「あ、こんにちは、私はアリスです」


「ファミリーネームは? 何処のお方なのかしら」


「私は農民ですのでファミリーネームはありません」


「はあ!? ちょっと貴女、農民なんですの?」


「ええ、そうですけど」


 セシリーはいきなり立ち上がり、俺を睨みつけて来た。


「冗談でしょう? 何でこの私が農民なんかと一緒の部家に入らなくてはなりませんの? 全く、貴女はここに居なさい。部家には入らないでくださいまし」



 うざ!! ずかすがとセシリーは階段を下りて行った。ムカつく女だが、これはもしかしてラッキーな展開になるかもしれない。なので俺は怒らないで、悲劇のヒロイン役を決め込む事にした。

 すると直ぐにセシリーと寮長が一緒に上がってきた。そして押し問答が始まる。



「私は公爵家なんですのよ!? 王族ですわよ!? 何で王族の私が農民なんかと一緒の部家に居なければなりませんの?」


「ですから学院の規定で、学院の中では身分の上下はありません」


「じゃあ貴族どうしで相部屋の者と、私みたいに農民と一緒な部分の公平性はどうなりますの? 明らかにそれは贔屓ですわ」


「あ、あの、寮長先生、セシリー様の仰られるとおり、王族であるセシリー様と私などが同じ部屋なのは不敬に当たります。他の方にも出来れば仲良くして頂きたいので、ここで印象を悪くしたくありません。私は一人部家でお願いします。この学園はその大部分が貴族の方です。農民の私は一人部家の方が良いと思います」


 ダメ元でとりあえず一人部屋を主張してみる。ここで上手く立ち回れば一人部屋を確保出来そうだ。


「ま、まあ、貴女がそう言うなら・・・解りました。アリスさん、貴女は奥の403号室の一人部家を使いなさい」


 ラッキー!! 言ってみるもんだ。


「ご無理を申し上げてしまい、すみません」


「貴族に対する礼儀は少しは弁えて居るようですわね。目立たず隅で大人しくしているならば、学園に滞在する事をこの私が許してあげますわ」


「有難うございます、セシリー様」


 お前に許可して貰う必用はねえんだが、まあいい。こいつが騒いでくれたおかげで部家でポーションが作れる。


 俺は早速あてがわれた一人部屋へと向かった。一人部屋は思ったよりも広かった。恐らくこれって学園に訪れた保護者用の部屋なのではないだろうか? 取り敢えず部家に荷物を起き、早速売店に置いてあると言う制服一式を取りに行った。だが俺はそこで盛大に転けてしまった。


 ブ、ブルマだよな? 何処をどう見てもこれはブルマだよな・・・・畜生舐めてんのか? 何でこの俺がブルマをはいて体育の授業を受けにゃならんのだ!


 恐らくこの世界、日本人が来ている。しかも昭和の・・・・


 更に制服も、セーラー服を思い浮かべるようなデザインで有った。めっちゃ昭和を感じる。しかし何れブルマで授業を受けねばならん。仕方なく女子用の服と、ランジェリーは受け入れた。ランジェリーに関しては、見えないからと言う安心感が有った。だがブルマは・・・少し気合いを入れねばならん。心の準備が必要だ。


 部家ではまず学園内の案内資料を確認した。学園はかなり広い事が解った。そして何と風呂がある。風呂は朝の6時から24時まで自由に使える。授業開始は9時からで、大体が15時に終わる時間割りだ。食堂は3個所あり、何処を使っても構わないそうだ。どうやら麺類ばかりの所と、一般的な食堂、後は喫茶ルームと言う感じで分かれて居るようだ。寮から近いのが一般食堂で、学び舎に近いのが麺類食堂。グラウンドから近いのが喫茶ルームと言う感じである。


 更に売店ばかりが入っている建物が学舎の近くにあり、そこでは自由研究に使える材料が売られているようだ。薬草何かの素材もそこで手に入るらしい。


 俺は早速その売店に行って見ることにした。売店には俺が見たことも無いようなハーブも売られていた。効能等を見て、欲しくなってきたものを幾つか衝動買いしてしまった。

 寮は花をふんだんに使い、光の魔道具も使われている。さすがに王都の魔法学院だ。


 早速俺はポーション作りを思わず初めてしまった。


「やった、多分これは魔力増強のポーションだ。それにこっちのハーブは・・・え? うわ! 今何時だよ?」


 夢中になって作っていたら、あたりは真っ暗になっている。時間は21時を回っていた。


「飯はもう無理か、売店で買って来るかな」


 

 夜中の23時、俺は久しぶりの風呂へと向かった。流石にその時間は誰も居ない、貸し切り状態で俺は久し振りの風呂に浸かっていた。

 その日はもうポーション作りはやめ、早々に寝ることにした。しかしこの学園、テレビでみたベルサイユ宮殿を彷彿させる物だった。部屋も広くベットもまるで貴族が使う様なあの屋根付きの無意味なキングサイズベットである。まあ貴族がほとんどの学園なのだから当然と言えば当然何だが。

 しかしこのベットの屋根、室内なのに何の意味が有るんだ? 前世でもこんなの見たな。

 それに無駄にデカいこのドレッサーやら物凄く高そうなこの家具に、三畳近くあるウォークインクローゼット。学生にこんなの居るのかね?

 そんな事を考えているうちに俺は寝てしまっていた。



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