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45話 旅立ち

明日コーヒーブレイク第三弾をお送りする予定です、それとは別に、ちょっと面白くない話を近々しようと思っています。どんな話なのかは後書きに記しますね!

 俺達パーティは、フォルテシア王国を一先ず帝国方面、つまり北に向けて進む事にした。帝国へは確かに一度行ったが、それは帝都に真っ直ぐ行っただけだ。だが帝国は広い。俺の感覚的に言うと、属国を含めれば、恐らくユーラシア大陸位はゆうに有る。ランスロットに聞くと、そのくそデカい大陸を12人のラウンズ達が範囲を決めて監理して居るらしい。監理と言っても表向きは各貴族達が領地を持ち、その領地貴族と代官達で監理しているのだが、どうしても不正はつきものだと言う。その貴族達の不正を監理しているのがラウンズ達の様だ。

 しかしそれでもこれだけ広い国だ、ラウンズ達だけではどうしても抜けが出てしまう様だ。俺はそれを聞き


「なら俺が黄門様になってやるぜ!!」


 と言い出して、それが決まった。当然皆黄門さまが何なのか解らない。俺が説明すると、当然こう言う意見が出た。


「一緒に不正やるのが関の山でしょ」


「私もそう思いますわ」


 ぐぬぬぬ!! そんなに俺は信用無いのか・・・


 だが俺はもう真っ当に生きる事に決めたのだ、まあいっときは速攻でそれを覆した気もするが・・・

 だがもう俺は真っ当に生きるぜ!! 今回の決意は本物だ!!


 と言う事で、先ずは世直し旅に出る事になった。親父やお袋、妹にも会いたいしな。デカくなった俺を見て親父もビックリするだろう。


 とは言うが、アリスが思っているほど実は成長していない。背は確かに少し伸び、身体付きも大分女性になりつつ有る。だが見た目が10歳位にようやくなった程度だったりする。そりゃ胸も絶壁から公園の砂山程度なのは当たり前であった。

 だがアリスは実家に行って、酷く落ち込む事になってしまう事に、本人はまだ気がついていない。だがセシリーだけは、多分そうなるだろう、と何となくだが解っていた。

 

 賢明な者なら直ぐに気が付く。アリスは確かに成長した。だがアリスの成長が別に普通の人間と同程度になった訳では無い。その膨大な魔力は未だアリスの身体を蝕んでいる。現在アリスはようやく病魔を克服出来る様になっただけなのだ。だから成長速度は全く伸びてはいない。5年と言う期間がアリスをようやく三輪車並みの速度で成長させただけなのだ。

 だが考えてみて欲しい。アリスと妹のアリアは6歳はなれている。アリスは現在15歳、妹のアリアは9歳になった。

 アリスはようやく10歳程度に見える位成長した。つまり見た目年齢では1歳しか放れていないのだ。セシリーの見た目では、アリアはアリスと違い、同年代にしては成長が速い感じに見えた。ならアリスとアリアの見た目は現在どうなっているのか・・・・それを考えてセシリーは今のうちにフォローしておく事にした。セシリーにとってアリスは悪事ばかり働くが、やはり可愛い妹なのである。


「ランスロット陛下」


「どうしたんだい? セシリー」


「陛下、多分なのですが、アリスはとんでもない勘違いをしている様に私思うのですわ」


「勘違い? どう言う事?」


「アリスは自分が魔力制御が思う様に出来る様になり、病魔が完全に治ったと考え違いを起こしていると私思うんですの」


「そ、そうなのかな? もしそうならあの浮かれ様は不味いね、アリスは魔力過多による体調の変化をコントロール出来る様になっただけだ」


「そうなのですわ、だから成長速度は未だ変わっておりませんの」


「ど、どうしよう・・・それだとアリスがアリアと会うと、酷く落ち込んでしまうね」


「旦那様でしょう? アリスをちゃんと慰めてあげてくださいな」


「も、勿論だよ。だけど、セシリーも姉だろう? 頼むよ、僕一人では心許ないんだ」


「全く・・・本当に戦闘だけで、他は頼りないんですのね」


 最近ではアリスのパーティメンバーは、ラウンズ達と対等に話せる様になっていた。それはラウンズ達が、本当にアリスの事をパーティメンバー達が大事にしているとラウンズ達が認めたからだった。そして特にセシリーには、アリスの事に関してランスロット事態がこの様に甘える様にすらなっていた。姉で有ることを最大限利用していたのである。アリスは自分の言う事は聞かないが、セシリーの言う事は聞く事を利用していたのである。


 そして運命の時が訪れた。アリス達一行が実家であるイトウ男爵領についたのだ。


「お父さん!!」


「アリス!! 何だ、随分大きくなったじゃないか! どれ、うん重くなった!! 良かった、本当に良かった」


「お父さん、私大分大きくなったでしょ?」


「ああ、本当に美人になったぞ!」


 ち、美人ならまだいいか・・・・可愛いじゃないしな。


 だがそんな浮かれているアリスにトドメを食らわす存在がやって来た。


「お姉ちゃん!!」


「お! アリアか・・・・・ア・アリアなのか」


「うん! お姉ちゃん!!」


 そう、アリアはアリスと変わらない身長となっており、胸は明らかにアリスの倍倍ある。女らしさもより洗練されていた。


「そそそそうか! ア、アリア、ずず随分大きくなったな」


「そうでしょ! お姉ちゃんを追い越したよ!!」


 んな!? ・・・・


 あどけない子供の言葉、それがアリスの心臓を深く抉る、アリアはお姉ちゃんに追いつきたい、ただ幼い子供が純粋に、偉くなった姉に憧れからそう思っていただけなのである。だが幼い子供のその純粋さが、時には大人を酷く傷つける。


 アリスはそれからみるみる内に元気を無くしたのだ。


「アリス・・・」


「お、お姉様」


「大丈夫ですか?」


「だだ大丈夫ですよ! べべ別に落ち込んで何かいません!!」


「まだ落ち込んでないかとは聞いていませんでしたのに」


「ぬぐ!? ・・・・」


「アリス、今のままでも僕はアリスの事が大好きだよ」


「ランスロット様・・・・」


 だがアリスは酷く打ちのめされていた。別に自分の女らしさとか、そう言う所でコンプレックスを感じでいた訳では無い。アリスはそれよりも、この成長の遅さが自分を弱くしていると考えていたのだ。

 何度やってもラウンズ達には手も足も出ない。それどころか魔法を使わない純粋な組み手で、幼女モルドレッドにすら手も足も出ないのだ。ここにアリスは非常に落ち込んでいた。

 だが見た目云々の前に、幼女モルドレッドは一万年以上戦って来たのだ。アリスが勝てる訳が無いのだが、アリスはそこを勘違いしていた。それは自分の成長が遅い事に原因があると考えていた。


 なのでランスロットのこの言葉は、アリスに対しては、完全に的外れで会った。


 バキ!!


 当然アリスはランスロットを殴った。


「い、痛いよアリス」


「別にそんな事はどうでも良いんだ!! 畜生!!」


「アリス、お待ちなさい!! 今のは看過出来ません!!」


「お姉様・・・」


「ランスロット陛下は貴女の事を心配してああ言ったのですわよ。いくらそれが的外れで意味の無い言葉であっても」

「ぬぐ!? そ、そうなのか!!」

「え!? お、オホン! と、兎に角、いきなり殴るとは、謝りなさい」


「・・・ご、ごめん、ランスロット様」


「そ、それはいいんだけどね」

「よく有りません!!」

「そ、そうなのか」

「何時も言っているでしょう!! アリスを甘やかし過ぎないでくださいと」


「う! すまない」


 セシリーは正確にアリスが何を落ち込んでいるのか理解していた。この暴力娘が考えている事と言えば、喧嘩に勝つ、それ以外考えられない。つまり、成長の遅さが自分を弱くしている、多分それだろうと。

 だからこそセシリーは、このアリスの悩みをどうにかできるのは、ランスロット以外居ないと考えていた。実はあの的外れな慰め方をして、殴りたくなったのは、本当はセシリーだった。


 アリスは少し頭を冷やして来ると言って、庭の方へ行った。


「セシリー、一体アリスは何を悩んでいるんだい?」


「全く・・・フィーネやアストライア様だった時から、陛下はあの娘の何を見ていらしたんですの?」


「え? いや、可愛いし、兎に角大切にしたいと」


「それがあの娘の成長を止めている事にいい加減気付いてください」


「そ、そうなの!??」


「そうですわ、あの娘の本質はバトルジャンキー何です」


「バトルジャンキー?」


「戦いに生き甲斐を見いだす者の事ですわ」


「う! た、確かに・・・・それはあるとは薄々」


「あの娘を本当に思うならば、その本質に気がついてあげてくださいな。だから私はランスロット様にお願いしたと言うのに。私ではアリスの悩みを助ける事は出来ませんの。私は戦いを本質的には嫌っておりますから」


「それは僕も同じだよ、僕だって好き好んで戦っていた訳では無い」


「う〜ん、何とご説明すれば良いのか・・・・あの娘だって平和が好きなんですの」


「矛盾してないかい?」


「しておりませんわ、あの娘も平和が好き、それは間違い無い有りませんわ。だってそれはあの娘の理想を陛下が一番理解しているのでしょう? だから帝国を作ったのではありませんか?」


「うん、そうだよ。フィーネが誰もが笑って暮らせる世界を望んだ、だから僕はそう言う国を作りたかった」


「それとは別の所であの娘は戦いたいんですの」


「解らないな、どう言う事?」


「例えばです、あの娘の前世には、様々な格闘技があった、それは聞きまして?」


「うん、見世物としてそう言うのがあったらしいね」


「確かに見世物ですわ、でも、それをやっている方達は、自信を鍛えに鍛えぬいて、そして自信が最強となる事を望んでいる」


「うん、その気持ちは何となく解る。自信で努力して身に着けた技量を試したい、そんな気持ちは僕にもある」


「そこですわ、アリスはそう言う戦いがしたいんですの。でもその気持ちは私には理解出来ませんの」


「成る程・・・・何となく解って来たよ、アリスは自分を高めたいのか」


「そう言う事ですわ、だから妹であるアリアが彼処まで成長したのに、自分が殆ど成長していない事に、ショックを受けたのだと私は思います。でもね? 本当にそうなんですの? 私には身体の成長だけが強さの源だとは思えませんわ。実際モルドレッドさんはあの身体でアリスより遥かに強いではありませんか」


「うん、君の言う通りだよ。身体の成長も多少は影響するけど、それは強さのほんの一部でしかない」


 セシリーは カチン!! と来た。


「そこをアリスに教えなさいと言っているのですわよ!! 何シリアスに決めているんですの!! 速くアリスの所に行ってそれを伝えなさい!!」


「うわ!? 解ったよ! 行ってくる!!」


 強さ以外は全くの鈍感なランスロットであった。








はい、面白くない話と言うのは、ズバリ、第三次世界大戦の事です。

 まあこんな事言うと、陰謀論者!!

と骨髄反射的に言われることもままあるのですが、これは全く陰謀論ではない、本当に事実の話し何です。

 知ってる方もそれなりに居るのではないでしょうか? まあ相変わらずマスコミはこの事についてだんまりなんですが ダイアログ 秘密結社 と先ずはググってください。日本のグーグルだと、正確性に欠ける内容が出てきますが、それなりに何の事かは理解出来ます。

この事について、ちょっと私の見解を入れた内容をお伝えしようと思っています。

 まあ何時とかまだ全然決めてないんですけどね。

何故急ぎめでこの話を書こうかと思ったか何ですけど、これを今書いてる、9月1日時点で、SNSやユーチューブ動画で、来年戦争か!? と煽る動画や書き込みが多い事、私自身見ててビックリしてしまったんですね。最初に言っておきますが、私自身は、ないない(笑)

これが結論です。ちゃんとした根拠も有ります。

なので、この小説自体見てくださっている方は少ないですが、少しでも安心していただこう、と言う思いで書くことにしました。

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