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チンピラ聖女 異世界で道を極める  作者: ザコ3改
第1章 集う仲間達
21/54

幕間

一日更新をサボってしまいました。すみません

 話しはアリスが生まれ変わり、アルフヘイムへ転生した頃の事である。アルフヘイムの転生神ファムの元へ、原初の世界、地球神天照大御神と素戔嗚命が訪れていた。


「ようやく此方に送る事が出来ました」


「本当にお世話をかけました、アマテラス様」


「いえ、貴女に預けたとは言え、元々はこの駄目弟の娘です。此方こそ貴女には本当に迷惑をかけてしまいました」


「そりゃねえだろ姉貴、姉貴だって彼奴等の誕生には関わってんだ」


「他の2人はあんなにもいい子なのに、あの子と来たらまったく。この駄目弟の悪い所ばかり似てしまって」


「でも、前回はちゃんとルシフェルを倒しましたし・・・」


「確かに倒しました。ですがその理由は何なのです!! あ〜まったく、この馬鹿がどうせなら一度本当に男にしてみようなどと言うから、試してみたら更に悪化したのよ!!」


「あ、姉貴だって試してみようって言ったじゃないか・・・」


「まさかあんな屑になるとは思ってもいなかったわ! もう絶対にあの娘を男にしては駄目よ!!」


「そ、それは大丈夫です。多分次は大分ましになる筈ですから・・・多分・・多分・・」


「そうですね、あのランスロット、でしたか、確かにあの者は前回も多少は手綱を握っていましたね」


「あの方は口では色々と言いつつも、ランスロットを本当に愛しておりました。ですから大丈夫だと」


「幾らこの馬鹿弟の娘だからと、貴女があの娘に気を使う必要は有りません。貴女は私が認めたこの世界の神の一柱なのですよ。地球神としてあの娘を戻すのは、このアルフヘイムでちゃんとした善行を立てた時です。それまでは貴女に再びお預けします。厳しく管理してくださいね」


「仰せのままに」


 

 転生神ファムは、自信はないが、そう2人の原初の神に約束した。だが実は不安でいっぱいいっぱいであった。


 

 そしてファムのその不安は、やはり当たってしまったのである。


『あ〜まさか5才で親父狩り、まったくなんて子なの。早くランスロットに預けなければ、この先何をやらかすのか解らないわ』


 



 彼女の名は、アリスフィーネ。神名は湍津姫神(たぎつひめのかみ)又は瀬織津姫(せおりつひめ)とも言う。非常に美しい女神である。

 彼女は水や海、祓い清めに関わる女神であるが、性格は激しく流れる水や荒波のように、力動的で物事を大きく動かす情熱的かつ行動的な一面を持っている。

 そもそも彼女含む宗像三女神は、荒ぶる神素戔嗚命の娘であり、その荒々しい性格を一番引いてしまったのが、湍津姫神であり、彼女はその素戔嗚命からも手が付けられない程乱暴だと呆れられる程だった。


 素戔嗚命は彼女の処遇を姉の天照大御神に相談し、一度人として外界で修行させる事になった。だが人として送りこんだ外界で、とんでもない悪事を息を吸うように行うようになり、2人はこの性格が治るまで、最早神々の住まう高天原には戻さない事にした。普通の人間の様に、記憶を消して転生させる事にしたのだった。


 だが何度転生させてもその度に極悪人となってしまい、今度は地球ではなく、天照大御神が受け持つもう一つの世界、アルフヘイムへと転生させる事にした。

 そこで天照大御神は、その世界で徳を積み聖霊となっている、ファムに彼女を預ける事にした。そしてアルフヘイムで何度かの転生のあと、アリスフィーネはアルフヘイムに現れた大悪魔ルシフェルを討伐したとファムから聞かされたのだ。

 天照大御神も素戔嗚命もそれは多いに喜んだ。ようやく湍津姫神にも神としての自覚が備わったのだと思ったからだ。確かに湍津姫神はルシフェルを討伐した。だがファムからその倒した理由を聞かされ、天照大御神は激怒した。

 大悪魔の城に盗みに入ったが、バレてしまい、逃げるのが面倒くさくなったので倒したと聞かされたのだ。



 そして天照大御神は素戔嗚命が言う、それならいっその事一度男にして転生させてしまえとの意見を聞き、遂に男として地球で転生させた。だがそれは見事に失敗に終わる。何故なら悪化したからだ。







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