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8.繋ぐ想い

【『闇に還りし星辰(アルヴ・アイオン)』───ッ!】


二人の最後の戦い……先に仕掛けたのはガロンだった。


「これは……」


これまで星剣とノアの魂を繋いでいた星線が、今は夜空を縦横無尽に飛び交っている。


ノアではなく、周囲に攻撃対象を切り替えて可能な限り逃げ回って時間を稼ぐつもりなのか……


「───いや、違う」


周囲……例えば、空気に星線を繋げて時間を稼ぐなら、間違いなく数の暴力に訴えた方が得策だ。


自身よりも力を持つ敵が相手だとすれば、より煩わしいのは巨大な一つではなく、小さくとも数が多い方なのだから。


それに関して言えばノアもまた同じである。


それなのに……ガロンが夜空に引いた星線には規則性があった。


ただ規則的なだけではない。


ノアの真上……それこそ、光速の移動が可能なノアでさえも数秒はかかる位置。


そこを一つの円とし、その円を巻いていくように渦が完成しつつあった。


(これが、『闇に還りし星辰(アルヴ・アイオン)』……?)


ノアからすればこれまで聞いたことのない魔法名だ。


故にノアは現状起こっていることとその名前から魔法特性を予測するしかない。


(星辰……意味は、『星座』……?……ッ!?まさかッ!?)


その意味に気づき、再度ノアが上を見上げたその瞬間にはもう、その魔法は完成していた。


【深層羅神───】

「なッ!?」


そして、その魔法は直接深層羅神に繋がるもの。


(チッ!嫌な予感はしていたが、ここまで的中するとは……)


星辰……よく知られる意味の一つに、『星座』がある。


これさえ解れば後は簡単な話だ。


これまでガロンの繋いできた星線は星座の力の一部に過ぎない。


星と星を繋ぐ、本来は存在しないはずの星座の線……それこそが星線なのだから。


その星線が、今度は本当に星座の形をとった……それだけの話なのだ。


【───ッ!】


ガロンの遠吠えが世界に響いた瞬間、口に咥えていた星剣が宙に浮き、ノアの頭上……世界の遥か上空へと向かう。


そこだけ星線がなく、ぽっかりと空いたその空間に星剣が接触した瞬間、夜空の全てを覆っていた星線がゆっくりと回り始めていた。


そう───それはまるで、ノアの使う『矛盾概渦(ラグナディリア)』を模したような渦として。


「───本気か、ガロン」

【───】


二人の眼が正面からかち合う。


理力と静滅銀刀(ゼグル)がある以上、深層羅神を使ったとてノアの勝利が揺らぐことはまず有り得ない。


それでもガロンは足掻き続ける。


「───っは」


その瞳を見続けたノアは、やがて小さく吹き出した。


「そうか……そうだな、確かにお前はそんな奴だ」


滅びる前から、諦めの悪い奴だった───


「───いいぜ、最期まで付き合ってやる」


そう言って静滅銀刀(ゼグル)を構えるノアを見たガロン……その星獣の瞳が、僅かに微笑んだ───ノアには、そんな風に見えた。


【───『星渦闇宮』】


遥か上空で回転していた渦が……星座が世界へと落ちてくる。


それはただの隕石とは桁の違う質量と概念。


もしかすると前世のノアでさえも世界中全てを救うことはできなかったかもしれない……それ程の圧倒的な面制圧だ。


(これに真っ向から対抗する手段は前世の俺ですら持ち合わせていなかったな……)


虚無は守ることには向かない。


故に、ノア自身は生き残れても世界全ての被害をゼロに抑えるということは今のノアでは間違いなく不可能だ。


そもそもあのレベルの質量と概念……グラエム全域を守ることすらもできるかどうかといったところ。


静滅銀刀(ゼグル)があるのでグラエムの八割は確実に守れると断言できるが、僅かにでもグラエム外殻に『星渦闇宮』が直撃すれば結界門の機能が損なわれるだろう。


そうなってしまえば空間に蔓延する死の概念による二次被害で実質的に壊滅状態になりかねない。


つまり、ノアは最低でもグラエム全域を守り抜かなければならないのだ。


「───」


だがそんな状況にあってもノアは一切焦りを見せない。


それは諦観故か、今のノアに対抗する術があるからか……


その答えはノアの表情を見れば明らかだ。


「───ふ」


ノアは小さく笑っていた。


それはまるで、新たな策を見出したかのように。


(ガルヴェイムの時と、つい先程……俺の意識が、無意識も含めて完全に飛んだ時)


それは、ノアでさえ理解ができていない力を使った時。


神域でも深層羅神でもない、おそらくは理力を用いたただの魔法だ。


ノアの意識の奥にある無意識……その更に奥に、ノア自身でさえも触れられない領域がある。


それが表に出た瞬間に使っていたあの力……


(二度もヒントがあったんだ。片鱗だけでも再現してみせろ)


ノアは右手に握っていた白雪を鞘に収め、僅かにしか刀身がない静滅銀刀(ゼグル)を、その右手に突き刺した。


「ッ!」


半ばまでしかない刀身は右の手のひらを貫き、手の甲にまで貫通している。


鮮血がどっと溢れ、それら全てにこれまでにない程圧縮された理力が宿った。


「く……ッ!」


最早痛覚が麻痺していると言っても過言ではないノアでさえ眉を顰める。


常人ならこの痛みの千分の一でも共有された時点で廃人になっているであろう激痛だ。


「───だが、これで準備は整ったッ!」


流れた血が虚無の理力を飽和させ、灰色に染まる。


そしてそれは、小指の先程しかない球体へと形を変えていった。


その灰色の球体は間違いなくガルヴェイムが見たという、整合神域諸共周囲の全てを消し去った存在。


その魔法の名は───


「───『矛盾界域(ラグレス)』」


射出された小さな球体は真っ直ぐに『星渦闇宮』の中心……宵の星剣(アルデバラン)のある場所へと飛んでいく。


そして、その『矛盾界域(ラグレス)』と宵の星剣(アルデバラン)が接触する───


「永劫の無へ───」


その瞬間、『星渦闇宮』の中心部分が……跡形もなく消え去った。


【───!?】


自身の深層羅神が実質的に破られたことにガロンは有り得ないとばかりに驚愕する。


だが、『星渦闇宮』は渦の中心と星剣が消滅したところで止まりはしない。


あの一瞬で消滅したのは全体から見ればほんの一部でしかなく、未だにグラエムの結界門は押し潰される範囲内だ。


だからこそガロンは残った部分を地に落とそうとして───


「悪いが、この魔法の真価は別だ」


ガロンが行動を起こす前にノアの声が響いた。


「虚無は『存在しないのに存在する』という矛盾を強制的に顕現させる……全次元において有り得てはならないその結果は、本来なら世界の防衛本能の如き修正力によって上書きされる」


そう───本来ならば。


「虚無には底がない……故に、世界や次元の理であっても修正できない。矛盾を消せないとなれば、世界は防衛本能のように自動的に滅びてしまう」


ガルヴェイムの試練の時は虚無の殆どを使えていなかった。


だからこそ、整合の権能によって消される程度の力しか持ち合わせていなかったのだ。


だが、今のノアであればそれを上回ることができる。


矛盾にて……世界を滅ぼせる。


「───そしてそれは、権能であっても同じだ」


その瞬間、『星渦闇宮』のほぼ全てが一瞬にして瓦解した。


【ッ!!?】


グラエムや結界門だけではない。


以前ノアの殺意の爆発によって大破したオルテア山脈も、この世界を滅ぼさんとする界滅爪ですらも『星渦闇宮』の傘下から逃れた。


「無は、全てを巻き込んで消え去る───闇であろうとも、その例外にはなり得ない」


『星渦闇宮』を実質的に無力化されたことで完全に動きが止まったガロン。


そこに、ノアが光速で……否、それすらも上回る速度で肉薄した。


【───ッ!!『理編の醒星(ア・ルデンド)』ッ!】


ガロンは僅かに残っていた『星渦闇宮』の落下位置をノアへと変更させ、星線によって得られる結果を今この瞬間のものにしようとする。


理編の醒星(ア・ルデンド)』によって強制的に現在に得られる結果は速度すらも無効。


故に、速度という次元で行動しているノア相手ですらも先手を取れるのだ。


「───」


『星渦闇宮』の切れ端のような部分がノアを包囲するように全方向から中心に向けて収縮する。


いくら切れ端とはいえ莫大な力を持つ星闇神……星獣ガロンの深層羅神だ。


普通の人間どころか神々ですらも圧倒的な質量と闇の概念に為す術なく圧殺されるレベル。


ノア以外だったならもうすでに滅んでいただろう。


そう、ノア以外ならば。


「───それは無駄だ」

【!?】


ノアの言葉がガロンにまで届く。


途端、『星渦闇宮』が目視不可能なレベルにまで切り刻まれた。


『星渦闇宮』はガロンが己の魔力を集結させた深層羅神……それ故にあれだけの力を誇っていた。


だが、だからこそ今のノアには切れ端程度では効かなかったのだ。


ノアが今掌握しつつあるのは魔力ではなく、理力。


対してガロンが扱っていたのは属性や圧縮度こそ他の追随を許さない程であったとはいえ、魔力だった。


どこまでいっても、ガロンは魔力までしか操れない。


それこそが、『星渦闇宮』が静滅銀刀(ゼグル)によって滅ぼされた原因である。


「終わりだ、ガロン」


もうガロンに打てる手はない。


それを解っているノアは速度を落とさぬまま静滅銀刀(ゼグル)を突き出し───


【ッ───】


その刀身を闇で構成されたガロンに突き刺した。


ガロンの抵抗が止まる。


その隙にノアは静滅銀刀(ゼグル)を通じて虚無の理力をガロンへと流し込んでいた。


ガロンの内部へと入りノアの制御を離れた理力は荒れ狂うようにガロンを内側から蹂躙する。


【───】


もうガロンの内部はズタズタだ。魔法を使うどころか、魔力の運用すらも難しい。


星獣へと変貌する為に使用していた『流星と常(アルデア・ラ)闇の神獣(・ヴィディム)』が初めからなかったかのように解かれ、ガロンの姿が漆黒の鎧へと戻っていった。


「───」


力を失ったガロンが落ちていく。


ノアは空中でそれをしばらく眺めた後、自身もゆっくりとガロンが墜落した場所へと降りていった。


「───ガロン」


魂はすでにヴァディアによって滅ぼされている。


だが、ヴァディアもその身体までも滅ぼしてはいなかった。


利用価値があったからかもしれないが、それでもガロンはまだ屍としてでもこの世界にいた。


それを……盟友であるノア自身が滅ぼすのだ。


「───っ!」


ノアとて心は人間。辛いものは当然辛い。


盟友とまで呼んだ仲間を、その生きた証を、自らの意思で滅ぼさなくてはならないのは。


「───は」


その瞬間、ノアのものではない声が小さく響いた。


「ガロン……?」


聞き覚えがあった。


ノアはその声を知っている。


「ガロン、お前……!」

「ぐ……はは、久しいな、ノア……」


それは滅んだはずのガロンの声。


戦闘のせいで動けないようだが、それでもちゃんと意識は残っていたのか───


「なに、滅ぶ間際の残留思念のようなものだ……貴公が何もしなくても、じきに消滅する」

「っ!」


結局、その運命を変えることはノアにはできない。


可能性があるとするならば『生願の権能』だが、あれは界律神アスティリアがいなければ行使不可能だ。


そもそもそれ以前にあの力はあらゆる次元、あらゆる時間軸においてたった一度の奇跡。条件が揃っていたとしても、二度目は不可能だった。


ガロンの意思はもうすでに滅んでしまっている。


それを覆す術は……もうない。


「辛く、ないのか……」


今、ガロンの内部ではノアの虚無が理力というエネルギーを得て全てを滅ぼさんばかりに荒れ狂っている。


それは魂の滅びすらも凌駕する程の苦痛のはずだ。


いくら今のガロンが魂なき残影だとしても、死や滅びすらも生温いこの状況ではその苦痛を感じるのではないか……


「……まあ、な」

「……やっぱり、そうなんだな」


ノアの左手から静滅銀刀(ゼグル)が消滅する。


顕現できる時間の限界が来たのだろう。


本来は不可能なはずの顕現を裏道を使ってやっていたのだ、そうなるとも当然と言える。


「待ってろ……終わらせてやるから……」


苦痛からの解放……その為にノアは再度白雪を抜いた。


「……『虚漠零斬(ラギレム)』」


万全なら不可能だっただろうが、今のガロンであればこの魔法でもその苦痛から解放できる。


そしてそのま法を纏った白雪姫をガロンの胸に突き刺そうとして───


「……できない」


手が震え、『虚漠零斬(ラギレム)』が解かれた。


「できるわけがないだろ……!」

「ノア……」


ノアは白雪を握ったままガロンに縋り付く。


ノアには、ガロンを消し去ることなどできなかった。


たとえ数分後には消える残影だとしても。


そして、それだけではない。


白雪(ユキ)でお前をだって……?そんなの、俺にはできない……ッ!」


残影といえど星闇神だ。


ノアが即席で創造した程度の武具では滅ぼすどころか、その鎧に刃を通すことすらも不可能だろう。


そもそもそんなものでは『虚漠零斬(ラギレム)』に耐えられるかどうかすらも怪しい。


静滅銀刀(ゼグル)も消えてしまった今、ガロンを滅ぼしてやれるのは白雪しかないのに……


それなのに、ノアはできなかった。


「───いいんだ、ノア」


それでもガロンは優しく言葉をかける。


自身に苦痛を与えているはずのノアに対して。


「それに、この方が都合が良かったのもある」

「都合……?」

「ああ……」


ガロンは自身の右手をゆっくりと上げ、そこに闇の魔力を纏わせた。


「お前……」


今のガロンは虚無に苛まれ、通常の魔力運用すらも困難となっているはずだ。


そんな状態で魔力を無理やり使おうとすることはノアの制御から離れた虚無が許してはくれないだろう。


より苦痛が強くなる……それなのにガロンは右手の魔力を解くことはなかった。


「───『魂の系譜(メルリアム)』」


魂なき残影であるはずのガロンが使ってみせた最期の魔法……それは己の全てを他者へ譲渡するための魔法だった。


「これ、は……」


空に向けていたガロンの右手に暗い闇が生成される。


「私の力の根源だ……これを、貴公に託す」


『星と常闇の権能』の、その根幹。


虚無を持つノアでさえ滅ぼしかける、それこそポテンシャルならアルファルドの持つ壊滅の権能にすら引けをとらない力。


ガロンはそれをノアへと継承させようとしていたのだ。


「───案ずることはない」

「ガロン……?」


途端、ガロンの身体が光の粒子になり始める。


屍としてのガロンは元々その力だけで動いていたようなものだった。


故にそれが内部から抜かれたのならガロンの身体が消滅していくのは自然なことなのだ。


「ユキは、そこにいるのだろう……?彼女とは、ずっと共に戦ってきたわけだ。私もまた同じ……貴公の力として、共にあろう」

「っ……!」


ガロンもまた、ユキと同じ。


自身を利用して世界を救えと言う。


「俺は……っ!お前達が思う程強くないんだ……!この世界を本当の意味で救うことは、俺には……!」


できない……という言葉を吐こうとして、ノアは言葉を呑んだ。


ガロンの右手が、ゆっくりとノアの頭を撫でたからだ。


「貴公に私達の期待を背負わせてすまないと思う。私がやれたらどれだけ良かったことか……だが、それができる力を持っているのは貴公なのだ」


ガロンの力は確かに強力だが、それだけで届くはずがない。


ノアの持つ虚無こそが唯一の突破口なのだから。


「全てを救えとは言わぬ。大切なものを守り抜け。それが世界だというのなら、全力で足掻く……それが貴公に残された道だ」

「っ……」


ユキ、エルナ、ガロン。


皆、ノアに呪いをかける。


救いたいものだけを救えばいい……その対象が『全て』なら、それを実現する為に地獄へ行けと。


「私達の望みに応える必要などない……ただ己の信じる道と、己の救いたいものだけを選べ。その先の結末であるならば、私も……きっとユキも、それを受け入れる」


その言葉を聞き、ノアはかつての……前世に信じ続けていた思想を思い出す。


「俺の道を……信じる……」


何も滅ぼさず、取りこぼすことなく、ただ手の届く範囲の全てを救いきる。


そこにノア自身は……含まれていない。


「ただ一つ、約束してほしい」

「……何だ?」

「……救うものにも順番はある。貴公はまず、自分自身を……自分の心を救え」


自分を犠牲にして救い続けることを信条にしてきた前世の思想とは真逆の言葉。


思想が完全に前世のままだったなら、それを否定していたかもしれない。


だが今のノアはこの世界で生き、ユキやガロン、エルナといったこれまでのものとは別種の大切な存在を得た。


そして、その三人は形はどうであれ全員が一度は滅ぼされている。


考え方に変化が出ることは必然とも言えた。


「……その約束を守れるかどうかは解らない。でも、他でもないお前の唯一の願いだ。そうならないように足掻けばいいんだろう……?」


それを聞いたガロンは小さく笑い、言葉を返した。


「そうだな」


ガロンの身体が末端から消滅していく。


ノアの虚無を取り込んだ上で自身の力の根源を取り出した状態なのだ。こうなるのも必然だろう。


「……さあ、受け取れ」


魂の系譜(メルリアム)』によってガロンから取り出された権能がノアの魂へと吸収される。


「これで私は貴公と共に戦える……ユキのことも、よろしく頼むぞ」

「……ああ」


やがてガロンの身体が完全に消滅する。


残ったのはノアの魂に継承された『星と常闇の権能』だけだ。


だが、これこそがガロンの意志。


それも含め、ノアが継承したのだ。


「選び、足掻け、か……」


ノアは小さく呟きながらガロンの言葉を噛み締める。


そして、立ち上がった。


「もっと、楽に考えてもいいのかもな……全てを救わなくても、救いたいと思った存在だけを救う……」


それができたらどれだけ楽だっただろう。


「───それでも、諦めるわけにはいかない」


『全て』を救う……それこそが、前世から変わることのないノアの意志の根幹なのだから。


「自分を救うなんてこと、できるかは解らないが……」


それでもそれはガロンの遺した願いだ。


「……可能な限りはやってみるか」


ノアは未だに自己犠牲を肯定している。


それしか方法が残されていないというのならば、ノアは躊躇なくその選択を取るだろう。


でも、それまでは───


「それまでは足掻く。それでいいんだよな、ガロン……」


ノアはすでに滅んでしまったガロンに言葉をかける。


それは当然ガロンに届くことはないが、それでもノアは空を見続けた。


闇を受け継ぎし救済者───


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