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穏やかな朝


今日は暑さで寝苦しく目が覚めた。

まだいつも起きる時間の2時間も前だ。

もう一度寝ようかなとも思ったけど、なんだか寝れなくて1度リビングに向かう。


ガチャっとドアを開けると


「あれ?姉ちゃんもう起きたの?」


そう言う怜がいた。


「怜こそ!今日は早いね」


「なんか目が覚めちゃって.....二度寝しようか迷ってたとこなんだ〜」


「私も同じ!じゃあもし寝ないなら一緒にゲームでもしない?」


「わ!いいね!するー!」


私がゲームに誘うと怜は笑顔で受け入れてくれた。

実はずっとやってみたかったゲームがあったのだ。

1人でやるには少し寂しいし近々弟たちを誘おうかなと思っていた。


私たちはソファに座ってゲームを始めた。

結構大きいソファなのに怜はわたしにぴったりとくっついてくる。

そして私たちは対戦型のゲームを始めた。




「よし!勝ったー!!」


実はゲームが得意な私はあっさりと怜に勝ってしまった。


「むーー姉ちゃん強いよ」


そう言いながら怜が私にもたれかかってくる。

悔しがってる姿でさえかわいい。


よしよしと頭を撫でていると


「もう1回!!今度は勝つ!」


と怜がバッと顔を上げた。

実は負けず嫌いの怜の目がメラメラとしていた。


その後何度か対戦をした。

何回かやるうちに怜がコツをつかんできたようだ。


「ねぇ、姉ちゃん次僕が勝ったらご褒美ちょうだいよ」


と急に言ってきた。


「ご褒美って何がいいの?」


「ないしょ〜」


「私ができる範囲ならいいよ。てか私も負けないからね!」


そう応えると怜は一層「勝つぞ〜」と闘志を燃やした。


そして数分後...


見事に私は負けたのであった...。


(怜なんたる成長ぶり!てかご褒美とか言ってたよなぁ)


「やった!姉ちゃん!ご褒美だー!!」


「もう仕方ないなぁ、それでご褒美は何がいいの?」


そう聞くと怜は少しためらいながら


「毎日寝る前に姉ちゃんにぎゅーしてもらいたい」


と言ったのだった。


(なんでこんなに可愛いんだうちの弟は!!)


「そんなの全然いいよ!もういくらでもぎゅーするよ」


「ほんと!?姉ちゃんにぎゅってされたら絶対僕幸せな気持ちでよく眠れるよ」


「私がお役に立てるなら嬉しいな」


そう言うと怜はさっそく私に抱きついてくるのだった。



(そういえば私からぎゅってすることなかなかなかったから、してほしかったのかも...)


こうして私たちはすごく穏やかで楽しい朝を過ごした。

今日はきっといい日になるなって思ってた。

それがまさかあんなことが起きるとは...



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