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心の支え (怜視点)


姉ちゃんは昔から唯一の僕の心の支えだ。

他の兄弟たちも頼りにはなるが僕に持ってないものを持っていて見ていて辛くなることがある。

僕は昔から人付き合いが苦手だ。

瞬兄は気づいたら周りに人がいるタイプ。

双葉兄は社交的で誰からも好かれるタイプ。

優は1人でも平気で全く周りを気にしないタイプ。


僕は1人でいるのは少し寂しいと感じるし、でも人を信じれないでいる。

結局自分の顔とか勉強目当てで近づいてくるんじゃないかって思ってしまう。

だから僕はいつも学校では1人だ。


でも姉ちゃんだけは僕が辛い時に気づいてくれる。


あれは僕が幼稚園の時の話だ。

その時から僕は友達ができなくて1人だった。

優と一緒にいることも多かったけど、優は気がつくと直ぐにどこかへ行ってしまう。

もう正直幼稚園なんて楽しいものじゃなかった。


そんな時姉ちゃんだけは僕の気持ちに気づいてくれたんだ。


「怜?大丈夫?無理はしなくていいんだよ」


そう言っていつも頭を撫でてくれた。

姉ちゃんはほんとに周りのことをよく見てる。

しかも誰よりも可愛くて優しい。


僕が正直に幼稚園に行きたくないって言った時も


「うんうん、休むことも大事だからね。休んでから少しずつ頑張っていこう」


そう僕の気持ちを反対せずに慰めてくれた。

もうずっと姉ちゃんが僕の心を癒してくれる唯一の存在だ。

姉ちゃんのおかげで僕は今日も笑っていられる。


そんな僕はもう中学生になって姉ちゃんは高校生だ。

まだ姉ちゃんに甘えててもいいのかなって思う時もあるけど、姉ちゃんが可愛がってくれているのがわかっているからついつい甘えてしまう。


それにうちの家族はみんな姉ちゃんのことが大好き。

姉ちゃんの取り合いになることも多いけどそれもなんだか楽しいんだ。

やっぱり僕の中はいつだって姉ちゃん中心で回っている。


実は姉ちゃんが僕の上目遣いに弱いことを知っている。

少しずるいかもしれないけど姉ちゃんがかわいいって言って頭を撫でてくれるのが嬉しくてついついしちゃう。


「姉ちゃん」


そう言って上目遣いをするだけでいいんだ。

それだけで姉ちゃんが優しい顔で微笑んでくれる。



でももう僕は姉ちゃんの背を追い越してしまいそうだ。

その時は今度は姉ちゃんを守ることができるように立派にならなきゃ。


姉ちゃんはこれからもずっと僕の中の唯一で心の支え。

姉ちゃんいつもありがとう。

いつか絶対お返しするから待っててね。

これからも最高の姉で大好きだよ。



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