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第99話 焼け野原
「ちょっと嬉しい?」とローザさんに聞かれ、
「はい。今まで、親にも信じてもらえなかったことなんで。」と言った。ローザさんは黙って僕の背中をさすってくれた。
「ありがとうございます。落ち着きました。」
「良かった。これからは、いくらでも頼っていいからね。」と言われ僕は、
「はい。」と答えた。
「それじゃあ、今ある情報をまとめようか。昨日の夜から今日の朝にかけて、タインとブライト君が、見た夢の内容はほぼ一致している。だから、何かしらによる攻撃があるのは間違いない。問題は、いつ、誰かということだった。だけど、さっきブライトから聞いた話的に、それは、明日の深夜12時32分には起こっていた。今から、約17時間後だね。それと、もう一つの誰が起こすかについては分かる?」
「さすがに分からないです。すみません。」
「謝らなくていいのよ。仕方ないから。」
「でも、」
「でも?」
「魔王軍じゃない気がします。ミサイルが飛んできてたから。」
「ミサイルだって!」
「はい。ミサイルが、ドンドン落ちてきて、1分もかからないうちにここの周りの建物も全部なくなり、本当に、焼け野原としか言えなような状態になってしまったんです。」




