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石の記憶  作者: 弥生 飛鳥
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第2部 第43章

目が覚めると、ギルは一人ベッドに入っていた。ルシファが見当たらない。

まさか、もうヴィレッジに行ってしまったのかと思い慌てて起き出した。


ルシファは庭にいた。


「やっと起きたの?」


 いつものルシファだ。




 ルシファは機械の使い方を教えてくれた。


「何かあったら、これですぐに私につながるよ。」


 その他にも簡単な操作を教えてくれた。


「キャッシーに連絡するには。」


 いくつかのボタンを押すと、画面にキャッシーが現われた。


「そろそろ行っても大丈夫?」


「マフィンが焼けてるわよ。すぐにいらっしゃい。」


 なんだかキャッシーがすごく懐かしく感じた。


「私の分はあるの?」


「もちろんよ。お土産に持たせるから、冷めたの食べなさい。」


 キャッシーがウィンクした。


「ありがと。じゃあ、もう少しで行くから。」


 ボタンを押すとキャッシーが消えた。




 ステーションの使い方も教えてくれた。


「これで好きな時に好きな所へ行けるよ。」


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