37 幸せ
「うーん」
俺は気持ちよく背伸びをした。
「空、今日の予定はありますか?」
俺は右横に座っている蓮華を見た、昨日脱衣所で着替えた藍色の浴衣を緩く着て背中まで届く長い艶やかな黒髪は下ろしたままだった、蓮華はいつ見ても凛々(りり)しく綺麗だ、蓮華を見詰めながら予定を話す。
「今日は家を改造します。」
「そうですか宿の宿泊はどうしますか?」
「宿の代金先払いしたよねーー考えたんだけど此の宿に凄い自信に溢れた美女が居てね、蓮華と一緒に口説きたいのだ。」
「はい、一緒に口説きましょう。」
蓮華は素敵な笑顔で微笑んだ、頼もしい。
「うん、それでね宿屋暮らしの男が女性を口説くと、その女性は口説いた男性の事をどうおもうかな?」
俺は蓮華の同意を得て自信を付けると、自分の考えを話す。
「そうですね~宿に住んでいるという事はこの町に定住するのか解らない状態ですし、空が仕事をしているのか解らない今の状態を考えると良くて遊び人、悪くてダメ男ですね。」
「ぐっはぁー、良くて遊び人なのか。」
蓮華の言葉は少し刺激が強すぎた、気分が落ち込むと自然と視線が下がり茶色い座布団を見た。
「大丈夫です、空の良い処は私が解っていますから元気出して。」
蓮華の思いやりの篭った落ち着いた優しい声が背中から聞こえ、俺をそっと優しく抱きしめてくれた柔らかな温もりが元気をくれた。
「ふふふっ、それでね家と店を改造して商売を軌道に乗せれば自信の溢れた美女を口説く最初の準備が調うんじゃないかと思うんだよね。」
俺は自然と暖かい良い気持ちが湧き上がり、柔らかい声で話す。
「はい、良いと思います。」
「蓮華と向き合って抱きしめ合いたいな。」
俺のお腹に回された蓮華の腕を俺の両手の指で優しく撫でながらお願いした。
「ふふふっ、もう少しこのままで居ましょう。」
蓮華に後ろから抱きしめられるのも、なかなか良いなと思い、とても安心して足を伸ばし、身体の力を抜いて蓮華に寄りかかる、蓮華の顔が俺の左肩に乗せられて感触が少し、くすぐったい。
「蓮華、甘い良い匂いがする。」
「そうなんですか?私は解りませんけど。」
「蓮華の匂いをクンカクンカするの好きなのだ。」
俺は甘々な良い気持ちに成って自分の左頬を蓮華の右頬にスリスリした、スベスベした柔らかい肌の感触に満足しながら甘えて息を大きく吸い込んだ。
「ふふふっ、どうぞ好きなだけ嗅いで下さい。」
蓮華の柔らかく優しい笑い声が左耳に心地良い、在りのままの自分を受け入れられる幸せに自然に身を任せ俺はゆっくり目を閉じた。
「こうしていると空は可愛いですね。」
蓮華の落ち着いた声が聞こえてくる。
「男に可愛いは褒めているのか微妙だけど、、、ん~男らしさに拘らなければ良い褒め言葉かもね。」
安心しきった心でほのぼのと受け答えした、蓮華が優しい手つきで俺の頭を撫でてくれる、感触がとても気持ち良い~♪目を閉じていると眠くなってくる。
「蓮華好きだよ。」
「ふふっ、私も好きです。」
満たされた気持ちで愛を囁く、穏やかな優しい気持ちだ。
「ちゅ。」
「ふっふふ、ホッペがくすぐったい。」
蓮華に口付けされて穏やかな気持ちで笑う。
「空は口付けしてくれないんですか?」
蓮華の甘さを含んだ声に俺の心は喜びに震えた、ゆっくり目を開けて両手を畳に着けて力を入れると上体を起こして一旦蓮華と身体を離す、身体の向きを蓮華に向けてから膝立ちになり蓮華の瞳を見詰めた。
綺麗な茶色の瞳を見ながら俺の胸の嬉しさが伝わるように、ゆっくりと優しく蓮華の唇に自分の唇を付けた、蓮華の唇は凄く柔らかくて柔らかさを確かめるように自分の唇で蓮華の上唇を挟む、
ムニムニ蓮華の唇の厚さを確かめてからペロリと舌で蓮華の上唇をなぞると蓮華も口を開けて舌を伸ばして俺の舌を下からペロペロ舐めてくれる、気持ち良く成って来て心の胸が凄く嬉しくて夢中に成って蓮華の舌を追い回す、蓮華もペロペロ優しく俺の舌を舐め回してくれた。
「はあ、はあ、蓮華の舌熱くて気持ちよくて癖になる。」
「ふふっ、私も空との口付け好きですよ。」
凛とした美人の蓮華が可愛さを残しながらも妖艶に微笑む。
俺は蓮華の表情に暫し見惚れてから視線が自然と下がり、藍色の浴衣の緩く開いている胸元に視線が引き付けられた、蓮華の綺麗な白い肌の大きな胸の谷間が日に照らされて美しく眩しかった、蓮華は俺の視線に気付いて。
「空、見たいの?」
甘い落ち着いた声が聞こえて。
「うん。」
俺は静かに頷いた。
蓮華は優しい表情で声を出さずに笑うと、蓮華の右手の人差し指がゆっくりと浴衣と素肌の境界線を上から下になぞり少しづつ浴衣をずらして綺麗な形の胸の盛り上がりの面積を増やしていく、
俺から見て蓮華の右胸の頂の色が見えそうな処で蓮華の右の人差し指が左胸の浴衣と素肌の境界線にゆっくりと移動して上から下に指をなぞり少しずつ眩しい白い肌の大きな胸の盛り上がりの面積を広げていく。
ゴクッ俺は自然と唾を飲み込んで蓮華の仕草を集中して見つめた。
両方の胸の頂の色がもう少しで見えそうな処までついに来たと思うと蓮華の指が止まる。
「空もう少しで私の胸の先が見えてしまいますね、最後は自分の手で脱がして見たくありまませんか?」
蓮華が可愛く微笑んで甘く囁いた。
俺は蓮華の胸の頂を見たい気持ちで一杯に成っていた、自然に緩んだ満面の笑顔に成った。
「脱がしてみたいです。」
正直に心情を告白する。
「ふふっ、どうぞ。」
俺は焦らされ続けた気持ちで手が焦らないように慎重に両手を動かした、そっと浴衣の左右の縁を両手の親指と人差し指で掴んで、ゆっくりと左右に広げて行く、ついに蓮華の胸の頂が見えた、蓮華の大きく綺麗な形の胸の頂は美しい鮮やかな桃色だ、いつ見ても可憐な美しさは魅力に溢れ俺の心を感動させる。
自然と俺の右手の人差し指は桃色の美しさに誘われるように俺から見て蓮華の左胸の頂をツンと押していた。
「あっ。」
蓮華の口から甘い声が漏れた、自分の顔がだらしなく緩んだ笑顔に成って、楽しい気分で右胸の鮮やかな桃色の頂もツンツンした。
「んっ、気持ち良いです。」
蓮華の大きく綺麗な双球を見ていると不意に思い付く。
「くっふふ、蓮華の胸で俺の顔を挟んでみたいんだけど良いかな。」
俺は此れ以上顔が緩まないように引き締めつつ、思わず毀れそうになる笑いを抑えて、甘い幸せな気分で蓮華におねだりした。
「んっ、良いですよ来て下さい。」
蓮華は優しい顔で微笑むと両腕を軽く開いて受け入れてくれた。
俺は緩んだ笑顔のままゆっくりと自分の顔を蓮華の大きな双球の間に埋めた、凄く柔らかい、俺は満面の笑みで幸せな柔らかさをくれた蓮華に感謝して顔を左右に動かした。
「空は甘えん坊ですね。」
「蓮華ありがとう幸せだ。」
「ふふふっ、私も幸せです。」
「蓮華の手で胸を押して俺の顔に押し付けてみて。」
「こうですか?」
顔に幸せな柔らかさを感じて凄く気持ち良く、蓮華の甘い良い匂いに包まれた幸福な中で大満足するまでしてもらった、蓮華の身体から俺の頭を離すと蓮華の視線が俺の下半身の盛り上がりに気付いた。
「ふふふっ空、夜まで、お、あ、ず、け、ですよ♪」
可愛い笑顔の前で両手を左右に振りながら楽しそうに言った。
「えっ、何でなのだ。」
「私は空を見ていて学びました、空は直接的な事より焦らされるような間接的な方が熱く燃え上がると。」
「ん、そうかな。」
「ええ、私と空が最初に結ばれた日、空は私の胸に在った網模様の(あみもよう)の服を、なかなか脱がしませんでした。」
「あははっ、そうだね。」
蓮華に直接指摘されると照れる。
「ねっ♪私は空と熱く燃え上がりたいんです。」
蓮華が俺に向ける信頼する気持ちを感じて期待に応えたくなる。
「今日の夜は期待しててよ、きっと俺の熱い思いと努力で蓮華を満足してあげるから。」
「ええ、素敵な夜にしましょう♪」
蓮華は布団の上で俺と結ばれている時の雰囲気を感じさせる艶然とした笑顔を浮かべると頬を赤くして楽しそうに言った。
すっごい期待されてる気持ちが伝わった、この甘い期待に応えたいのが俺なのだ。




