31 名前を決める
裸のままだった俺は一瞬で着替える、着ていて楽な緩やかな浴衣を選んだ、柄は氷山と氷の平原で、お腹の辺りには小さなペンギンが集まっている。
「小さいペンギンも可愛いですね。」
蓮華が浴衣の絵柄のペンギンを愛でた。机の上の水分子機械達は下が3つ、真ん中2つ、上が1つの3段に重なってプルプル震えていた。
「名前か~自分達で決めてもらうのはどうかな?」
「良いですね、ではプニが良いと思った子は、その場で跳んでね。」
水分子機械達は3段に重なっていた状態から一番下の3つの真ん中を構成していた水色の水分子機械が綺麗な球体に成って転がると、2段目の水分子機械2つが三段目の空いた空間に落ちて、ポヨン、プルルンと山が崩れた、1つだけ抜け出た水色の水分子機械が蓮華の前で勢い良く跳んでいた。
崩れてプルプル震えていた水分子機械達もプニプニ動いて蓮華の前の机の上に集まって跳ぶ。
「プニで決まりかな?」
「いえ、まだ終わりでは在りませんよ、次はプルルが良いと思った子~♪」
蓮華が右手を上げて、その場で軽く跳ぶと一斉に跳ぶ水分子機械達。
「やはり、この名前の良さが解るとはやりますね。」
蓮華は腕を組んで大きな胸を両腕に乗せて、うんうん頷いていた。
「え?どういう事ですか?」
急に敬語になる俺、解らない、解るのは蓮華の胸は素晴らしいという事だけだ、蓮華が軽く跳んだ時の大きな胸の揺れや両腕に乗る大きな胸は俺を魅了して止まない。
「次はプニョン。」
急に動きを止める水分子機械達は綺麗に丸く成り微動すらしない、あんなに柔らかそうだった表面は硬質化したかのようにツヤツヤ光を反射している。
「くっ、何故。」
蓮華は右手の拳を握り締めて、口惜しそうに呟く、キッと水分子機械達を視線で射抜くかのような強い眼差しで。
「次はプゥニョョョリィィィィィィィタァァァァァァァラァ”ァ”↑!!」
蓮華は凄い巻舌で小さいィを何回も言った様に舌を凄い振動させた、振動でィがルに聞こえ、熱く叫ぶ最後のァァァァは高音で、振動していたァは振動が無くなると途中からラに聞こえた。
水分子機械達は凄い勢いでお互いに身体をぶつけ合って相手の上に乗り、プニプニ柔らかく潰して潰れて動き回っている。
「流石私。」
蓮華は可愛い得意顔で、うんうん頷いている。
「なんだ此れ。」
感動だ、感動した、なんと言う巻舌!こんなにも言葉は振動するものなのかと耳に新しく聞こえて思わず笑ってしまう。
「あっははははははははっあはははははっ。」
蓮華は此方を正面から見て、右の人差し指で天を指し得意顔だ、それがまた可愛くて可笑しくて笑いを誘う。
「あはははははははは。」
蓮華は楽しそうな得意顔に笑顔を浮かべて、右手の人差し指を机に向ける。
「では行きますよ~次は、プニョリナマセ~♪」
水分子機械達は皆潰れて水溜りのような状態で水面に波紋が広がるばかりだ。
「うん、うん次は~プッニョリーン♪」
水分子機械達は水面が盛り上がると大福の形になり、みんなそろって一斉に低く跳んだ。
「最後は~お餅ぃ~♪」
水分子機械達は机の上に円状に並んでコロコロ回転して円を描いて移動する。
「なるほどねぇ~~結果発表です、種族名はリータです♪」
「ごっほ、ごっほぉ、ほっぉほっぉお、え?そんなの候補に在った?」
思わず咳き込んだ俺に蓮華は素敵な笑顔を向けた。
「空、プニョリータの時のリとタの此の子達の反応は凄かったでしょ、そこでリータですよぉ~~♪」
ちらりと机の上を見ると水分子機械達も個別でバラバラに凄い跳んでいる。
「まあリータでいいかな。」
「ね、でしょう。」
蓮華も机の上を見て私の言った通りでしょうと得意顔だ、凄く可愛い。
「お店の名前はリータは無いな、それだとリータ 空に成ってしまうし、もうちょっと名字に相応しそうなのがいいな。」
「そうですねぇ~、リータ 蓮華はちょと無いですね、他には何を売るんですか?」
蓮華は机の横の布団に座り、俺は蓮華の太ももに頭の下をを空かさず乗せて横に成る。
「空は甘えん坊ですね。」
蓮華の手が俺の頭を撫でて感触がとても気持ち良い。
「蓮華に頭を撫でてもらうの好きだ。」
「ふふっ。」
蓮華は穏やかに笑い俺の頭を優しく撫でてくれる、嬉しさと穏やかな気持ちで安心する。
「他には、お菓子、氷菓、魚釣り、水泳場、可愛い小物、食堂もいいかもなー。」
俺は穏やかに安心して、なんとなくやりたい事を並べていく。
「素敵ですね、全部やりましょう。」
「全部か、うん出来るね。」
蓮華も同意してくれたし何でも出きる気がしてくる、穏やかな優しい蓮華の声が降ってくる。
「そうすると、お店の名前は商売に関係ない物が良いですね、私達の名乗る店が未来で意味に成るんです、○○は凄いという意味だと。」
「○○というのは、一流を意味するとかかーうん、良いね、それが達成された時を思うと夢があって胸が熱いよ。」
俺は目を閉じて考える、部屋の温度は涼しく目を閉じると蓮華が優しく頭を撫でてくれる感触が更に鮮明になって心地良く此のまま寝てしまいたくなる、静かな時間がとても安らかで気持ち良い。
「蓮華思いついたよ、お店の名前は静かな、でどうかな?」
蓮華の太ももの感触を感じながら俺は目を開けた、甘く幸せな気持ちで自分の右手を伸ばして自分の頭に優しく触れている蓮華の手に自分の右手を重ねて蓮華の手を優しく撫で撫でしながら蓮華の顔を見た。
「静かな 空、静かな 蓮華。」
蓮華は目を閉じて口の中で小さく呟く、静かな部屋の中では優しく柔らかな蓮華の声が良く聞こえた。
「静寂 空、静寂 蓮華。静かな屋、静寂屋。」
蓮華は目を開けて優しく微笑む。
「静かなよりも、静寂の方が良いですね。」
「うん、蓮華が呟くのを聞いて俺も静寂がいいなーと思った。」
蓮華と静かに見詰め合う、蓮華の瞳は茶色で瞼は二重、睫毛が長く目の形は綺麗で、ずっと見ていると胸が高鳴ってくる。
少し視線をずらし鼻へ、綺麗な鼻だ、鼻から唇へ視線を動かす、蓮華の唇は桃色で艶やかな光を放ち綺麗で見惚れる、蓮華の唇が微笑んだ形に成った。
「空、私の唇ばかり見て、どうしたんですか?」
蓮華の顔が近付いてきて、唇と唇がもう少しで触れそうなところで止まる、蓮華の良い匂いに酔いながら俺は顔を少しだけ浮かせて蓮華の唇に一瞬だけ触れてから首の力を抜いて
蓮華の太ももに頭を着地させると、蓮華の顔が更に近付いて唇と唇が触れて一瞬で離れていく。
見詰め合う俺と蓮華は何となく2人で声を出さずに笑う、蓮華と触れ合っていると胸が嬉しさに満たされて、ちょっとした事で顔は自然と笑顔に成った。
暫く、ゆっくりとした時間の中で蓮華との愛の戯れを楽しんで満足してから頭を浮かして起き上がり、腰の下に有った座布団に机の方を向いて座る。
「リータ全員机の上に集合。」
部屋の中を自由に動き回っていた、リータ達がプヨンプヨン柔らかそうに跳ねながら集まって来た。
リータ達を見る、綺麗色が透き通っていて手の平の大きさの丸い塊が柔らかそうにプニプニ揺れている姿は、とても可愛い、此のままの外見でも良いが少し物足りない、何が足りないんだろうと、じっくり見る、、、目が合わない、そうか目が無いんだ。
「蓮華、リータに目を付けようと思うんだけど如何かな?」
「良いですね、すっごく可愛い目を付けましょう♪」
蓮華は空の水色のリータを右手に取ると自分の顔に近付けて、俺に背を向けてから小声でコショコショと何か喋っていた、蓮華は顔だけでチラリと此方を見て可愛い得意顔をした。
「空、出来ました~♪」
蓮華が身体事此方を向いて、手の平を俺に向けた、水色のリータは小さなキラキラした2つの円らな水色の瞳で俺を見つめていた、じっくり見る、目の中は1色で小さな水色の光が目の中で踊っていた。
「う~ん可愛いけど、こう、もうちょっと違うというか、、、」
「空の感性が信じられません、凄く可愛いのに~~。」
水色リータは、俺の発言がちょっと、、、の辺りでへニョーンと弾力を無くしたかの様に蓮華の手の平に広がり、続く俺の違うという言葉に、柔らかな液体が蓮華の手の外へ毀れて繋がったままブラーンと伸びて揺れていた。
「あぁ~水色リータちゃんが、あんなにツヤツヤした弾力のお肌がこんなに伸びて、、、あっはははは、はははは、はははは伸びすぎです~ぅ♪あっははは、あははは。」
蓮華の笑いの点穴に嵌った様で、笑いながら桃色リータを左手で伸ばして楽しそうに笑っていた。
俺は机の上のリータに目を向けた、机の上でリータ同士で身体を押し合いながら俺の方へ近付いて来ていた、俺に一番近い位置に来たリータの表面が激しくプルプル揺れてリータ同士の中に埋もれて違う色のリータが俺から一番近くに来ると又表面が激しくプルプル揺れてリータ同士の中に埋もれてを繰り返しながら段々(だんだん)とリータ同士の塊が俺に近付いて来ているのだった。
俺は冷静に観察して深い青色リータが一番前に成った瞬間両手で捕ま(つか)えた、ビックン、ビクッン元気に俺の手の中でリータが跳ねる。
「大丈夫だよぉ~~♪俺の感性は天才なのだ♪」
俺はとても怪しい笑顔を浮かべていると自覚しながら、優しい甘い声を意識して出した、手の中の深い青色リータは元気良く跳ねて暴れていたが、俺の優しい作られた声を聞くと細かくフルフル震えて大人しく成った、手応えを感じた俺は楽しい気分で畳み掛けた。
「俺を信じろ♪」
俺は笑いを堪えながら自信たっぷりに言いきる、手の中でリータの震えが止まった、プッククク信じてしまったかぁ~~♪簡単だぜ!俺は心の中で秘かに笑う、俺の表情筋よぉ~~真面目な顔を維持するのだぁ~~、プックックックククッ。
「そうそう太目が良いんだよぉ~~♪そうそう、そんな感じで♪クック、え?何でも無いって♪似合ってるよっ♪プックク、クク、えっ大丈夫っだって俺を信じろよ♪くっぅははは、そう上の処は平坦にしてぇ~♪あははは、っくっぁぐっ、良いよ♪~凄く良い♪いやぁ~俺は天才だ♪」
俺は頑張って笑いを堪え小さな我慢笑いが漏れつつも終にリータの目が出来たのだ、深い青色リータのお目目は太く大きく、上の目の部分を平坦にする事に因って眠そうなヌボーっとしたお目目を手に入れたのだ、あっははは、ははっ、っぐ、まだ我慢して笑いを耐えるのだぁ。
「蓮華ぇ見て見てぇ~~♪俺の感性に平伏すが良い~♪}
「何ですか?私は、、、あっははははは、あはははは、あははぁ、可愛いです~♪あははは、はははは、だっ、あははは、ははは。」
俺も我慢の限界だ、思いっきり笑う。
「あっははははははは、はははははははは、あはははははは、傑作だぁ♪この微妙な配置と形が何故か笑いを、あははははは、あはははは、あっ、止めて溶けないで、ますます、あっははははは、ははははははは、っふ腹筋があははははは、はははは、ははは、あっはははははは、キツイ、あはははははは、はははは。」
俺の手の中で深い青色リータはデローンと溶けていて凄い変顔を作り出していた、これは計算外にお腹を刺激して笑いが止まらなくなった。
「もうぉ空、青色リータちゃんがあははっ、ははは、ぷっ溶けてますよ、めっです青色リータちゃんこっちにおいでぇ♪、、あははははっプルプル震えて目が目がパッチリお目目が、はははははは、あはははは、これは、くっあはははは、ははは。」
俺の手の中の深い青色リータは蓮華の声が俺を注意すると丸い塊に成りツヤツヤしていたが蓮華が笑い出すと直ぐにで溶けてしまった、それでも又蓮華が注意するとリータは溶けた状態と固まった状態の中間に成ったが、
その状態は左右の目の位置が微妙に上下にずれて何故か不思議な面白さが出来上がり、面白い笑いを自然と誘ってしまった、青色リータ君のお目目でふざけて、ご免、でも正直面白過ぎるんだ♪笑いが止まらなくて腹筋が辛い。
「あっはははは、あははは、はははは、ふーふーすぅ~はぁ~す~はぁ~すぅ~はぁ~、あぁ~笑いすぎた♪」
笑い過ぎて気分は、とても爽やかになった、深い青色リータを机の上に戻すとグテーンと水の様に机に広がり、他のリータ達が周りに集まって横にプルプル震えていた、うんうんリータ生にも、いろいろ在るさ、くよくよしないで元気に生きろよと、心の中でそっと思った。




