30 プニプニ
意識が働いて身体の感覚が働く、室内はの温度は涼しく布団の上は快適で気持ち良い、目を開けて身体を起こす。
横の蓮華を見ると布団の上で横に成ったまま俺を見ていたらしく、蓮華の綺麗な茶色い瞳と見詰め合った。
「おはようございます、空。」
「おはよう蓮華。」
「空の寝顔もうちょっと見ていたかったです。」
俺は素早く布団に横に成り目を閉じて寝た感じを演出する。
「寝てませんよね?」
「う~ん寝てるよ?」
「ふふっ、もう良いですから。」
蓮華の柔らかい笑い声で俺は目を開ける。
蓮華はいつの間にか上半身裸で下半身は下着のみを身に着け両手で胸の頂を隠していた。
俺は自然と顔が笑顔に成りそうになったが静かに我慢して真面目な顔を維持した、蓮華の綺麗な白い肌の大きい胸の膨らみを見てから視線は滑る様に筋肉質の綺麗な白いお腹へ、移動する視線は蓮華の綺麗な白い肌を撫でるように輪郭のおうとつに美しさを感じながら移動して、可愛い下着と綺麗な白い太ももの組み合わせは魅力が溢れていたので俺は自然に魅了されて視線が留まった、
満足するまで蓮華の美しさを堪能すると、視線は可愛いお臍、綺麗な大きい胸、色っぽい首筋、凛々しい綺麗な顔へと辿り着き見詰め合う、蓮華を好きな気持ちが溢れ出していた、とても嬉しくて幸せな気持ちは心の胸を満たしている。
「空の今の笑顔の顔、私好きですよ。」
蓮華に言われて気付く、今の俺の顔はだらしなく緩んだ満面の笑顔だった。
蓮華は静かに身体を起こして胸を隠さず綺麗な大きな胸を張って歩いた、歩く度に大きく綺麗な形の胸は魅力的に微かに揺れる、蓮華が俺に間近まで近付いて来て俺は一瞬でハッと気付いて、俺は一瞬で裸に成った、蓮華は静かに裸の俺を抱きしめる。
「空の肌は抱きしめると気持ち良いですね。」
蓮華の優しい落ち着いた声が俺の耳元で囁いた、心地よい声音は気持ちを穏やかに安心させた。
俺も蓮華の背中に両手を回してギュッと抱きしめる。
「蓮華の身体も柔らかくて気持ち良いね。」
ぐぅ~と蓮華のお腹が鳴った。
ゆっくり蓮華の身体が離れて行くので俺も両手の力を緩める。
「お腹が空きました、朝ごはんを食べましょう。」
「そうだね何が良いかな?」
蓮華は上半身裸のままで空中を見て宙で指を動かしている。俺も空中に画面を出して何を食べるか吟味する、肉の気分だなぁ~~ハンバーグにしようかなと思うと、牛と豚の割合を選んでくださいと画面に出る、ん~50対50にしようかなぁ~と思うと、
本体の記憶が自動で検索され条件に合った沢山のハンバーグの映像が美味しそうにズラリと並んだ、その中から一番美味しそうな見た目のハンバーグを自分の勘で選択する。
蓮華を見ると何時の間にか服を着ていた、髪型は頭の左右に可愛いお団子を2つ作り、着物風の服の柄は厳つく大きいペンギンだったが蓮華が着ていると可愛く見えるので不思議だ、下は巫女風の白い短い丈で、綺麗な太ももが白くて眩しい。
蓮華は机の前に座ると机の上にサラダ、白い液体の掛かったスパゲティ、ピザを並べていき、桜の花弁が舞う大きい湯飲みに青色の液体を注いでいた、青色の飲み物に興味が湧いた。
「その飲み物俺にも注いで。」
自分用の深い藍色の湯飲みを出して蓮華の前に置く、俺も蓮華の隣に座り、ご飯とお味噌汁、梅干、ハンバーグを空間庫から出す、過去に点数で作った食べ物は山のような種類と大きさで空間庫の時間停止力場に保管されている、1人で食べると食べ尽くすまで何百年も掛かりそうだ。
しかも特定の好きな食べ物が無くなれば追加で無くなった食べ物を点数で作り、更についでで、いろいろな種類の食べ物を作るので、空間庫には何時か食料で星が出来るくらいに貯まって行くだろうなぁ~~と想像する、何時の間にか壮大な感覚に慣れつつある自分を自覚して少し可笑しくなり、でもそれは良い気分だった。
机の上に朝食を並べ終えた、まずは謎の青い液体である、右手で蓮華の机の前に置いてある自分の湯飲みを掴んで口元に運び、口を開けて湯飲みを傾ける、舌先に感じるのは予想外の甘み、ドロッとした重みのある液体は爽やかで複雑な味わいだった、何だ此れ?
「蓮華、此の飲み物は何?」
「ほぉれですか?、野菜汁ですよ。」
なるほおどぉ~~野菜だったのかぁ~~謎の青い野菜だな、野菜にしては爽やかな甘みだ、次はハンバーグを大きく一口大にして食べる、すると半分の肉は口の中で溶けて消えて、残り半分の肉は弾力の有る肉でサクッとした感覚と共に肉の旨味が口内に一瞬で広がり、とても美味い。
どういう事だ?ハンバーグを箸で解体すると中から一口の大きさの豚カツが出てきた、なぁにぃ~凄く面白い。
「蓮華、蓮華ぇ此れ食べて~♪」
俺はワクワクした気持ちで豚カツが隠れたハンバーグを蓮華の口に運ぶ、蓮華は綺麗な顔を少し傾けてから。
「あ~ん♪」
蓮華は可愛い甘い声を出しながら大きく口を開けてくれた、俺は箸を蓮華の口に対して横にして、そっとハンバーグを口に入れた。
「うっ。」
蓮華は目を大きくして口をモグモグ動かした。
「美味い。」
蓮華は目を閉じて静かに呟いた、目を開けた蓮華は素敵な笑顔で。
「空、あ~ん♪」
俺はちょと嬉しくなり丁寧にハンバーグを一口大にして蓮華の口に運ぶ。
蓮華は口をモグモグ動かしながら机の上からピザを取ると無言で俺の口の近くに運んできた、俺は口を開けてパクパク食べて行き半分まで食べて良く味わい、思いついた計画を練る、
ピザの生地はサクサクで適度に硬くチーズは濃厚な旨味と深い味わいで癖が無い、ジャガイモは自然な甘みを薄いトマトは小さな酸味と旨味を肉は厚すぎず硬さと柔らかさを備えピーマンの微かな苦味と調和して、とても美味しい、口の中のピザを飲み込み、計画を実行する、蓮華の持っている残り半分のピザを勢い良く食べて行き最後に蓮華の綺麗な指を口に銜える、うん?ピザが口の中に在るし思ったのと違うな~。
「それは私の指ですよ。」
蓮華は俺の口の中からサッと指を引いて外に出すと、油で光る指が一瞬で綺麗な指になった。
俺と蓮華は甘い幸せな気持ちで、お互いの口に朝食を運び合い、満腹になると寛いだ。
「今日は何をしますか?」
「今日は部屋でゆっくりしよう。」
「そうなんですかぁ~~。」
俺は畳みの上にゴロンと横に成る、蓮華も俺の隣で横に成って、俺と蓮華は向き合った。
「蓮華の服のペンギン大き過ぎない?」
「此れですか?これは説明に依ると実物大ですよ。」
蓮華は右手の人差し指で自分の服のペンギンをツンツンしながら言う。
「へぇ~~ペンギンって、こんなに大きいんだ?」
「空、小さいペンギンも居ますよ種類が違うんです。」
「ん~~↑。」
自分の左手を蓮華の左手と重ねて、軽くニギニギする、蓮華も軽くニギニギしてくれて少し嬉しい。
ゆっくりしながら俺はボ~っとした声を出す。
「お店の名前何にしようか?」
「どんなものを売るんですか?」
「んーとね此れなんかどうかな?」
俺と蓮華の間に2枚の画面を出す、1つは俺の正面用で1つは蓮華の正面用だ。
「透明な球体?」
「あ~そっかぁ~じゃあ色を付けて。」
「青い球体?何ですか此れは。」
「それはね、水分子で出来た機械で、なんと卵と生クリームを口から出します。」
「え”?」
「どうやら本で見た限り此の地域には卵が無いみたいで、図書館の食堂でも卵料理なかったしねぇ~~此処で卵が作れる水分子機械を売ったら、もの凄く売れそうじゃない?」
俺は画面を消して蓮華の顔を正面から見る、蓮華は口を小さく開けたままで固まっていた、蓮華の左手が高速で俺の左手をニギニギして。
「そ、空、私見たいです、実物を出してください。」
蓮華は凄い早口で興奮しているようだった。
「ちょっと待って今作るから。」
俺は画面を出し水分子機械の色を付けていく、水分子が特定の色を反射して他の色は吸収する、その時の反射した色が見える色だ、
水分子機械への高度な命令は本体が行うので俺は唯色を意識するだけでいい。
1番鮮やかで美しい色は自然の色だ、どんな自然がいいか思い浮かべる、爽やかな空の水色、深い空の青色、植物の出たばかりの柔らかい葉の色、銀杏の落葉した色、
瑞々(みずみず)しい桃の果実の色、紅葉の落葉した色、藤の花の色、合計7色を選び終わると1点を消費して創造する。
山の様な大きさに成った水分子機械達が自動で空間庫に入った、全部の色の水分子機械を7個出す。
「わぁ~~凄いですぅ♪1つが手の平に乗る大きさで、ああっ!プニプニ柔らかくて弾力があって、、、凄い!此れが全部水で出来ているなんて。」
蓮華は右手で桃色の水分子機械を突いたり手の平に乗せて揉んだり、口付けしたりして、どんどん水分子機械が小さく成り消える。
「う~ん水ですねぇ~~、此れって飲んだらどうなるんですか?」
「蓮華の好奇心は強いんだねぇ~~、それは身体に悪い所が有れば治して、身体に悪い所が無ければ1日で体外に排出されて無害だね、それから、じっと動かずに待機して空気中に水蒸気として溶け込んで俺の所に帰ってくるかな。」
「もぉ~~↑凄いですねぇ~~♪」
「言われてみると凄いかも?」
「凄いですよ!水ですよ!」
「うん、うん。」
蓮華の珍しく興奮した姿を見ていると可愛くて他の事はどぉーでも良いやと思えた。
「卵はどこから出るんですか?」
蓮華は藤の花色の水分子機械を右手の人差し指で突きながら尋ねる。
「卵は口から1日3個、生クリームは1日1000グラム口から出せます。」
「プニプニした薄紫色の之が不思議ぃ~♪」
蓮華は藤の花色の水分子機械を右の手の平に乗せて。
「卵出して。」
藤の花色の水分子機械は蓮華の手の平で上下にプルプル震えて指先に移動すると、左右にプルプル震えて身体の半分から下に穴が開き、そこから白い卵が手の平にコテンと出てきた。
「此れは暖めると水機械が増えるんですか?」
「その卵は鶏の卵を参考にして此の星の人達が食べても大丈夫な栄養素で構築された無精卵だから何も生まれないよ。」
蓮華の左手が俺の左手から離れて自分の右手の上に有る卵を掴み、上体を起こして机の上に卵と藤の花色の水分子機械を乗せると。
「君達、机の上に全員集合。」
畳の上の水分子機械を蓮華は指さして命令すると、水分子機械達はみんなプルプル上下に震えて畳の上から机の上に大跳びし着地した、表面がプルルンッと波打つ。
「空、この子達に名前はあるんですか?」
「ん~種族名も固体名も無いよ~。」
俺は答えながら上体を起こして蓮華の隣に座る。
「では種族名は感触からプニ、プルル、プニョン、プニョリータ、プニョリナマセ、プニョリーン、お餅のどれかで、どうでしょうか?」
蓮華は指を横にして水分子機械に近づけると。
「今、跳んで。」
水分子機械はプルプル上下に震えて蓮華の指の上を跳んで越していく遊びをしていた、蓮華可愛過ぎだ。
1度命令すると学習したのか蓮華が無言でも水分子機械達は蓮華の指が近付くとプルプル上下に震えて跳んでゆく、蓮華の指が水分子機械達を1周すると、蓮華は可愛い得意顔で俺を見た。
「可愛いですね。」
蓮華の凛々しい綺麗な顔が可愛く笑う。
俺も蓮華が凄く可愛いので自然な笑顔で。
「蓮華が可愛い。」
「えっ?私ですか?」
「うん、蓮華。」
「むぅ~~。」
蓮華が口から可愛い声が漏れて。
「流石私♪」
蓮華の得意顔は可愛い、水分子機械達に右から左に1、2、3、4、5、6、と番号を付けたとすると、蓮華の横で水分子機械達が半分ずつ揃って1、3、5、が大跳びすると2、4、6、は跳ばず、2、4、6、が大跳びすると1、3、5はじっとしていた。




