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〜君との朝の時間〜

作者の技量が足りないところは沢山あると思いますが、どうぞ最後まで読んでくださったら嬉しいです。

「…なぁ、エマ。」


「なぁに??」


エマが目を瞬かせて誠也を見上げる。


「…ちょっと、離れてくれないか?暑いし、誰かに見られでもしたらみんなに勘違いされるだろ。」


彼はエマから顔を背けているが、耳が赤くなっているのがバレバレだ。


(ナニそれ、可愛い…!)


思わず口がニヤけてしまう。


「何々〜照れてるのか〜??ww」


可愛くて、ついつい茶化してしまう。

(だって誠也が可愛すぎるんだもん)


今も顔を微かに赤くして複雑そうな顔をしている。

(やばいやばいやばい口元が…!!ニヤけちゃう)


「イイじゃん、勘違いされたって。」


「…!!!」


(逆にされたいんだけど。っては流石に言えないなぁ) ため息を飲み込んで、とびっきりの笑顔を顔に浮かべて彼を見上げる。その時、視界に茶色いトサカ頭がうつる。

(…またアイツ?あぁーもーこっちこないで。)

タタタッという音と共にこちらに手を振りながら走ってくるトサカ頭の男を見て、ため息を思い切りつく。

(せっかく誠也の可愛いとこ見れたのに。せっかく一緒に登校してたのにっ!!この空気読まないトサカ頭!!!)


「おはっす!!!お前ら、朝からラブラブだなぁ。イチャイチャしながら登校するなんてねぇww」


「…別にイチャイチャとかラブラブとかじゃねぇし。こいつが勝手にくっつくだけだし。陸都お前マジそーゆーのやめろ。」


誠也が不機嫌そうな顔で呟く。


(ナニそれ酷くない!!こんな美女が一緒に登校してやってるってのに)


誠也と組んでいた腕を引っこ抜く。


「あーあ、エマちゃんが可哀想じゃないか。そんなこと言うなよ。」


(いやいやキミが原因じゃない!)陸都を思い切り睨む。(本人はそのつもりだが、なにしろ可愛いので、全く迫力がない) 彼は全く気にもとめていない様子だ。それどころか、

 

「いやぁ、絶世の美女はどんな表情でも可愛いねぇ。こんな美女ちゃんに仲良くしてもらってるんだよ?誠也、お前ありがたく思いな。お前の代わりになりたい男なんてそこら中にウジャウジャいるんからな」


(なんかイイこと言うじゃない!!けどもう退散して!)

陸都にさりげなく目配せをする。


「おおっと!俺そーいや週直だったわ」


「え、でもお前先週も週直してなかったか??」


「あーえっと、今週のやつに手伝う約束してたんだよ!!!ラーメン奢ってもらったからさ!!」


そう叫びながら、ぴゅーっと効果音が聞こえそうなスピードで走り去って行った。最後までニヤニヤしながら。


「もう学校着いたな。じゃ、またな。」


非常に残念なことに誠也とエマは別々のクラスなのだ。(今回のクラス替えはわざわざ有名な神社に願掛けにも行ったのになぁ。)


「…うん、またね。」


「元気ないな。さっきまではあんなにテンション高かったのに」


(誠也があんなこと言うからじゃん。。。あーあ、まだ一緒に居たいな。。。)


「陸都のせいか?アイツのこと、嫌いなのかよ。」


「別に」


「いや顔に書いてあるって」


思わず顔にも触れてしまう。


「いや、今のは顔に出てるって意味だよ?お前日本育ちのくせにそんなのわかんないのかよ」


(出た!意地悪モードの誠也!)


だが、こんなところを見れるのは自分だけの特権だと思うとまぁ、そんなに悪くない。それに、こうやって話すことで少しでも長く一緒にいられるのだ。意地悪モードだとしてもそれは嬉しい。


「何ニヤついてるんだよ」


「別にー」


「思春期か」


「違うしっ!!」


こんな風に誠也と話すのは楽しい。内容がちょっとアレだけど。出来るだけゆっくりと歩きながら、エマはそう思った。










最後まで読んでくださってありがとうございます。m(_ _)mこれからも頑張って書きますので、どうぞよろしくお願いします。評価、感想、改善点、いいね、など是非よろしくお願いします。お待ちしております。

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