↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Archive:神話戦争 ―信仰を奪う神々―  作者: 竜太郎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
212/321

第217話「クレアスが会った老人」

日本圏の中は、想像していたものと違った。

静かだった。ギリシャ圏は常に何かの気配がある。神々の動き、概念の流れ、信仰の密度。ここは違う。静かだが空っぽではない。満ちている。ただ主張しない。

道らしい道を歩いていると、老人がいた。木の根に腰掛けて、目を閉じている。クレアスが近づくと、老人は目を開けた。「遠くから来たね」と老人は言った。言語を超えた何かで伝わった。

「はい。アテナの使者です。聞きたいことがあります。」「知ってる。座りなさい。」

沈黙が会話の一部だと感じた。ここでは待つことが答えを引き出す。やがて老人が言った。「何が止まっているか、分かってる?」クレアスは首を振った。「それを聞きに来ました。」老人は小さく笑った。

観測層:第2層 記録単位:圏間接触


備考:日本圏内部存在との接触確認。対話開始。


記録主体:Archive 状態:稼働中

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。