↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Archive:神話戦争 ―信仰を奪う神々―  作者: 竜太郎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
210/321

第215話「アテナと地図の夜」

資料室で、アテナは夜中まで地図を見ていた。

クレアスが日本圏に入ったことは分かった。ただ何を見ているかは分からない。待つ間に何もしないのはアテナの性分に合わない。

地図の線をもう一度たどった。石碑、海域、収穫祭、Archive欠落、オーディンの沈黙。これらを点として結ぶと、線になる。線の先には日本圏がある。だがそれは目的地ではないかもしれない。通過点かもしれない。

アテナはこの問いを三週間持ち続けている。知恵の神とは、答えを持つ神ではなく、問いを手放さない神のことだと思っている。

夜明け近く、アテナは地図に新しい線を引いた。仮説の線。まだ証拠はない。でも引いた。

観測層:第2層 記録単位:高位神分析行動 対象個体:アテナ


備考:仮説構築継続。問いの質が向上している。


記録主体:Archive 状態:稼働中

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。