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第122話 海の数
北欧世界。
沿岸塔。
昼。
強い風。
海。
静か。
だが。
最近。
静かすぎた。
若い神兵が記録を見る。
輪。
数。
増えている。
一つ。
三つ。
五つ。
今日は。
七つ。
すぐ消える。
何も出ない。
その時。
高空。
黒い鳥。
また低い。
塔から見える。
近い。
だが。
降りない。
若い神兵が息を吐く。
「測り終わったら来るんですかね」
先輩神兵が短く答える。
「まだだ」
「見てる」
港。
漁師。
補給隊。
魚。
子供。
動いている。
生活。
止まらない。
神兵が静かに書く。
『海面反応 増加 小』
『鳥高度低下 継続』
『接触なし』
海風。
冷たい。
それでも。
塔は立っていた。
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