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第114話 港の当番

北欧世界。


港。


朝。


曇り空。


潮風。


神兵達が交代していた。


見張り。


記録。


補給。


最近。


戦う者より。


記録する者が増えた。


若い神兵が干し魚を運ぶ。


老人の漁師が笑う。


「今日は眠れたか」


神兵が苦笑する。


「あんまり」


最近。


皆。


少し眠りが浅い。


理由。


分からない。


その時。


沖。


輪。


また現れる。


一つ。


二つ。


四つ。


少し増えた。


だが。


何も起きない。


空。


黒い鳥。


今日は低い。


近い。


だが。


港へ降りない。


神兵が静かに紙へ書く。


『海面反応 小』


『鳥高度低下』


『接触なし』


漁師が海を見る。


「来るなら来い」


だが。


手は止めない。


網を直す。


港は動く。


子供が走る。


魚を運ぶ。


生活。


今日も。


止まらなかった。


(次話へ)


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