神代封呪録・第五章 試練 第二節 共生 第十一話 スパ
神代封呪録・第五章 試練 第二節 共生 第十一話 スパ
神代蒼真の朝は早い。毎朝、五時に起きて六時に出発する。今日は、スパ南町の開店日だったので、更に早く出発した。10時開店だが、駐車場には、既に、100台ほどの車が停まっていた。
蒼真は、皆に挨拶した。
「みなさん、おはようございます!」
「おはようございます!」皆、挨拶した。
「練習した通りにやって下さい。大丈夫、皆さんなら、出来ます。
「はい」皆、返答した。蒼真は、施設を一通り確認し、問題がないなことを確認した。
10時になり、玄関の扉が開いた。100人位入ってきた。
受けつの赤鬼は言った。「おはようございます。靴は、あちらの下駄箱を利用して下さい。」
皆、下駄箱に靴を入れた。
入場券は、あちらの、自販機をご利用ください。
みな、自販機で、入場券を購入した。
客が赤鬼に質問した。「サウナがないんだけど。」
赤鬼は答えた「お客様、サウナは無料です。」
客が聞いた。「お風呂は、何度も入れるの?」
赤鬼は答えた。「はい、何度も入れます。」
客は聞いた。「シャンプー忘れたんだけど。」
「はい、シャンプーやリンスボディソープは、お風呂場に設置されています。そちらをご利用下さい。」
客は聞いた「垢すりマッサージはあるの?
「はい、あります。
入場券の隣に垢すりというボタンがあるので、そちらをお求め下さい。」
赤鬼の対応は完璧だった。
一時間くらいして、温泉から、客が出てきた。
お客は、自販機で枝豆や生ビールを注文した
今度は赤鬼と影法師の奥さんの出番である
「ご注文頂き、ありがとうございます。
今ご用意します。こちらのブザーをお持ち下さい。
ブザーがなりましたら、取りに来て下さい。
五分ほど経つとブザーが鳴った。
「おまたせしました、枝豆と生ビールになります。」
「ありがとう」
スパ南町の食堂には、新聞や雑誌やテレビが設置されていた。
お客は満足して帰っていった。
それから、どんどん客が入ってきて、駐車場はまた、すぐに、満車になった。駐車場の担当は影法師だった。蒼真は、満車の状況を見て、公民館の駐車場を臨時駐車場にした。
しばらくすると、テレビの取材も来た。
「神代大臣、凄い人ですね。
「もう、100人突破したよ
「大成功ですね、」
「あぁ..良かったよ。嬉しいです。
そして、閉店時間になった。
蒼真は、従業員を集め言った。
「当初、100人を目標にしていたが、
今日は250人はいりました。
黒字です。
みなさんのおかげです。
明日も、このペースでいきましょう!
「はーい!」皆、挨拶した。
蒼真は、ハローワークルームにまだ、人間がいることに気付いた。蒼真は聞いた。
「いい職場見つかりましたか?」
「私は、今年で52歳になります。私のような老人を雇ってくれるところがなくて困ってます。「お仕事が見つかるまで、スパ南町で働いてみますか?
「妖ではなく、人間も雇ってくれるのですか?
「はい、私は人間と妖が共出来る社会をめざしています。私から南町スパの店長に声をかけましょうか?
「あぁ...助かります。是非、お願いします。
「はい、一緒に頑張りましょう!
蒼真見覚えのある人物がたっていた。
...あれ?総理大臣!?来ていただいたのですね。ありがとうございます」
「妖と人間が住める社会になってきているね!
素晴らしいよ!引き続き、宜しくね!」
「はい、ありがとうございます!」蒼真はこたえた。
蒼真は、三輪を呼び、自宅に帰宅した。




