神代封呪録・第五章 試練 第二節 共生 第七話 家族4
神代封呪録・第五章 試練 第二節 共生 第七話 家族4
何が足りなかった。
赤鬼の家に何かが足りなかった。
そうだ!分かった!
神代蒼真は、南町小学校に聞いた。
週末に、プロのサッカー選手が来て、子供達に教えていると聞いたのですが、赤鬼や影法師といった妖でも、指導してくれますか?
はい、今、確認します。」
「もしもし、はい、人間、妖とも、分けることなく指導します
「私、防衛大臣の神代です。
是非、赤鬼と影法師を指導お願いします。
蒼真は、そう言って、三輪に、赤鬼の家に向かって下さいと伝えた。
ピーンポーン
赤鬼君が出た。
「あっ!?神代大臣!どうしたの?
毎週、土、日、小学校にプロのサッカー選手が来て、グランドで、指導してくれるというのだけど、受けてみるかい?受けたら、今よりも上達し、将来、プロのサッカー選手になれるかもしれないよ!
どうする!?
「え!本当!?うん!やってみたい!」
「お父さん、お母さん、いいかな?」
「あぁ勿論だよ。神代大臣、宜しくお願いします。
「はい、ありがとうございます。
夜分遅くに失礼しました。
蒼真は、影法師の家にも行き、両親の承諾を得た。
そして、来週から、レッスンを受けることになった。
車の中で、蒼真は、三輪に言った。
「やっぱり、生きていく上で、夢って必要だと思う。
夢があるから、その夢に向かって頑張れるんだと思う。
でも、その夢に向かって、指導してくれる人が必要なんだ。
赤鬼君と影法師君には、それがなかったんだ。
指導者が見つかって良かったよ。」
第五話 了




