43.猫は暴君~愛すべきいきもの。責任を持てないなら飼わないで~
こんにちは、ふとんねこです。
お風呂に入っているだけで耳に水が入る不器用っぷりを発揮して、今夜も耳が変な感じ。
さて本日は『猫は暴君~愛すべきいきもの。責任を持てないなら飼わないで~』。ちいこくて可愛い我が家の猫氏についてと、コロナによるペットブームについて語ります。
それでは参りましょう。
我が家の猫氏はキジトラ。便秘しがちなボブテイル、猫あるあるで背骨が1本足りず全体的にちいこくて短いです。
身重の保護猫から生まれました。母猫は白猫なんですが、息子2匹はどちらも白いところ皆無のキジトラです。不思議。
身内ゆえかもしれませんが途方もなく可愛い生き物であります。ふにゃふにゃしたいのち。あたたかです。
シニア猫であり、腎臓を悪くしております。これも猫あるある。猫と腎臓は永遠に分かりあえないのだ……回復はしないので悪くした腎臓を抱えていくしかありません。
去年の春頃、腎臓が悪化して体調を酷く崩し、一時お別れを覚悟するまでに弱りました。
お仕事が休業やリモート祭になり、3時間に1回、ティースプーン1杯のウェットフードを食べさせる、付きっきり看病とほぼ毎日の病院通いができたお陰で持ち直しました。
コロナで何かを失った方は多くいましょうが、我が家はコロナで猫を失わずに済みました。
持ち直したあと、猫氏の暴君レベルが上がりました。弱っている間ひたすらに甘やかしたのが原因です。
深夜、早朝、騒ぐ騒ぐ。自分が目覚めたときに家族がいないのが気に食わないとのことで。
常軌を逸した声で鳴くので、すわ事故か事件かと慌ててリビングへ出てみれば「よし来たな! 遊ぶぞ!!」と元気いっぱいのご様子。可愛い。
しかし明日も人間は自分の飯代を稼ぐために仕事へ行くのですよ、と寝室へ戻ればまた大騒ぎ。
おトイレの砂を方々へ散らかし、朝の忙しい人間の仕事を増やすのでした。
まあそれでも可愛いんで無罪ですね!
夕方。夕食の仕度にバタつく我々を観察し、ふと構えスイッチが入ります。
しかし人間は夜のおまんまを食べるために仕度をするので放置。すると猫氏はご自分のベッドをむしって口に運びます。
スポンジを食われると大変困ります。猫の嘔吐は突然に。食う前に突撃&制止。
駆けてきた我々を見上げ、猫氏はご機嫌で「よし来たな! 遊ぶぞ!!」のポーズをとるのでした。
そうこれは脅しです。
構わなければベッドのスポンジを食って突然嘔吐するぞ、という脅しなのです。
まあ脅しても可愛いんで無罪ですね!
夜、明日のことを考えながらようやくの休憩時間を得た人間へ「よし来い! 遊ぶぞ!!」の猫氏。
仕方がないから抱き上げます。もみもみふわふわ、可愛がるのですがここでトラップ発動。
何か気に食わないので噛む。穴が空くほどではありません甘噛みです。しかし加えて蹴るのでかなり痛い。
激しい甘噛みも回復後に増えた行動の1つでした。前はそこまで噛む子ではなかったのです。
ケージに戻せば構えと怒る。持ち上げれば即噛み。痛い痛い。お陰さまで私の手はいつだってボロボロです。
まあ噛んでも可愛いんで無罪ですね!
そう、猫は暴君でいいんです。
そのあたたかな命を我々家族に預けてくれる、それだけで我々は幸せまんてんなので。
我々の我が儘に付き合って、我々の生活に縛られてくれるんだから、我々はひたすら猫の生が幸せであれと祈ります。
だから、猫は暴君でいいんです。
コロナでペットブームが来ましたね。
寂しいからと犬猫を買った方々。
命を買った自覚はありますか。
子猫も子犬もいずれ大きくなります。
いつまでも子猫子犬じゃありません。
それを理解していますか。
猫も犬もぬいぐるみではありません。
猫は特に人の言うことなど分かっていて聞き流します。
それを理解してあげられますか。
ペットショップは嫌いです。
あの裏には様々な悲しさがある。
皆がペットショップを使わなくなればいつか消えていくのに、と思います。
ペットブームで犬猫を欲しがった多くの人の中で、保健所や保護シェルターから犬猫を迎えた方はどれほどいるのでしょう。
名前のついた種類の子たちが可愛いのは分かります。けれど、雑種だって可愛いですよ。丈夫ですし。
雑種以外の子が欲しいならばきちんとしたブリーダーさんのところへ行ってください。
あとスコティッシュ。可愛いです、たまらなく可愛い。
けれどあれは奇形だとご存知ですか。売れるから、悪い人たちが無理に作り出すので、奇形が極まって指の数の足りない子もいるそうです。
また、軟骨等に問題があり、足が痛み続ける生を送る子がほとんどだとか。
人が楽しいことと、猫が幸せなこと。
どっちが大切なんですか。
猫の医療費ってすごいですよ。
去年の春頃の我が家はそれでひいこらしてました。
手放せない療法食。転売死すべし。
そこも含めて、ちゃんと最後まで責任を持てるのですか。
我が家の猫氏の暴君っぷりは大変じゃ済みません。でもそれに応えることが我々の責任です。
可愛いってことを書こうと思って筆を執ったのに、何でだか切ないお話になってしまった……
でもこのところ考えていたことだったので、書いて良かったと思います。
それではまた、次回の思い付きでお会いしましょう。




