125.もしかして初夏が好き
こんにちは、ふとんねこです。
夏の気配がしますね、それも匂わせじゃなくて「今からそっち行くねーーッ!!」くらいの大声で。やめて。
何はともあれ花の季節が終わり、萌黄が鮮やかな緑を深めていく時期です。
そんな最中にふとんねこは『もしかして初夏が好き』と自分を訝りまして。本日のゆるエッセイといたします。
さて。
ふとんは、ふとん以外の名でも小説を書く字を書かなきゃ死ぬらしい生き物なのですが、昨日ふっと気づいたことがあります。
私の作品、初夏スタートの作品多くね……?
つまりは物語の始まりが初夏、その後盛夏を迎えて秋冬、という季節の流れの作品が多いように感じられる、ということです。
世に出していないメモの中の作品も多くありますので、ふとん名義作品を眺めてもあまりピンと来ないかもしれません。
でも、うん、初夏、好きかも。
何が好きかといいますと、きっと、多分、風と色です。
まだ爽やかさの残る夏の気配のする風、刺すほどではないけれど白く鋭くなってきた日の光に、仰ぎ見た山々の表面を覆うびっくりするほど鮮やかな緑。
初夏の緑を文章にしがちです。あの描ききれない、鮮やかとしか言えない、日の光を受けて命の輝きに満ち溢れたパワフルな緑色が、思い出してみれば昔から大好きだったようです。絵にしようと試みて初めに心折られたのはこの緑色でした。
何となくですが、この風と色彩はふとんにとって「はじまり」を予期させるもので。
それ故に、心情的に「はじまりはじまり」と物語の幕を開けやすい、そんな舞台設定の筆頭なのかもしれません。
あとは、そう、この鮮やかな夏の終わる頃には陽炎に霞んでフッといなくなってしまいそうな人が好きだからかなぁ……
個人的に夏は苦手なので(暑さに弱い冬生まれ、簡単に火傷になる色白族、体力壊滅)今丁度迎えている初夏の頃はほどよく心地よくて、このまま夏にならなきゃいいな、あの酷暑が来るの嫌だな、という気持ちがあり、そういう意味でも好きかもしれません。このままであれ。
これを読んでおられる作者側の方々、こんな感じで己の作品に登場回数が圧倒的に多い季節はありますか??
いやはや、何にせよ夏の気配をさせつつ、緑鮮やかな季節が来ました。山を見ていて気分が上がる時期。あと少しすると山の野生藤が咲き始めて、紫が添えられて更に美しいですね。
しかし人間の体調は崩れやすい時期でもありますし、この後来るゴールデンウィークによってなんか色々嫌になっちゃうときもあるかもしれませんが、そんな日はほんのちょっとだけ投げ出して、緑を見つめるだけの時間を作ってもいいかもしれません。
責任感があるのは素敵なことです、素晴らしいことです。でも、抱え込みすぎて立てなくなってしまうのは駄目。時々は責任感の手を離して、ぼんやりしたっていいんですよ。
それでは、今回はこのあたりで。
絶賛おさぼりして春の終わりの憂鬱をリフレッシュ中のふとんでした。
また次回の思いつきでお会いしましょう!!




