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ステータスの「表札」機能

地球にダンジョンが産まれたら ~40代、地獄の表札と殺意のギルド~


第六十五章:ステータスの「表札」機能


「……嘘だろ。なんで増えてるんだよ」


天は、震える手で自身の【鑑定・極み】のパーティ欄を二度見した。


【パーティー・居住登録】


守屋 天(世帯主)


如月 凛(同居・相棒)


椿(専属・家事手伝い/事務担当)


現在住所: 〇〇アパート 203号室(※定員オーバー警告:拡張を推奨)


「椿さんまで登録されてる……! しかも『同居』って、ステータス画面が俺の私生活を勝手に承認してどうするんだ!」


凛(18歳)だけでも世間体は最悪なのに、そこに25歳の知的美人・椿まで加わったら、もはや言い逃れはできない。40代、Fランク、独身。その肩書きに「二階おじさん(絶倫)」という最悪のレッテルが貼られようとしていた。


第六十六章:ギルドの暴動寸前


ギルドのロビーに戻った天を待っていたのは、静寂ではなく、煮えたぎるような「殺意」だった。


「おい、見たか……あの『2階おじさん』……」

「如月様だけじゃ飽きたらず、あの鉄壁の受付嬢、椿さんまで堕としたらしいぞ」

「俺は見たんだ! 椿さんがうっとりした顔で『天様ぁ♡』って呼んでるのを……! 俺、椿さんのファンクラブ会員だったのに!」


探索者たちの目は血走り、腰の剣に手がかかっている者すらいる。

「天様」という呼び名が、これほどまでに男たちの逆鱗に触れるとは。


さらに、どこからか絶望的な叫びが上がった。

「確定班からの報告だ! 2階おじさんの住所を特定した! あそこに、あそこに三人で入っていくのを見たって奴が……!!」


「ぎゃああああああ! 殺せ! あのオッサンを吊るせええええ!」


第六十七章:安全マージンの崩壊(対人)


「……凛、椿さん。逃げるぞ。ここはもう、ダンジョンの中より危険だ」


天は顔を伏せ、二人を連れて裏口へと急いだ。


「え~、堂々としてればいいじゃない。天さんのご飯が美味しいのが悪いんだから♪」

「そうですわ、天様。私は事務手続きのために伺うだけですもの。……パジャマも持参いたしましたわ」


「パジャマ持ってくんな! 公務だろ!」


天は叫びながら、無限収納から『目くらまし用のスライム煙幕』をぶちまけた。

SSS+++の運は、こういう時にも発動する。偶然通りかかった大型トラックが壁になり、三人の姿を群衆から隠した。


第六十八章:10階ボスの「憂さ晴らし」


「……もういい、10階に行く。ボスの肉を食って、このモヤモヤを晴らしてやる!」


天は半ば自棄やけになって、地下10階のボス部屋の扉を蹴破った。

そこにいたのは、この階層の主、巨体と剛力を誇る『キング・ボア・ジェネラル』。


だが、今の天の背後には、嫉妬で燃えるギルドの追手よりも恐ろしい「女の火花」が散っている。


「邪魔よ、豚。天さんの今日の献立の邪魔をしないで!」


凛の一閃。

攻撃力1000を超えた天の刀を凌駕するほどの、凄まじい魔力が炸裂する。

さらに椿が、事務用の(?)魔力付与ペンで援護を行う。


「天様の安眠を妨げる無礼者……シュレッダーにかけて差し上げますわ」


【10階ボス:キング・ボア・ジェネラル】

【推定調理法:丸焼き、ステーキ、熟成生ハム】


「……あ、これ、瞬殺だな」


天は、激怒する二人の女性の背中を見ながら、そっと無限収納から「特大の串」を取り出した。

もはや、安全マージンが必要なのは魔物の方であった。

プロンプト

あっ………ステータスのパーティー欄に椿が増えてる

ステータスが同棲許可してる

だって俺のステータスに見えてる住所に椿の名前、凛の名前、俺の名前の表札みたいに表示されてる…

嘘だろ!これ以上あの狭い部屋に増えるのか!?いや…そこじゃない

凛18歳だけでもヤバいのに

椿25歳知的美人も同棲とか刺される!絶対刺される!

俺なんてFランクの40代だぞ?


*ギルドの噂*

あの元2階おじさん凛様だけじゃ飽きたらず!ギルドの秩序で高嶺の花の椿さんまで堕としたらしいぞ!俺見たんだ2階おじさんに天様~♡とうっとりしてる椿さん…俺ファンだったのに!


しかも確定班が2階おじさんの住所見つけたらしく…これ以上は殺意でasdfghjk

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