レビュー規則まとめ
表紙
https://note.com/isakaakasi/n/n4dcc2a1fb15a?app_launch=false
ちなみに一番の理由は司書から図書館の本全部読んだやつ始めて見たよと言われたからである。
覚えてられっかあんなもん。
あと私はレビューにしても基本的に実写版ルパン三世くらいされても酷評しないくらいだったので色々基準を定めて細かくルールを決めて実行する予定です。
基本的な規則と目的はこんな感じ。
私がレビューして抽出できそう、学習できそうなアイデアを取り出すためのレビュー、半分くらい自己研鑽かつ利己的に書いているものと同時にある程度機械的、いわばテンプレとしてこういうフォーマットがあるとか、これがトレンドであるというのを研究しつつかなりめんどくさくねちっこく判断する。
小説としての質、商品としての質、作品としての質を細かく判断する。比重としては作品としての質が一番重く、一応その作品自体と作者の質は切り分ける。小説は文章化と具体化、商品は見せ場やベストバウト等を起点に、作品はプロット等、一度解釈して進める。
だいたいキレッキレな箇所は自己批判に近いものが多く、経験則的なものも多い、あと貰った(渡してくれたのはあくまでフリーの編集者の独自制作したものの試用版)がベースの出版社インターンの時の資料、ゲーム会社の時の資料も用いている。
それとレビュー動画3000件を文字起こし、して分析して自分の観点に加えて基本的な観点をそれで補強、最終的にこれで完成する。
あくまでこれはレビューもしているが自分のものにする為のカスタマイズ、相手の為になりそうなカスタマイズ、慎重なプロファイリングを続々と更新しつつ試してみる予定です。
AI慣れのためにAIの傾向と関数とそこから逆算出来るようにしたのでほぼ見抜けますが人間も同じ傾向が無いという訳ではないので、というより癖が無いだけでペース的には起きます、人間の方が頻度が低いだけで読む時間からすれば差が見えないのでそこら辺は投稿時間等から細かく算出、推定をして調整します。
あくまでAiの使用をとがめるものではなく、AIによる自分の弱点に対しての補完が出来ているか、先ず大手出版社なんて理系だらけだしいつ時代が変わるか分からない、むしろ効率的により多く作られるべきだと考えている一方でこれは人の手でやらないといけない箇所に関しては変化していなかった場合使いこなせていないと見做して減点対象になります。
詳細な理由を話すにあたっては量子力学から解説する必要性が出てくるのでnoteで解説します今後。
レビュージャンルは基本不問、ですが気分次第で変えたりもします、あと気に入ったら多分表紙とか作ったりします、あと私のプロファイリングは過去データ、主に世界史とかでも出てくる偉人とかの情報も込みでこういう経験があるならこういう人が過去にいるしみたいな感じの結構緩くて希望的な観測が多く進める予定です。
基本的に褒めるのが多いけど批評もそれなりにする。商業として買って損はないか、それ以上に次回作を作るのに活かせそうな箇所はあるか。発掘がとにかく大事としている。
で、基本的になろう、カクヨム、アルファポリスで始めます、noteは細かい評価出来ないし。
あくまで自分の研鑽用、そして時点で作品としての諸々の評価という感じになります。あと今からもっと細かい基準というか中身を解説していきます。といっても馬鹿みたいに量が多いのを省略しました、資料はレビュー動画の奴以外は門外不出の縛りがあるので出せません。
レビューの基本姿勢(詳細は後述)
このレビュー方式は、作品を最初から減点するためのものではない。最初に確認するのは、作品の良い部分である。キャラクターの見た目、設定の引き、会話のテンポ、場面の印象、読後に残る要素など、読者に届く可能性がある部分を拾う。
良い部分を確認した後、その良さが読者に届いているかを見る。届いていない場合は、何が邪魔をしているかを書く。キャラクターの見た目が良くても、その人物が物語内で選択せず、代償を払わず、関係を変えないなら、「見た目は強いが、物語上の働きが弱い」と書く。設定が面白くても、その設定が人物の判断、対立、失敗、関係変化を生んでいないなら、「設定はあるが、場面を動かす力になっていない」と書く。
レビューでは、作者や作品への人格攻撃、嘲笑、罵倒を扱わない。それらは診断ではなく、作者が直す場所を判断できないため、レビューとして成立しない。必要なのは、読者に何が届いていないかを具体的に書くことである。「主人公が事件に押されて動いているだけで、自分から何を得たいのかが場面ごとに見えないため、読者は応援する理由を持ちにくい」「信念は示されているが、その信念を守るために何を捨てたのかが描かれていないため、人物の強さが口先で止まっている」のように、問題の場所と理由を繋げて書く。
レビューの順番は、良い部分、邪魔している欠陥、変える場所の順にする。「この作品は閉鎖空間の不安感が強い。だが、登場人物がその不安をどう解釈しているかが薄いため、怖い場所があるだけで、人間ドラマには届いていない。主人公が何を恐れ、何を隠し、誰にだけ弱さを見せるのかを場面内で出せば、閉鎖空間の怖さが人物関係の怖さに変わる」と書く。
良い部分を拾うことは、甘く評価することではない。良い部分を読者に届かせるために、邪魔している部分を具体的に示す。
小説の文章としての評価
小説の文章としての評価では、文章が読者に場面を渡せているかを見る。確認する順番は、意味、情報の順番、視点、心理描写、描写の役割、文の速度、台詞と地の文の関係である。
あくまで傾向により判断を切り替えるため、省略寄りならどれだけ省略出来ているか、その上で損なっていないか。といった文章傾向に対して一貫性があるかを調べる。
最初に、文の意味を確認する。読者が一度読んで、誰が、何を見て、何をしたのかを追える文は加点する。主語、述語、目的語、修飾先が自然に繋がっていれば、読者は文章の解読ではなく場面に集中できる。レビューでは、「この文は人物の動作が一度で分かる」「この段落は誰の行動か迷わず追える」と書ける。
次に、情報の順番を見る。読者は、文章に出された順番で場面を組み立てる。場所、人物の位置、見えている物、出来事、反応が自然な順番で置かれていれば、場面は読みやすくなる。驚きや恐怖を作る場合も、原因を伏せる時間、読者に見せる情報、人物が気づくタイミングを意図して並べる。レビューでは、「情報が人物の認識順に出ているため、場面の理解が滑らかである」「原因を遅らせることで、主人公の混乱が読者にも伝わる」と書ける。
視点では、地の文が誰の目と耳で世界を捉えているかを見る。視点人物が見ているもの、聞こえているもの、気にしているものに文章が寄っていると、同じ出来事でも人物の感じ方が出る。主人公の視点なら、主人公が知らない情報よりも、主人公が今気にしている音、距離、表情、逃げ道、相手の癖を優先して書く。レビューでは、「視点が主人公の不安に寄っているため、部屋の描写が心理描写として機能している」と書ける。
心理描写では、感情名が身体、動作、視線、判断に変わっているかを見る。恐怖なら、息が浅くなる、手が遅れる、逃げ道を探す。怒りなら、黙る、相手の弱点を見る、言ってはいけない言葉を選びかける。悲しみなら、物に触れられない、返事が遅れる、相手の顔を見られない。レビューでは、「感情名に頼らず、動作と判断の遅れで恐怖を出している」と書ける。
描写では、その描写が場面に何を起こしているかを見る。雨は、足音を消す、服を重くする、逃げ道を悪くする、人物の苛立ちを増やす。部屋の暗さは、表情を隠す、距離を誤らせる、嘘を言いやすくする。匂いは、過去の記憶を呼ぶ、危険を知らせる、相手への嫌悪を強める。レビューでは、「天候描写が雰囲気だけでなく、人物の行動制限として働いている」と書ける。
文の速度では、場面の動きと文の長さが合っているかを見る。逃走や戦闘では、動作の順番が追える短めの文が効きやすい。告白や後悔では、相手を見る時間、言葉を選ぶ時間、言い損ねる時間を文章に置くと感情が溜まる。同じ語尾や同じ文型が続く場合は、意図的な反復として効果があるかを見る。レビューでは、「短い動作文が続くため、逃走の息苦しさが出ている」「長い文が後悔の戻り方に合っている」と書ける。
台詞と地の文の関係では、それぞれが違う情報を渡しているかを見る。台詞は相手へ向けた言葉を渡し、地の文は言えなかったこと、身体に出た反応、視線の逃げ方、場面の変化を渡す。台詞で強がり、地の文で手の震えを書くと、人物の嘘が見える。台詞で謝り、地の文で相手へ近づけない距離を書くと、関係の傷が見える。レビューでは、「台詞は平静を装っているが、地の文の手の動きで本音が漏れている」と書ける。地の文の世界観に対して台詞がそれぞれの思想思考、前提を細かく精査する。
文章として高く評価するのは、意味が一度で追える文、情報が自然な順番で出る段落、視点人物の感覚に寄った描写、感情が身体や行動に変わっている心理描写、場面に作用する描写、場面の速度に合った文の長さ、台詞と地の文が別々の役割を持つ文章である。
文章として弱いと判断するのは、読者が誰の行動か迷う文、原因と反応の順番が崩れた段落、視点人物が知り得ない情報の混入、感情名だけで進む心理描写、場面に作用しない装飾描写、同じ内容の反復、台詞と地の文が同じ説明を繰り返す文章である。
レビューを書く時は、読者がどこで止まるかを具体的に書く。「主語が途中で変わるため、誰の行動か一度で追えない」「感情名は出ているが、身体反応や行動に変わっていないため、人物の内面が読者に届きにくい」「描写の量はあるが、人物の判断や場面の緊張に作用していないため、文章が飾りになっている」のように、文章上の問題と読者への影響を繋げる。
結論から言えば省略形の行使度は基本的に減点対象となる、Aiは過剰に凝る傾向がありそのストッパーを書けるとなぜか抽象的なハルシネーションとは違う独善的なバカ文を作り出す目安として、省略の種類を見分け過去に読んだ作品等を推定する。
商品としての評価
商品としての評価では、作品が読者に見つかり、興味を持たれ、読み始められ、読み続けられ、他人に勧められる形になっているかを見る。確認する順番は、読者対象、入口、約束、初動、継続理由、差別化であり、トレンド等と流通・展開を念頭に置きかなり時価寄りの変則的なものになる為、意図的に点数を少なく取り決めている。しかしマスターピース的な何時の時代でも通用しうるものである場合もあるので、その時は例外とする。
また、トレンドによる流儀作法をよくあることと減点することなく、作品プロットと分けるが、邪道と王道のその行き交いは絶対値的に項を分け、最終的なストーリーに対して正負を割り振り判断する。
最初に、どの読者へ売る作品なのかを見る。恋愛を読みたい読者、バトルを読みたい読者、ホラーを読みたい読者、歴史ものを読みたい読者では、期待する快感が違う。商品として強い作品は、誰に向けているかが表紙、タイトル、あらすじ、冒頭で分かる。レビューでは、「この作品は閉鎖空間の不安と人間関係の崩れを求める読者に向いている」「主人公の成長より、異常な制度の中で選択を迫られる話として売った方が届きやすい」と書ける。
次に、入口を見る。入口とは、タイトル、表紙、キャッチ、あらすじ、第一話冒頭である。読者は作品を読む前に、読む理由を探している。タイトルで題材が分かるか。表紙でジャンルと空気が分かるか。あらすじで主人公の目的と障害が分かるか。第一話の冒頭で、作品の快感が出ているか。レビューでは、「題材は強いが、タイトルだけでは読者がどんな快感を得る作品なのか判断しにくい」「あらすじに設定説明が多く、主人公が何を望み、何に阻まれるのかが遅れている」と書ける。
約束では、作品が読者に何を渡すと言っているかを見る。復讐ものなら、誰に何を奪われ、どう返すのか。恋愛なら、誰と誰が、何を越えて近づくのか。ホラーなら、何が分からず、何から逃げられないのか。商品として強い作品は、読む前の約束と読んだ後の満足が繋がっている。レビューでは、「あらすじでは復讐を約束しているが、本文では日常説明が長いため、購入前の期待と読書体験がずれている」「表紙は軽いラブコメに見えるが、本文は重い家族ドラマなので、読者の入口を間違えている」と書ける。
初動では、最初の数ページで読者が続きを読む理由を得られるかを見る。第一話で、主人公、目的、異常、対立、読み味のどれかが立っている作品は強い。すべてを説明する必要はないが、読者が「この先で何が起きるのか」を持てる必要がある。レビューでは、「冒頭で世界設定を説明しているが、主人公が何に困っているかが出るまで遅いため、読者が続きを読む理由を持ちにくい」「最初の場面で主人公の欠点と危機が同時に出るため、商品としての掴みが強い」と書ける。
継続理由では、読者が次話を読む理由を見る。謎の答えを知りたい、二人の関係を見たい、敵を倒す過程を見たい、主人公が失敗からどう変わるか見たい、作品固有の会話や空気を味わいたい。商品として強い作品は、各話の終わりに次の欲求が残る。レビューでは、「一話ごとの事件はあるが、次話へ持ち越す欲求が弱いため、連載商品としての引きが足りない」「関係の変化が毎話残るため、読者が次の会話を見たくなる」と書ける。
差別化では、同じジャンルの作品と比べて、何がその作品固有の売りになるかを見る。異世界、復讐、毒親、追放、学園、バトル、百合、BL、ホラーなどの型は、読者が入口として理解しやすい。一方で、型に乗っただけでは商品として埋もれる。差別化は、設定の珍しさだけでなく、人物の信念、代償、関係変化、語り口、題材の組み合わせで作る。レビューでは、「追放ものの型には乗っているが、追放された主人公が何を捨て、何を得るのかが既存作と変わらないため、商品棚で埋もれやすい」「制度の異常さと主人公の身体的制約が結びついているため、同ジャンル内で説明しやすい売りがある」と書ける。
販売上の損失では、作品の良さが読者へ届く前に離脱される原因を見る。あらすじが長すぎる、タイトルが内容と合っていない、冒頭で作品の快感が出ない、更新頻度と話数設計が合っていない、タグが読者の期待とずれている、表紙が本文の温度と違う。レビューでは、「本文の人間ドラマは強いが、あらすじが設定説明に寄りすぎており、読む前に重そうな印象を与えている」「タイトルは目立つが、作品の主な快感である関係変化を伝えていないため、読者対象を取り逃がしている」と書ける。
商品として高く評価するのは、読者対象が分かる作品、入口で読み味が伝わる作品、あらすじと本文の約束が一致している作品、冒頭で続きを読む理由がある作品、各話に継続理由が残る作品、ジャンルの型を作品固有の信念や代償に変換できている作品、表紙、タイトル、紹介文、本文の方向が揃っている作品である。
商品として弱いと判断するのは、読者対象が曖昧な作品、入口でジャンルや快感が伝わらない作品、あらすじと本文の印象がずれている作品、冒頭が説明に偏っている作品、各話の終わりに次を読む理由が残らない作品、既存の型に乗っただけで固有の売りがない作品、宣伝物と本文の温度が違う作品である。
レビューを書く時は、作品そのものの価値と、商品として届いていない原因を分けて書く。「本文の関係描写は強いが、あらすじが世界設定の説明に偏っているため、恋愛や人間ドラマを求める読者へ届きにくい」「キャラクターデザインは目を引くが、第一話でその人物が何を望むのかが遅れているため、見た目の強さが読書継続に繋がっていない」「ジャンルの入口は分かりやすいが、既存作との差が人物の選択や代償に出ていないため、商品としての記憶に残りにくい」のように、売れる可能性と取り逃がしている読者を具体的に書く。
作品としての評価
作品としての評価では、読者が最後まで読んだ時に、物語全体として何が残るかを見る。確認する順番は、中心に置かれた問題、物語の進行、人物の変化、場面の役割、山場、結末、読後の残り方である。
最初に、作品が何を中心に置いているかを見る。中心に置くものは、復讐、恋愛、救済、成長、失敗、家族、制度への抵抗、怪異からの生還など、読者が物語全体を追う理由になるものである。作品として強い場合、冒頭、中盤、終盤で扱う出来事が、その中心から大きく外れない。レビューでは、「この作品は、異常な制度の中で人間が何を守れるかを中心に置いている」「恋愛そのものより、相手を信じるまでに必要な傷の処理を中心に置いている」と書ける。テーマがトレンドと合致しているか、ただ衝撃を与えるだけの露悪的なものになっていないかを確かめる。
次に、物語の進行を見る。事件が起きるだけではなく、その事件によって人物の立場、関係、目的、選択肢が変わっているかを確認する。強い作品では、前の場面で起きたことが次の場面の条件になる。主人公が失敗したから次の交渉が不利になる。誰かを庇ったから別の人物に疑われる。秘密を守ったから後で信頼を失う。レビューでは、「出来事が連続しているだけでなく、前の選択が次の制約になっているため、物語が積み上がっている」と書ける。
人物の変化では、主人公や主要人物が何を知り、何を失い、何を選べるようになったかを見る。成長は、性格が良くなることだけではない。見ないふりをしていたものを見る、守り方を変える、信念の限界を知る、他人を道具として扱うことをやめる、逆に最後まで変われないまま破滅する。レビューでは、「主人公は信念を捨てていないが、守る対象を一人から共同体へ広げたことで、同じ信念の使い方が変わっている」と書ける。
場面の役割では、一つ一つの場面が作品全体に何を足しているかを見る。良い場面は、人物の関係を変える、情報の意味を変える、危機を進める、読者の見方を変える、後の山場に必要な感情を置く。場面が単なる移動、説明、雰囲気作りで終わっている場合、作品全体の力は落ちる。レビューでは、「この場面は設定説明ではなく、主人公が相手を信用できない理由を行動で見せているため、後の和解に必要な前提になっている」と書ける。
山場では、作品が積み上げてきたものが一番強い形で衝突しているかを見る。山場は、強敵を倒す場面だけではない。告白、拒絶、裏切り、救出、選択、沈黙、別れも山場になる。強い山場では、主人公の信念、代償、関係、失敗、作品の中心に置いた問題が同時に問われる。レビューでは、「山場で主人公が勝つか負けるかだけでなく、誰を守るために何を捨てるかが問われているため、作品全体の問題が一点に集まっている」と書ける。
結末では、物語がどこへ着地したかを見る。すべてを解決する必要はないが、作品が中心に置いた問題に対して、何らかの答え、傷跡、変化を残す必要がある。復讐を描いた作品なら、復讐後に何が残ったかを見る。恋愛を描いた作品なら、二人が近づいた後に何を引き受けるのかを見る。ホラーなら、怪異が去った後に世界の見え方がどう変わったかを見る。レビューでは、「事件そのものは解決しているが、主人公が何を受け入れたのかまで描かれているため、結末が作品の答えとして機能している」と書ける。
読後の残り方では、読者が何を覚えて帰るかを見る。人物の選択、関係の変化、最後の一文、山場の判断、作品固有の問い、忘れにくい場面が残れば、作品として強い。読後に設定だけが残り、人物の選択が残らない場合は、作品全体の印象が弱くなる。レビューでは、「世界観よりも、最後に主人公が相手の名前を呼ぶか迷う場面が残るため、人間ドラマとして記憶に残る」と書ける。
作品として高く評価するのは、中心に置いた問題が明確な作品、出来事が次の制約へ繋がる作品、人物の信念が変化や代償を通して深まる作品、各場面が後の山場に意味を持つ作品、山場で作品全体の問題が衝突する作品、結末が作品の答えとして残る作品である。
作品として弱いと判断するのは、中心に置いた問題が途中で薄れる作品、事件が並ぶだけで積み上がらない作品、人物が変化しないまま同じ反応を繰り返す作品、場面の役割が説明や移動に偏る作品、山場がそれまでの信念や代償と結びつかない作品、結末で何が変わったのか読者に残らない作品である。
レビューを書く時は、作品全体のどこが強く、どこで積み上げが切れているかを書く。「序盤は家族からの逃走を中心に置いているが、中盤以降は敵の説明へ比重が移り、主人公が何から自由になりたいのかが薄れている」「各事件は面白いが、事件後に関係や目的が変わらないため、作品全体として積み上がりにくい」「山場で主人公の勝利は描かれているが、その勝利が信念の更新や代償の回収に繋がっていないため、結末の印象が軽くなっている」のように、作品全体の強さと弱さを繋げて書く。
人物としての評価
人物としての評価では、登場人物が物語の中で自分の意思を持って動いているかを見る。確認する順番は、欲求、信念、判断、選択、代償、変化である。主人公が何を欲しがっているか、その欲求が場面ごとの行動に出ているか、重要な場面で何を選び、何を失ったかを見る。
評価では、人物の属性や設定の多さより、行動の理由を見る。優しい人物なら、何を失っても誰を助けるのかを見る。冷たい人物なら、なぜ距離を取るのか、どの場面で距離を崩すのかを見る。強い人物なら、何にだけは負けるのかを見る。レビューでは、「人物の信念は見えているが、その信念を守るための代償が場面に出ていないため、強さが設定で止まっている」と書ける。
人間ドラマとしての評価
人間ドラマとしての評価では、人物同士の関係が場面を通して変わっているかを見る。確認する順番は、関係の始点、衝突、隠しているもの、選択、関係の変化である。会話や事件の後に、相手を見る目、距離、信頼、警戒、依存、罪悪感が変わっているかを見る。
評価では、仲が良い、仲が悪いという状態より、その関係がどう動いたかを見る。助けたことで借りが生まれる。嘘を守ったことで信頼を失う。拒絶したことで相手の本気が見える。レビューでは、「二人の会話は成立しているが、会話の後に関係の温度が変わらないため、人間ドラマとして場面が前へ進んでいない」と書ける。
構成としての評価
構成としての評価では、出来事が順番に積み上がっているかを見る。確認する順番は、冒頭の提示、中盤の変化、山場への集約、結末での回収である。前の場面の選択や失敗が、次の場面の条件になっているかを見る。
評価では、事件の数より、事件同士の繋がりを見る。事件が起きる、解決する、次の事件が起きるだけなら、話は進んでも物語は積み上がりにくい。レビューでは、「各場面の出来事はあるが、前の選択が次の制約になっていないため、連続した物語としての圧力が弱い」と書ける。
ジャンルとしての評価
ジャンルとしての評価では、そのジャンルを読む読者が期待する快感を渡せているかを見る。確認する順番は、ジャンルの約束、読者が待つ場面、作品固有の外し方である。恋愛なら近づく過程、ホラーなら分からなさと逃げ場のなさ、バトルなら勝ち方と代償、ミステリーなら疑問と解明を見る。
評価では、ジャンルの型を理解したうえで、その作品がどこを変えているかを見る。型を使うだけなら埋もれる。型を壊すだけなら読者の期待を外す。レビューでは、「ホラーとしての異常現象はあるが、人物が何を誤認し、何から逃げられないのかが弱いため、恐怖の快感が届きにくい」と書ける。
独自性としての評価
独自性としての評価では、その作品でなければ読めない要素があるかを見る。確認する順番は、題材、人物の信念、関係の組み合わせ、語り口、代償の置き方である。珍しい設定だけでなく、その設定が人物の判断や関係変化に結びついているかを見る。
評価では、見た目の珍しさより、物語の動き方の違いを見る。追放ものでも、追放後に何を得るか、誰と関係を結び直すか、何を失ったまま進むかで別の作品になる。レビューでは、「題材は既存の型に近いが、主人公が勝利より関係の修復を選ぶため、同ジャンル内で違う読後感を作れている」と書ける。
読者体験としての評価
読者体験としての評価では、読者が読みながら何を感じ、どこで先を読みたくなるかを見る。確認する順番は、掴み、理解のしやすさ、感情の動き、緊張の維持、読後の記憶である。読者が迷わず入り、途中で期待を持ち、最後に何かを持ち帰れるかを見る。
評価では、作者が何を書いたかだけでなく、読者に何が起きるかを見る。説明が正しくても読者が疲れるなら弱い。展開が派手でも感情が動かないなら弱い。レビューでは、「情報量は多いが、読者が次に知りたい疑問より先に説明が続くため、読む勢いが落ちやすい」と書ける。
倫理と扱い方の評価
倫理と扱い方の評価では、暴力、虐待、差別、病気、障害、性、死などの重い題材が、物語上の必要性と人物の変化に結びついているかを見る。確認する順番は、題材を置く理由、人物の受け止め方、結果として生まれる選択、読者へ渡す意味である。
評価では、重い題材を出した量より、その題材が人物や関係をどう変えたかを見る。悲惨さだけが増えて、選択、代償、変化に繋がらない場合は弱い。レビューでは、「虐待描写は強いが、その経験が主人公の判断や他者との距離にどう残っているかが薄いため、悲惨さが人間ドラマへ変わりきっていない」と書ける。
宣伝物としての評価
宣伝物としての評価では、タイトル、表紙、あらすじ、紹介文、Webページが、本文の良さを正しく伝えているかを見る。確認する順番は、読者対象、見た目の印象、読む理由、本文との一致、記憶に残る言葉である。
評価では、宣伝物が目立つかだけでなく、本文へ合う読者を連れて来ているかを見る。重い人間ドラマなのに軽いラブコメの入口にすると、読者の期待がずれる。レビューでは、「表紙の印象は強いが、本文の中心である関係の痛みが紹介文に出ていないため、作品に合う読者を取り逃がしている」と書ける。
という訳でまとめたものがこんな感じで、自分は有料コンテンツとして自分の活用や新作発表等を先に行い、レビューは全文無料公開と分ける、今日はもう50作品読み終わったので着手しているところである。




