ルナリアの恋
アマリリスの両親の親密度の調査をしていたきなこだけど、何やらHな事と親密度が関係しているらしい
アマリリスが母様と話しているきなこの所に近づくと、
きなこ「お嬢、母様にもっと綺麗になれる方法を教えてあげたらどうだ。」
アマリリス「えっ?化粧以外に私が母様に教える事なんてないと思うけどね。」
きなこがアマリリスの横に行き耳打ちをした。
きなこ「母様がHで濡れなくて痛いんだって、何かいい方法は知らないかい?」
アマリリス「母様になんて事を聞いてるの…」と話を切り上げて、アマリリスが母様にオススメの化粧品を教えていた。
カモミールが部屋から出て、自身の部屋に戻って行った。
アマリリス「先輩、あまり過激な事を教えないでね。」
きなこ「過激な事じゃないだろ。」
アマリリス「十分に過激だよ。」
きなこ「そうなの?前世の普通は過激なのか、知らなかったよ。」
アマリリス「先輩はこの世界に来てどれくらいなの?」
きなこ「真央に呼ばれる少し前に来たんだ。」
アマリリス「そんなに経ってないんだね。」
きなこ「そうなんだ。真央はいつからこの世界にいるんだ?」
アマリリス「1年前にこの世界に来たの」
きなこ「それなら、いろいろ教えてくれたら嬉しいよ。」と言いながら、昔の懐かしい話をしながら眠りについた。
朝になって、学園に登校すると、ナルシス殿下の周りにいる殿下の学友の事でいろいろ話されていた。その中には、ナルシス殿下の元婚約者候補の人もいた。アマリリスが婚約者になった時に候補として他に3人の令嬢がいたが、最終的にアマリリスに決まった。
基本、婚約者がこの時点でいるのは王族の男子だけで、他の者は18歳になるまでに婚約者が決まるという感じで、なのでナルシス殿下の学友達が今年又は来年には婚約者が決まるだろう。なので、令嬢達は好きになって貰おうと頑張っているのである。
アマリリスはナルシス殿下の婚約者なので、その必要はないはずなのだが、来年になると聖女が入学して、その聖女にナルシス殿下を奪われるらしい。その際に、アマリリスが悪役令嬢として裁かれて国外追放になるらしい。
普通で考えたらあり得ないがラノベの世界では普通にある事みたいだ。すごい世界観だなときなこは思った。
ナルシス殿下の学友で一番の目玉はアマリリスの兄様であるフロランだった。ナルシス殿下の右腕であり、小さい時からの遊び相手であった。残りは5人いるが、みな公爵か辺境伯を親に持つ者だった。なので、競争率が高かった。
フロランを攻略するには随分と苦労するだろうな。ナルシス殿下大好きっ子なのだから、きなこは高みの見物をしようとしていた。
アマリリスは受講する為に講堂に向かって行ったが、途中で呼び止められた。
リナリア「アマリリスさん、今日は随分とお綺麗ですね。」
アマリリス「そうですか?」
リナリア「透き通る様な肌をして、とても綺麗ですよ。」
アマリリス「ありがとうございます。」
リナリア「何か、秘訣でもあるのですか?」
アマリリス「秘訣ですか。」と言って、そういえば今朝起きてから化粧水をたっぷりと肌に含ませてから登校してたのを忘れてた。
リナリア「内緒なんですか。そうですよね。」
アマリリス「そう言うわけじゃないんですの。美味しい物を食べて良く寝る事ですわ。」
リナリア「アマリリスさんが考えた料理法で作る料理はとても美味しいですもんね。納得ですわ。」
アマリリス「いえいえ。そんな大した物ではないので…」
アマリリスがきなこに助けを求めた。きなこがリナリアを鑑定すると、アマリリスへの親密度は赤で20だった。きなこはリナリアが好きなのは誰か聞きだしてほしかった。
アマリリス「リナリアさん、最近好きな人が出来たんですか?」
リナリア「貴方の兄様ですよ。でも、他にも気になる人はいますけどね。」
アマリリス「そうなんですか。他に気になる人って誰ですか?私の知ってる人ですか?」
リナリア「ライさんです。」
アマリリス「ライさんだったんですね。素敵な人ですよね。」
リナリア「そうなんです。」と言って頬を赤く染めていた。アマリリスはすごく可愛いと思っていた。応援してあげたい。そう思っていたら、きなこがリナリアを再鑑定した。リナリアからライの親密度は赤80だった。きなこはこのライが本命だなと思った。
きなこはアマリリスにライがどの人か、出会ったら教えてくれるように頼んでいた。双方の親密度を見て、どうしたらカップルになるのかいろいろ試してみたい気分になった。
アマリリスの学園での同級生のリナリア嬢の恋の予感がするのね
きなこがいろいろ試したくなってるのヤバいと思う




