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アラフォーオタク女は転生悪役令嬢だけど愛の伝道師のあるじ  作者: まめ大福


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召喚したらケットシーだった

アマリリスの前世はパティシエだが、料理も出来るのでこの世界での食事が口に合わなかったので変革するために父様にお願いしていた

それから時は過ぎて、アマリリスが学園に入学した

 学園初日は入学式だけであった。

 入学式で、役員会の挨拶の時に役員会は会長・副会長・書記・会計・庶務の5人がいた。会長はナルシス殿下、副会長はフロランだった。ナルシス殿下が新入生への挨拶をしている中、フロランはその言葉にウットリした表情でナルシス殿下を見つめていた。アマリリスはそれしか見ていなくてナルシス殿下の言葉を聞いていなかった。


 アマリリスが屋敷に戻ろうとしたが、フロラン兄様に役員会での仕事があるので、アマリリスは1人で屋敷に戻っていった。

 屋敷では、料理長がアマリリスが帰って来るのを待っていた。

 料理長「お嬢様、今日はどういったメニューにしますか?」

 アマリリス「そうですね。卵を使った料理はどう?それと、魚を焼いたり蒸したりしてもいいわね。」

アマリリスは王様からいろんな調味料を探すという使命を受けたが、王妃教育も続けるという条件での使命だった。だが、市場で調査をしたが、塩しか見つからなかった。だが、調理道具を作ってくれる職人を見つけたので、蒸し器という物の作り方を説明して作った。それと、同時にパン酵母も発見して、作れる様になったので、柔らかいパンも食べられる様になった。

 

 アマリリスが学園に入学して数日経ったある日、魔法の授業で各自が自身の召喚獣を呼び出す授業があった。

 大半の生徒は呼び出せても下級の精霊や魔獣だった。数人の生徒だけが初級以上の精霊や魔獣を呼び出す事に成功していた。その中に、この国の第二王子であるローレンス殿下がサラマンダーを呼び出していた。次にアマリリスの番になった。

 アマリリスが召喚陣の所に行き、召喚陣に魔力を注ぐと召喚陣が光りだし、茶トラのケットシーが召喚された。

 アマリリス「きなこ。」咄嗟に出た言葉がきなこだった。茶トラのケットシーの名が「きなこ」になった。アマリリスはラノベでは水の上位精霊のウィンディーネが召喚獣となるはずだったのに、なぜケットシーで茶トラ?アマリリスは前世のホテル時代にその時の男性先輩と一緒に可愛がっていた猫が同じ様な茶トラだったので、その時の名前を口にしていた。


 召喚された茶トラのケットシーは実は転生した牧野雄太であった。

 雄太「俺って、きなこっていう名になったんだ。そういや、昔の職場で可愛がってた猫も茶トラできなこだったな。っていうか、きなこって、この世界では猫に名付ける名前なのか?」

 

 講師「アマリリスさん、随分と珍しい召喚獣ですね。ケットシーを召喚されるなんて何て素晴らしいんでしょう。」

 ローレンス「随分と聞かない名前をつけたんだね。」

 アマリリス「何故か不意に出た名前をつけたんです。でも、可愛いでしょ。」

 ローレンス「そうだね。そのケットシーに何故か似合いの名前の様に思われるね。」


 雄太「きなこって、やっぱり使わない名なんだな。」と言いながら、雄太はアマリリスを鑑定していた。雄太はアマリリスのステータスを見ると名前がアマリリス・アベリア(北条真央)と表示されていた。北条真央というこの名前に記憶があった。ホテル時代の後輩で思いを寄せていた女性だった。咄嗟に出た言葉で

 きなこ「真央?えっ?」

 アマリリス「えっ?」何で前世の名前を知ってるのこのケットシーは?慌てて、人の居ない所に移動して、きなこに問いかけた。

 

 アマリリス「きなこ、何でその名を知ってるの?」

 きなこ「鑑定したら、名前があったので呼んだんだけど。」

 アマリリス「鑑定?この世界ではその名で呼ばないでね。分かった。」

 きなこ「分かった。」

 アマリリス「後で、詳しくいろいろ聞くから覚悟しなさいね。」

 きなこ「そんなに脅さなくても大丈夫だよ。」とアマリリスの頭を撫でていた。前世のホテル時代に雄太が真央に何かあるたびに頭を撫でていた時の癖だった。

 アマリリスは好きだった先輩に頭を撫でられている様な錯覚を覚えていた。


 そうこうしているうちに授業は終わっていた。講堂に戻ると、召喚獣(精霊)で常時召喚する者もいれば、その時に召喚する者もいた。アマリリスは常に召喚する方を選んだ。

 ローレンス「アマリリスさん、そのケットシーを触ってもよろしいでしょうか?」

 アマリリス「どうぞ。きなこが怒らない程度にどうぞ。」

 ローレンス「可愛いケットシーだね。伝承でのケットシーって怖いイメージがあるんだけど、このケットシーは別だね。触らせて貰えてありがとう。」

 きなこはローレンスも鑑定していた。


 名前 ローレンス・アユース

 種族 人族(アユース国 第二王子)

 スキル 火魔法・魔法耐性

 親密度 70


 きなこはローレンスのステータスを見て、親密度70?って何だ?

学園での授業で召喚したが思いのほかラノベと違う魔物(精霊)が召喚された

召喚した魔物はケットシーでこのケットシーが愛の伝道師というのはもう少し後の話である

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