きなこの前世での思い出
アマリリスは役員会の仕事を終えて屋敷に戻っていく
役員会での作業もひと段落したので、今日の作業は終わりにして屋敷に戻って行った。
屋敷に戻ったアマリリスときなこだが、屋敷に待ち構えていたのは母様のカモミールだった。
カモミール「アマリリスときなこさん、お帰りなさい。」
アマリリス「母様、ただいま戻りました。」
きなこ「ん?」
カモミール「ねぇ。後で部屋に行ってもいいかな。」
アマリリス「どうぞ。」と言って、アマリリスときなこは部屋に向かった。その後を追うようにカモミールも着いて来た。
アマリリスが部屋に入ったと同時にカモミールが部屋に入って来た。
アマリリス「母様、後ろに付いて来てたんですね。」
カモミール「アマリリス、ごめんね。話したい事があったからついついね。」
アマリリス「何の話ですか?」
カモミール「今日も王妃様のお茶会があって参加したんだけどね。その時に聞かれたのよ。」
アマリリス「何を聞かれたんですか?」カモミールがきなこの方を見ながら
カモミール「私と旦那様の夜の営みの事で聞かれたの。」
アマリリス「えっ?」
きなこ「そうだと思った。」
アマリリス「えっ?」
カモミール「きなこさんは分かっていたんですね。流石ですね。」
きなこ「それで、夜の営みの回数の事だろ。」
カモミール「そこまで分かってらっしゃるんですね。」
きなこ「マリーの考える事だ。大体分かるよ。」
カモミール「それで、素直にする日数と回数を答えたら、驚いてたの。」
きなこ「マリー達は毎日して回数も多分5回以上だろ?」
カモミール「きなこさんは何でもご存知なんですね。」
きなこ「それは想像できた事だからな。それにしても、やりすぎだな。」
カモミール「きなこさん、王妃様がもっと相談にのって下さい。と頼まれてしまいました。」
きなこ「そのうちな。その前に防音結界の使い手を探す方が先決だと、伝えてくれるか。」
カモミール「分かりました。」と言って、部屋を出て行った。
アマリリス「先輩は何でも分かるんですね。」
きなこ「お嬢、ナルシスの状態を見れば見当はつくだろ。朝方近くまでしてるだろうから、ナルシスがああなるんだよ。」
アマリリス「それで、ナルシス殿下が寝不足なんだね。」
ジャスマンも帰宅したので、夕食の時間になってみんなで食事をしていた。
ジャスマン「食べてる時にこんな話はしたくないんだが、聞いてくれるか。」
カモミール「どうしたんですか?」
ジャスマン「週明けから少し王宮の用事で屋敷を空ける事になる。」
カモミール「そうなんですか。いつお帰りになるのですか?」
ジャスマン「そうだな。早くても週末かな。」
カモミール「それなら、大丈夫ですね。」
ジャスマン「そうだな。」
ジャスマンとカモミールはニヤニヤしていた。
アマリリス「明日ですが、リナリア・ウォルナット令嬢の公爵邸でお茶会に参加して来ます。」
カモミール「私も王妃様のお茶会に参加して来ます。」
ジャスマン「2人共、気をつけて行ってくるように。」
カモミールとアマリリスは「はい。」と声をそろえて返事をしていた。
夕食も終わり各自が部屋に戻って行った。
アマリリスは明日の為に、下着セットを新調していた。流石に前世風のドレスや服を着て行く事は出来ないので、今あるドレスを少し改良したドレスを着て行く事にしていた。
暑い日も寒い日も同じ様なドレスなので、ドレスを夏用冬用のドレスに改良していた。今は暑いのでシルクみたいな通気性のいい生地を中にして少し空気の層が出来る様に改良していた。
これらは、前世でのコスプレ服を制作していた時にいろいろ工夫していたので、その時の経験を生かして改良していた。真央はレイヤーをしていた時はいろんなきわどい服も仕立てて着ていたが、基本はあまり肌を見せないような服を選んで制作して着ていたレイヤーだった。それが周りに受け入れられて有名なレイヤーになっていた事を知っていた雄太だった。
雄太の前世でのPCデータの中に真央のコスプレ写真や動画が保存されていた事は真央は知らなかったのである。雄太はレストラン時代の気を許した後輩が辞めてからも気になっていたのであった。レイヤーをしていた事を知ってから、何度か隠れて写真や動画を撮っていたのは内緒だった。
きなこの前世の気持ちも含めての思い出を




