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アラフォーオタク女は転生悪役令嬢だけど愛の伝道師のあるじ  作者: まめ大福


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役員会メンバーの親密具合の確認

王と王妃の企みはきなこだけであった

役員会メンバーの進歩はどうなんだろう

 フロランとダリア間で意外な展開であったが、ダリアがフロランの少し緩んだ微笑みを見て益々冷たい視線で見ていた。

 一方のリナリアとライはというと、2人共に黙々と作業をしていた。時々、他愛のない会話をしたりして場を壊さない程度の会話をしていた。昨日はライが自分の事をいろいろ話をしていたので、リナリアの事を知りたいという気持ちが芽生えたのか、ライが積極的にリナリアの事を聞きまくっていた。

 リナリアの事を根掘り葉掘り聞きだそうとして反対にリナリアに怒られていた。


 ナルシス殿下の元婚約者候補の最後の1人であるサルビアはゼファーのサポートメンバーとして一緒に作業をしているが、ゼファーの落ち着きのある声で罵られたいという願望から作業を黙々としていた。

ナルシス殿下の元婚約者及び婚約者はみんな美人でスタイルがいいので、ゼファーはどういった対応をしたらいいのか悩んでいた。

 ゼファーは幼い時からロドス辺境伯を見て育ったので、剣の達人でないといけないと思い込み毎日の鍛錬をしている程だった。なので、女の人の対応をした事が無かったのでどうすればいいか悩んでいた。それに3年生になった事により、1つ下の令嬢から声をかけられて一段と悩んでいた。

 ゼファーが部屋を出るとその後ろを追う様にサルビアが少し下がった位置でゼファーに付いて行った。

 ゼファーを気に入っている令嬢達はサルビアの行動を見て、多少諦める令嬢も出ていた。それに、サルビアと共に行動をしている時には誰も声をかけられる事が無かった。


 次はオドラーとソノーラはどうだろうか。

 オドラーは生粋のロリコンで今まで言い寄ってきた令嬢は辺境伯という地位に惹かれてきた人が多く、大半がスタイルがいい。それに綺麗な人が多かった。オドラーはそういった体型や顔に一切興味がなかった。顔は童顔で可愛い。身長は低く、幼い子みたいなスタイルがドストライクであった。

 一方でソノーラは、顔は童顔で美人だが、身長は150cmで胸は小さくお尻も小ぶりだった。剣は全く使えないが魔法は火・風魔法が使えた。

 オドラーはソノーラのアンバランスな顔と身体が好きになっていた。ソノーラは一緒の部屋で作業をしていても、見向きもしないので脈が無いと思っていたが、オドラーは凄く気になっていた様だ。


 次はライラックとベンジャミンはどうだろうか。

 ベンジャミンの部屋でライラックと作業をしているが、見た目が怖いベンジャミンの指示でなくて可愛い見た目のライラックの指示で作業をしている。何故こんな事になっているのかというと、最初にこの部屋に来たときに、ベンジャミンが真剣な眼差しでライラックを見ながら、とても小さな声で指示をした事が始まりだった。この部屋にはベンジャミンとライラックしかいない密室だった事が災いした。

 ライラック「何て言ってんの?」と強い口調で言うと、

 ベンジャミン「すみません。」と聞こえてなさそうなほどに小さい声で答えた所。

 ライラック「何だって?」と更に強い口調で言ったら、ベンジャミンが黙ってしまった事が始まりで、これの影響で主導権がライラックに移ってしまった。

 だが、ライラックはベンジャミンの怖い顔を見ても可愛いと思ってしまっていた。どこか守ってあげたいという母性が働いているのかもしれない。

 ベンジャミンの方は、ライラックの見た目と違い一瞬怖いと思ったが、時々可愛い一面を覗かせる時があって、何故か気になる存在になりつつあった。

 今のところの主従関係は逆転しているが、役員会メンバーと会っている時はベンジャミンをたてているので誰も気づいていない。


 最後はカトレアとエルムの場合はどうだろうか。

 エルムは部屋では黙々と1人で作業をしている。カトレアは何もせずに椅子に座っているだけであった。エルムは今までの令嬢達と一緒でカトレアを面と向かって会話する事がなかった。会話をする時はいつも下を向いて会話をしていた。カトレアはエルムの顔を見ながら会話をしたいがなかなか顔を見てくれないエルムに苛ついていた。この2人は見た目だけならお似合いなのにくっつけるのは大変そうだ。

 カトレアは唯一エルムだけが胸を見ないで会話をした事に好感を持ったがそれ以外がダメなので親密度が下がっていた。


 役員会メンバーが決まってから数日経った状態であった。大半が良い傾向にあったが、カトレアとエルムが今の状態では最悪だった。

 これなら、進級した時にはナルシス以外は全て婚約又はカップルになっている可能性は高いと思う。ナルシスだけはこれ以上アマリリスと要らぬ交流は避けて、出来ればマリーを取り込んで円満に聖女にナルシスを差し出すだけであった。そうしたら、アマリリスの国外追放は無いと思う。

 その為には、きなこにみんなの助言と大人には夜の営み相談で親交を深めて固めていこうと思う。

 その前にアマリリスには、結界魔法の重要性を王と王妃に伝え、使い手を増やす様に助言をしていく必要があると思う。

 そういえば、王宮の魔術師団の防音結界を張れる唯一の人はどうなっているんだろう?

各役員会メンバーの今の現状を把握するためにきなこは動く予定

大人の相談もあればするらしいね

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