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アラフォーオタク女は転生悪役令嬢だけど愛の伝道師のあるじ  作者: まめ大福


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24/28

フロランが興奮している

アマリリスが宮殿に呼ばれ王と王妃と会話をしたけど、本当の目的はきなこだった

きなこからの夜の営みについての相談だった

 部屋で休んでいたアマリリスの所に屋敷に帰って来ていた父様のジャスマンが来た。

 ジャスマン「アマリリス、今日は宮殿での事、ご苦労であった。」

 アマリリス「父様、王宮の魔術師団の中に結界魔法の使い手は少ないんですの?」

 ジャスマン「魔術師団の結界魔法の使い手は少ないな。2人だけだ。」

 アマリリス「そんなに少ないんですの?」

 ジャスマン「他の魔法を使う者は多いが、結界魔法の使い手はいないな。」

 アマリリス「王様が私の防音結界を見ての反応があれだったんですね。」

 ジャスマン「王妃から王にアマリリスの防音結界の情報が伝わっていたので、直ぐにアマリリスを宮殿にというのが本音だった。」

 アマリリス「そうだったんですね。」

 ジャスマン「話はそれだけで済んだのか?」

 アマリリス「話的に言うと、私はおまけで本当はきなこが目的だったみたい。」

 ジャスマン「えっ?きなこが目的だったの?」

 アマリリス「そうですよ。きなこも気を使って私自身に防音結界を張って対応してたからね。」

 ジャスマン「きなこさん、それは本当ですか?」

 きなこ「本当だよ。だって夜の営みでいろいろ聞いてきたんだよね。」

 ジャスマン「きなこさん、カモミールから王妃に伝わっていたんですね。すみません。」

 きなこ「気にしなくてもいいよ。何事も夫婦円満がいいからね。」

 ジャスマン「そう言ってもらえると助かります。」と言って、ジャスマンは安心して部屋から出て行った。


 翌朝、いつものように朝食を食べて、準備してそれぞれが出掛けて行った。

 フロランとアマリリスは学園に行き、それぞれが自分の講堂に向かった。アマリリスが講堂に入り、自分の席に着いて講義の準備をしていると、リナリアが横にやって来た。

 リナリア「アマリリスさん、おはようございます。今日は役員会に行くんですか?」

 アマリリス「リナリアさん、おはようございます。そうですね。他に予定が無いので役員会に行くと思いますわ。」

 リナリア「アマリリスさん、私への助言をしてくれてありがとうございます。今、とても幸せです。」

 アマリリス「それはよかったですね。これからも幸せになって下さいね。何かあれば応援しますからね。」

 リナリア「ありがとうございます。」と言って、自分の席に戻って行った。


 リナリアは昨日、ライのサポートをする為にライの部屋に行っていた。そこで、ライに婚約者がいるかどうかの話になった。ライには婚約者はいなかったが小さい頃に気になった人がいた。という事を聞いたが、その人が今どこにいるのかも分からない。という話も聞いていた。

 リナリアも小さい頃に今と違う髪色で母方の祖母の屋敷に遊びに行っていた時期があり、その時に年相当の男の子を慰めた事があった。でも、その事はリナリアは忘れていた。

 もしかして、リナリアとライは小さい時にもう既に出会っていたのかも知れない。

ライには婚約者もいない。恋焦がれている人もいない事が分かり、自分にも可能性があるという事で喜んでいたのである。


 講義も全て終わり、アマリリス達は役員会に向かった。

 アマリリスは会長室に入ると、ナルシスが椅子に座って居眠りをしていた。その居眠りをしている姿を眺めている者がいた。それは、副会長であるフロランだった。アマリリスはそれを見て、ナルシスが寝ている事を良い事にフロランが近づいてキスをしている。という妄想を働かせていた。妄想をしているアマリリスを横目で冷たい視線を向けるきなこであった。


 アマリリスが入って来たのを見たフロランは慌てて部屋を出て行った。

 副会長室に慌てて戻ったフロランだが、既に副会長室に来て、書類の整理をしていたダリアから冷たい視線を浴びていた。

 フロランはダリアの冷たい視線を直に浴びていたが少し興奮するフロランがいた。

 フロランは椅子に座り、演武大会が近いうちに開催されるのでその書類を確認していた。


 演武大会では学年毎に優勝者を出し、最後は優勝者同士で全体の最優秀者を表彰するというイベントがあった。5学年あるが、5年期生はほぼ学園に来ないので免除、実質4年期生から1年期生の4学年で開催されるのであった。

 演武大会の内容は、武器魔法の使用、召喚獣の使用、身代わりの印が壊れたら失格、ギブアップ又は戦意喪失で敗因。大掛かりな大会なので優勝者同士の戦いの時は王と王妃が観覧するという。後、騎士団や魔術師団に入団のスカウトがある。なので、家督を継げない子息令嬢が本気で大会に参加する者もいるそうだ。


 役員会メンバーはこの演武大会には基本参加しないらしい。この演武大会にアマリリスが参戦したら、多分優勝するであろう。なぜなら、きなこは魔法は全属性で錬金術で何でも錬成出来るし、鑑定で弱点を攻めればまずは負けない。


 フロランは演武大会の参加者リストを見ながら、チラチラとダリアを見ていた。冷たい視線を浴びるのはダリアとアマリリスだけであった。普段は好意の視線をあびるのは慣れていたが冷たい視線を浴びて興奮していたフロランであった。

アマリリスの宮殿での件はとりあえず終わった

アマリリスは学園でリナリアの恋の架け橋をしている

ダリアは好きでもない人には冷たいのでついつい冷たい視線で見ていたがフロランにとってはご褒美だった

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