第七話 お爺ちゃんを信じて
サーシャ達の話にメニも加わり、四人で話し合っていた。
シャード「何で私達が探さなきゃならない訳?人探しなんて警察に任せておけばいいでしょ!」
メニ「皆んなで探した方が早いでしょ。警察だってそんなに沢山の人数で探さないかも知れないし、それに私達は昨夜行って来たから対策も立てられるでしょ?」
エルニャ「対策ってどんなの?」
メニ「昨夜の森での現象を、私なりに調べてみたんだけど、それでこの本にたどり着いたの」
メニは手に持っていた大きな本を、テーブルに乗せて皆に見せた。
その本のタイトルは『妖精大辞典』だった。
メニ「この本は1ページ目に、この羽ペンで調べたい事を書き込むと、それが記されてるページが開かれるの。じゃあ、やってみるね」
『いたずら好きで、人の髪の毛を三つ編みにする妖精』
すると本のページが勝手に捲れていく。
そのページは開かれた。
メニ「これ!このピクシーっていう妖精が、あの森に居るのよ!」
シャード「よくそこまで調べたわね…」
エルニャ「一人で調べたの?」
メニ「当たり前でしょ!他に誰がやってくれるって言うの?」
サーシャ「メニ、すごーい!」
メニは褒められると、満面の笑みを浮かべて、得意げになった。
エルニャ「じゃあそこに書いてある、おまじないみたいのでピクシーの悪戯を交わすって言うのね?」
メニ「そう!この大辞典シリーズに書いてある事は確かだって、私のお爺ちゃんが言ってたから本当に効くのよ」
エルニャ「じゃあ、お爺ちゃんの事信じてみようか!」
シャード「そうね、それしか無いわね」
メニ「それじゃあ皆んな、頑張ろう!」
サーシャ「おう!」




