第二話 怪奇現象が気になる!
メニ「ね!行ってみようよ、面白そうだし」
シャード「私は遠慮しとくわ」
サーシャ「わ、私も行かないかな、や、やめとく」
メニ「ええ!?私一人って寂しい」
シャードが洗い物をしながらメニを説得する。
シャード「大体、まだ情報が少ないんだから、待った方がいいわよ。危ないかもしれないじゃない」
シャードが洗った物を受け取って、布巾で水気を拭き取りながらサーシャも説得に加わる。
サーシャ「そうそう。何があるか分からないし」
メニ「ははーん。もしかしてアンタ達いい歳してお化けが怖いとか!?え、そうなの!?」
シャード「な、何言ってるのよ、バカ言わないでよ、そんな訳ないでしょ、ねえ?」
サーシャ「う、うん、まあ」
メニ「じゃあ何、なんでな訳?」
その時ドアベルが鳴った。
「いらっしゃい」
エルニャ「久しぶり」
サーシャ「あ、エルニャ久しぶり、元気だった?」
エルニャ「まあまあかな。久しぶりに此処のお菓子食べたくなって来てみたのよ」
シャード「パンも美味しいわよ」
エルニャ「じゃあ、ちょっと見せてもらうわね」
エルニャは店の中の商品をゆっくり選んでいる。
そこに新聞を手に持って、メニが近づいて行く。
メニ「エルニャ」
エルニャ「ん?何?」
メニ「これ知ってる?」
メニは新聞の記事をエルニャに見せる。
エルニャ「怪奇現象?あら、面白そうね、東の森…」
メニ「よかったら一緒に行ってみない?」
エルニャ「せっかくだけど、夜中じゃないとダメなら、キルフスと行ってみたいわ」
気を落としながらメニは聞いた。
メニ「私とじゃダメなの?」
エルニャ「何かあった時大変でしょ?ボディガードが必要よ。キルフスの方が役に立つでしょ」
メニ「ええ!?私じゃ役に立たないっていうの!?酷い!」
エルニャはパンとお菓子を乗せたトレイを持ってカウンターに持っていく。
サーシャ「本当に行くの?」
エルニャ「勿論」
シャード「こ、怖くないの?」
エルニャ「大丈夫よ、キルフスが一緒だし。じゃあまたね」
「ありがとうございました」
エルニャが帰って行くのを見送ったサーシャたちは再び仕事に勤しんだ。
そんな中メニだけは気を落としながら朝食を食べていた。
しかし、簡単には諦めないのがメニの性格だった。
メニ『よし、一人で見に行ってやる!』




