漢さ!燃えろ!
3階へ上がると、不思議な光景が広がっていた。
親父「お前の女中は負傷しただけだろ!家の娘は手ごめにされた挙げ句、死んだんだぞ!」
被害者の会員「うるせぇな!俺の家は全壊したんだ!」
親父「おい!お前ら何見てる!撮るんじゃない!」
ドコドコ、、、、
浜村「何がどうなってんだい?!」
マンテツ「おすみさんのお父さん、、、どうしよう、、、。」
浜村「そんな事より、キミミは手術室の隣だ、今のうちに!」
抜き足差し足部屋の名札を確認し、キミミの病室を覗くと、、、。
「君がマンテツ君かね?」
枯れた低い声がマンテツの耳をつんざく。マンテツは恐る恐る後ろを振り向いた。
キミミの父「どうも私がキミミの父です。今まであつおの事をありがとう。」
カチャ、、、
キミミの父はドアを開けてマンテツに握手を求めた。
キミミの父「話はあつおから聞いたよ。今まで面倒を見てくれて息子、喜んでたよ。しかし、、、」
キミミの父はチラリとキミミを見やると、肩を落として俯いた。
マンテツ「貴方は一体どうやってここへ、、、!?」
するとキミミの父親は笑いながらため息をつくと、おもむろに話しだした、、、。
父親「こうなる予感は最初からしていたんだよ。だから私は病院の裏口から入って、バレない様に変装してきたんだ。」
浜村「じゃ、じゃあ、貴方は、、、、」
父親「そう、私はもう悪名のついた日銀のブリーフメーソンさ。」
キミミの父は俯きながら照れ臭そうに頭をかいて笑った。
マンテツ「、、、よくご無事で。」
父親「いや何、危うく自分の変装がバレそうになった所を息子の念力で助けられたんだ。全く、親バカさ。」
マンテツ「そうだったんですか、、、。ご迷惑を。」
マンテツは旅館の件で深く頭を下げて詫びた。
父親「いや、、、、超能力をつけさせた私が悪いのさ。」
浜村「、、、あつお君、大丈夫なんですか!?」
父親「、、、後もって数週間の命だそうだ。母はショックで寝込んでしまった。」
キミミの父はマンテツや浜村の問いに動揺しながらも、立ち上がって何処かへ行く準備をしだした。




