七の被災者
母親「マー坊!ご飯だよ!」
母親の声が聞こえる。三人は何かを悟りきった表情で一階の大広間へ降りた。
楳瓦「おう!マンテツ。無事だったか!」
マンテツは大広間の廊下で楳瓦に会った。
マンテツ「ああ、大丈夫だ。お前の方は問題無いか?」
マンテツは落ち着いた表情で問い返した。
楳瓦「大丈夫だよ。何か元気無いな。そっちこそだい、」
大広間へ入った瞬間、マンテツは信じられない光景を目撃した。
横一列に並んだ御善処の前に、メンバーと一緒に守達が並んで座っていたのだ。
カチャカチャ、、、、
「王女の穴!王女の穴!」
「フフヒヒへへ。」
守達はこちらを眺めて何やらニタニタと笑っている。
しかし、守達以上にメンバーの関係者と思われる人物のインパクトがそれを凌駕していた。
(ジョーチューマガジン編集長)白井「どうもこぉ~刺激が足りなくてねぇ。」
脳美「刺激ならこの旅館にたくさんありまっせぇ!おい!そろそろ出はれ!」
パチッパチッ!
脳美は早くしろとばかりに手を叩いた。
“ようこそ!おいでなさいました!!”
ガヤガヤ、ガヤガヤ
チトテンシャン、、、、
琴の旋律と共にたくさんの美女が隣の大きなふすまから出て来た。
お隅さんの親族「馬鹿馬鹿しい!わしらはわしらでやる。」
メンバーと向かい側のお隅さんの親族が続々と退席する。それもそのはず、メンバーの横には漫画家や政界の関係者が名を連ねていたのだ。
珍しい所では魔法瓶会社の社長までいる。まさに日常生活から圧力を加えよう、という意図が見て取れる。
冬田「しかしジョーチューマガジンとはまた妙な巡り合わせですね。」
白井「ケシカラン!それをいうならジョチューマガジンだろ!」
常に時代の流行を追い求めて突っ張るコワモテ、億万長者の白井編集長は新しい刺激に飢えていた。
マンテツ「楳瓦、ピュッ!ピュッ!」
マンテツは楳瓦に集合の合図を送った。
、、、しかし急に大人しくなった楳瓦は一旦、マンテツに気づく事も無く、旅館を出て行った。




