七の被災者2
ファン「キャー!!」
楳瓦が退席するとお隅さんの親族側の席に冬田、脳美のファンが集まった。
脳美「ここからはファン感謝祭や!サンバでも踊ろうかいな!」
脳美が意気揚々と振り撒く。冬田は麒麟の江添崎氏に何やら耳打ちすると、ファンを押しのけ、去っていった。
江曽崎「マンテツ君!」
マンテツ「!?」
丸顔で眼鏡をかけた江曽崎氏は、部屋を出ようとするマンテツ達を見遣るとニタッと笑って呼び止めた。
江添崎「マンテツ君、君はそのままでいいのかい?それとも、、、。」
マンテツ「ど、どういう意味ですか!?」
江添崎「辺りを見たまえ!」
江添崎は周りのファンや女中達を見遣った。
マンテツ「辺りを見たけど、、、、?」
江添崎はピンクの背広を来て何とも金持ちそうな出で立ちである。
江添崎「今私は、ピンクの服を着ている。なぜなら私は上半身は幼児体系だからだ、、、、。」
キャー!キャー!
イヤーン!
江添崎「しかし君はどうだ?上半身は青でも下半身は、、、、。」
マンテツ「まさかあなたは俺を男、、、、」
パッ!
マンテツが興奮して身を乗り出した瞬間、大広間の電気が消え、辺りは真っ暗になった。
ダダダダ!
ドキュン!ドキュン!
脳美「テロや!テロやぁ!」
キャー!
すると脳美にスポットライトがあたり、金色に輝く剣を構えた脳美が映しだされた。
金色の剣を構えた脳美は黒い服を着た怪しい集団をバッタ、バッタと倒していく。
脳美「行くでぇぇ!猛虎追突激!」
黒子「うわぁっ!!」
ドシャ!
食べ物にまみれて、黒子がマンテツにもたれかかる。
マンテツ「ゲェ!、、、、?あれ!?」
よく見ると黒子は以前出会った聖歌隊のリーダーだった。
大研「おい!番長!早く電気をつけんか!」
大研建設の社長は、いかにもヤクザな立ち振る舞いでまくし立てた。
脳美「ブレーカーが、ブレーカーがあがらへんのや、船長!もう、この船は終わりや。」
エェ~
イヤーン!
脳美は悲しい表情で俯いた、、、。




